【仕事内容がすぐ覚えられない】読書で練習!理解力を格段に引き上げる3つの方法

あなたは「仕事の指示やマニュアルが理解できない」と悩んでいませんか?

  • 先輩から説明を受けても、理解できない
  • 「わかった?」聞かれてみんな「はい」と言ってるけど、私だけよく分かってない
  • これから先、きちんと働けるか不安でしょうがない

仕事というのは、基本的にお金を稼ぐために働きますよね。
それなのに、とてもあなたの人格みたいなものが、評価されてしまいます。

「仕事ができないと、人間的にも問題がある」

みたいな空気に、ついついなってしまいます。

ちょっと難しい言葉で言うと「実存」ともいいます。
要するに「あなた自身の存在価値」みたいなことですね。

政治家や学者さんのような、使命感を持ってできる仕事であれば、
個人の実存をかけて、職業に取り組むのもよいでしょう。

でも、私たちの、たかだか生活のための労働。
そんなものに、実存をかける必要なんか全くありません。

とはいっても、仕事ができない状態は、あなた自身にとってもストレスフルですよね。

逃げ恥のやりがい搾取を知れば就活は金に汚くていいことがわかる

2017.01.03

仕事を覚えられるかどうかは「慣れ」がものすごく大きいです。
時間をかけて取り組んでいれば、そのうちわかってきます。

だけど、

  • しっかりと理解力のある人間になりたい
  • ポイントをささっと抑えられるスキルをつけたい

そんなあなたに
「読書を通じて仕事力・理解力を格段に引き上げる3つの方法」をご紹介します。

この方法を実践すれば

  • 上司から言われた指示やマニュアルの要点を1発で理解できる
  • 聞いてる側から上手なメモが取れるようになる
  • 10分の習慣で「大量の文章を取り扱うスキル」が自然と身につく

もうたかだか仕事なんかに、あなたが余計なストレスを感じる機会は激減しますよ♪

方法その1 早い理解力をつけたいなら、本の目次からポイントを拾う練習をする

まず「仕事の指示やマニュアルをいち早く、さくっと、要点だけ理解したい」場合。

そういう時は、「ポイントを拾い読みする練習」をしましょう。

本であれば目次が充実している本を選びましょう。
目次は充実していれば、そこから本文の内容がある程度推測できます。

「その推測が合っているかどうか?」

こういうことを実際に本文を読みながら、確認していきましょう。

さらに目次で書かれているポイントを見つけたら、
そのポイントが書かれているか、本文でも見つけましょう。

そうしてそこに線を引くのです。
そしたらその節はおしまい。次の節へいきましょう。

このように繰り返していけば、あなたは本文で重要な箇所にマーカーを引くことができます。

これはまさに拾い読みの技術です。

1時間もあれば、1冊全体にある程度のマーカーが引けるはずです。
早い人なら30分くらいで、本の内容をおさえてしまいます。

ポイントをささっと理解する力をつけるためには「読書で拾い読みの技術を磨く」ことが効果的です。
 

方法その2 しっかりした理解力をつけたいなら、本に書き込みをしてメモの技術を高める

方法1とは反対に、じっくりと確実に理解をしたい場合。

そうした場合は読書メモを書いてみましょう。

仕事を効率よくこなすには、メモの技術が欠かせません。

自分で書いたメモが何を書いてあるのかよくわからない。
これではせっかく人から話を教わっても、自分1人でその仕事を業務をこなすことができません。

反対に、きちんと要点を書いたメモが取れてあれば
1度話を聞いただけで、しっかりとその業務を遂行できます。

そうすれば、あなたは「1話せば、10分かる優秀な人間だ」
という評価につながります。

こうしたメモの技術は、読書メモを作ることで、とっても鍛えられますよ。

メモは、スマホ日記やノートにかいてもいいですし、本のページの余白に書いても構いません。

「このページやこの節で言われているポイントは何か?」

こういうことを1行2行で書き出してみましょう。

こんなことを地道に繰り返して10冊も読書メモをつけていけば、
あなたのメモの技術が大幅に向上しています。

このメモの技術が、大事なところを逃さない、確実な理解につながります。

方法その3 2日に1回、本屋に10分立ち寄り、10冊パラパラとめくる

  • 頭から言われた指示がなかなか頭に入らない
  • マニュアルを読んでもなかなかポイント理解できない

そういうときは大量の文章に、あなた自身の頭をさらしてみることが効果的です。

大量の文章を読むことができる場所。
それは町の書店です。

毎日ではなくてもいいです。
でも仕事帰りに2日にいっぺんくらい、本屋さんに立ち寄ってみてください。

そうして、あなたの興味のあるコーナーを中心に、いろいろと本を手に取ってみましょう。

手にとる本は何でもいいです。

  • 平積みになっている話題の本。
  • 本棚に立てかけてある興味のあるタイトル。

とにかく手に取ってパラパラとめくってみましょう。

1冊あたり1分です。

表紙や帯・目次を読んだりして、内容を推測しましょう。

  • どんな本かな?
  • タイトルから想像した内容と一致しているかな?

これを10冊分くらいやってみましょう。
1冊あたり1分ですから、1回10分です。
書店での滞在時間は移動時間を含めても15分くらい。

これだけであなたは日々、「大量の文章や大量の本」に接することができますよ。

こんなささいなことが、あなたの頭の回転を早くして行くのです。

まとめ

「仕事の指示やマニュアルが理解できない」と悩むあなたに
「読書を通じて仕事力・理解力を格段に引き上げる3つの方法」についてご紹介しました。

  1. 早い理解力をつけたいなら、本の目次からポイントを拾う練習をする
  2. しっかりした理解力をつけたいなら、本に書き込みをしてメモの技術を高める
  3. 2日に1回、本屋に10分立ち寄り、10冊パラパラとめくる

理解の速さは、個人の資質や性格にもよります。

さっさと要点だけを覚えるのが得意な方もいれば
じっくりと確認しながら深く身に付けるのが得意な方もいます。

自分は覚えが悪いといって卑下する必要はありませんよ。

今回ご紹介した読書の方法を通じて、

「早覚え」と「確実な理解」

2つの能力をバッチリ磨いてくださいね。

高等遊民のnoteの紹介

 

noteにて、哲学の勉強法を公開しています。

 

現在は1つのノートと1つのマガジン。

 

1.【高等遊民の哲学入門】哲学初心者が挫折なしに大学2年分の知識を身につける5つの手順

2. 【マガジン】プラトン『国家』の要約(全10冊)

 

1は「哲学に興味があって勉強したい。でも、どこから手を付ければいいのかな……」という方のために書きました。

5つの手順は「絶対挫折しようがない入門書」から始めて、書かれている作業をこなしていくだけ。

3か月ほどで誰でも哲学科2年生レベル(ゼミの購読で困らないレベル)の知識が身につきます。

3か月というのは、非常に長く見積もった目安です。1日1時間ほど時間が取れれば、1ヶ月くらいで十分にすべてのステップを終えることができるでしょう。

ちなみに15000文字ほどですが、ほとんどスマホの音声入力で書きました。

かなり難しい哲学の内容でも、音声入力で話して書けます。

音声入力を使いこなしたい方の参考にもなると思います。

 

2はプラトンの主著『国家』の要約です。
原型は10年前に作成した私の個人的なノートですが、今読んでも十分に役に立ちます。
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