【難しい本を読めない】入門書から卒業!読書レベルを一段階上げる3つの方法

あなたは「難しい本が読めない」と悩んでいませんか?

  • 簡単な実用書やエッセイの類しか読めない
  • 少し専門的な本になると途端に頭が働かない
  • 周りの人は、難しい本も難なく読みこなしている

専門性の高い、難解で分厚い本。

読むのにはとても骨が折れますよね。
なかなか書いてあることが理解できないなんて、日常茶飯事。

「ちょっと背伸びをしたい場合」もあれば、
「どうしても必要で読まなきゃいけない場合」もあります。

「自分の読書のレベルを高めたい!」

そんなあなたに、
「入門書レベルの読書から卒業できる3つの読書計画」についてご紹介します。

この方法を実践すれば

  • 入門書から専門書へ、スムーズに移行できる
  • 難しい本であっても、読めば読むほど理解が深まる
  • 1つのジャンルに特化して、「自分の専門分野」を育てられる

ちょっとした計画や工夫。
これだけであなたの読書レベルは、簡単に高めることができますよ。

方法その1 専門書を読む前に入門書を3冊読む

いきなり難しい本を読んでも挫折が待っています。

誰だって「知らないジャンルの分厚い専門書にいきなり挑戦」したら、絶対に理解できません。
なので、知りたいジャンルがあれば、まずは難しい本を読む前に入門書をいくつか読みましょう。

「読みたい本に書かれている言葉が、理解できない。」

そんな時は、自分に理解できるレベルまで落としてある本から始めましょう。

焦ってはいけません。
入門書というのは、一般的には

  • 文庫本や新書本。
  • 図解やイラスト入りの見開き2ページの本
  • 子供向けに書かれた本

子供向けに書かれている本は本当に実用的です。
ある意味では「実用書の最たるもの」です。

なぜなら子供向けの本は、当然「小学生や中学生にも理解できる言葉」で書かれています。
それに、「研究者たちの間で意見が一致していない事柄」については、基本的にはジュニア向けには書かれていません。

「これは間違いないという知識」がやさしい言葉で書かれているのです。

ある意味では最高の教科書といえます。

「子供向けに書かれた本がないジャンルならどうすればいい?」

そんなときは、新書本や図解入りの本がとっても使えます。

これを3冊手に入れましょう。

そうすれば、あなたが理解できる言葉が増えてきます。
難しい本への足がかりができるのです。

 

方法その2 再読するほど理解が深まる

難しい本を1度で理解しようとするのはとっても難しいことです。

難しい本ほど、内容が盛りだくさんで、充実しているはずです。
細かいことも、たくさん書いてあります。
もちろん難しければいいわけではありませんよ。

1回で理解出来ないなら、何度も繰り返し読みましょう。

というか繰り返し読むだけで、あなたの理解力が大幅に上がります。

訓練なしに速度も理解も上げる1番の方法は、もう一度読むことです。

まずは入門書を3冊読む。
そうしたら読みたい難しい本にチャレンジする。

難しい本を何とか読み通すことができたら、時間をおいてまた再読する。

こうすることであなたの読書レベルは確実に上がっていきます。

方法その3 好きな物や興味のあるジャンルをどんどん深めていく

難しい本を読むなら、あなたの興味のあるジャンルでなければいけません。

初めて勉強しようというジャンルで、
いきなり500ページもある論文集みたいな本を手に取ったら?

わかるはずがありませんよね。

なので、あなたが

  • 本当に必要としている知識
  • 本当に興味のあるジャンル

こうしたものを、1つ特化して深めていきましょう。

読む本が全て、難しい本でなければいけない必要性はどこにもありません。

まずは簡単な本を読む。
それからあなたが

  • 本当にこれ以上の知識を必要としている時
  • もっと詳しくなりたいと心から思う時

そういう時だけ難しい本を読めば良いでしょう。

こうやることの良さは、モチベーションがまるっきり違ってくるところです。

難しい本を挫折するのは、モチベーションが途中で崩れるからです。
高いモチベーションを持てば、読み通すことができます。

そのためにはあなたが、きちんと入門書から初めて、知識と興味を深めていくこと。

遠回りのようですがこれが1番の近道なのです。

まとめ

「難しい本が読めない」と悩むあなたに
「入門書から卒業して読書レベルを格段に引き上げる3つの方法」についてご紹介しました。

  1. 専門書を読む前に入門書を3冊読む
  2. 再読するほど理解が深まる
  3. 好きな物や興味のあるジャンルをどんどん深めていく

以上の方法実践すれば、あなたの読書レベルは確実に上がります。

本棚の肥やしになっていた「分厚い、お堅い本」。
いつの間にか、あなたの手垢や書き込みがいっぱい入った、愛着ある本になりますよ。

高等遊民のnoteの紹介

 

noteにて、哲学の勉強法を公開しています。

 

現在は1つのノートと1つのマガジン。

 

1.【高等遊民の哲学入門】哲学初心者が挫折なしに大学2年分の知識を身につける5つの手順

2. 【マガジン】プラトン『国家』の要約(全10冊)

 

1は「哲学に興味があって勉強したい。でも、どこから手を付ければいいのかな……」という方のために書きました。

5つの手順は「絶対挫折しようがない入門書」から始めて、書かれている作業をこなしていくだけ。

3か月ほどで誰でも哲学科2年生レベル(ゼミの購読で困らないレベル)の知識が身につきます。

3か月というのは、非常に長く見積もった目安です。1日1時間ほど時間が取れれば、1ヶ月くらいで十分にすべてのステップを終えることができるでしょう。

ちなみに15000文字ほどですが、ほとんどスマホの音声入力で書きました。

かなり難しい哲学の内容でも、音声入力で話して書けます。

音声入力を使いこなしたい方の参考にもなると思います。

 

2はプラトンの主著『国家』の要約です。
原型は10年前に作成した私の個人的なノートですが、今読んでも十分に役に立ちます。
岩波文庫で900ページ近くの浩瀚な『国家』の議論を、10分の1の分量でしっかり追うことができます

\無料試し読み部分たっぷり/

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