【朝の通勤を10倍楽にする】会社の理不尽に負けない3つの哲学マインド




「満員電車に疲れた……」

20代新卒社会人の皆さん。

最近「朝の通勤がツラい」と悩んでいませんか?

仕事に行くのが辛い。
それはあなたが働く意味を見出せていないからかもしれません。

意味が見出せないまま働くのは辛いですよね 。
そのまま働いていると 、

  • 毎日起きるのが憂鬱になる
  • もう働きたくないから辞めたい
  • でも仕事を辞めたら生活費が稼げなくて生きていけない
  • 八方塞がり
  • うつ病発症

という悪循環になります。

そんな時は、きちんと自分の中で働く意味を見つけることが大切です。

働く意味を見つけるためには哲学を学ぶことがとっても有効です。

周りに流されない、自分自身の考えを身につけられます。

それに、古代ギリシャの時代から、労働はありました。

古代ギリシャ最初期の文学作品のタイトルご存知ですか?

『仕事と日々』です。
ヘシオドスという人が書いた哲学的な詩作です。

哲学、大事ですねー。

この記事を読めば、
哲学者の名言を知りつつ、3つの哲学マインドを身につけられます。

きっとあなたの朝の通勤は、今の10倍楽になりますよ。

マインド1 仕事はあなたの内面の成長に利用する

まずは、仕事で自分を高めるお話から。

豊かな人間とは?

– 自身が富であるような人間のことである
– 富を持つ人間のことではない。

マルクス

仕事というのは自分のために行うものです。
給料をもらって生活費を稼ぐために仕事をするのではありません。

確かに仕事とは生存手段において大変重要な役割を果たします。
しかし、生存するために仕事をする。
これでは、労働は苦しみとなってしまいがちです。

労働とは、そもそも何か?

労働というのは、物やサービスや価値の生産です。

その生産物は最終的に自分に来るようにしなければなりません。

ここ大事ですよ。

たとえば、今月は100万円売った。
と言ってもその100万円はあなたのものにはなりません。

その100万円を売るスキル

これがあなたの生産物として、あなたの技術となるのです。

お金は形のあるものです。流動資産ですね。

現在の社会では、労働者は、自らの労働によって作り上げた資産。形あるもの。
これは、あなたの生産物の成果として回収することはできません。

企業に横取りされます。

そのため無形の生産物を、あなた自身に帰属させる必要があります。

その無形の生産物とは、

  • スキルであったり
  • 知識であったり
  • 経験だった

というものなのです。

労働や生産といった基本的な考え方。
これは

  • ヘーゲル
  • マルクス
  • ハンナアーレント

と言った哲学者の本に詳しく書いてあります。

お金をもらうために働くのではない。

仕事は自分のスキルや内面の人間性を高めるために働くものだ。

という考えを、まずは身につけておきましょう

エマーソン

人間の幸福とは何か?

– 自分自身の仕事を成し遂げた、と言える時
– 自分の労働に魂を打ち込んだ、と言える時
– できるだけよく最後までやり抜いた、と言える時

そのときはじめて自身を幸福であると感じることができる。

他人のための労働ではありませんよ。
自分のための労働です。

マインド2 会社はあなたを守ってくれない。過労を喜ぶのは企業だけ

マルクス

労働者が骨身を削って働けば働くほど、彼が自分の向こうがわにつくりだす疎遠な対>象的世界がそれだけ強大になり、彼自身つまり彼の内的世界はいっそう貧しくなり、
彼に属するものがいっそう乏しくなる

ひとことで言うと、

働くほどにあなたは貧しくなる、ということです。

これは心がすさむという意味にとりがちです。

でも違う。心がすさむのはもちろんのこと、

「お財布の中身まで貧しくなる」

と、マルクスは言いたいのです。素晴らしい。

  • 長時間労働による無用な出費(外食など)
  • 栄養不足や偏食による不調
  • ストレス解消のためのヤケ買い

などなど。

でもあなたが貧しくなる最大の理由。それは、

あなたがいくら稼いでも、あなたの給料は変わらない、

ということです。

あなたが営業で

  • 月に100万売り上げようと
  • 1000万売り上げようと

あなたに入る給料は同じ。

笑えるよね。(真顔)

あとはぜーんぶ、企業が横取りします。

「だって仕方ないじゃん。
うちに勤めてなかったら、あなたそんなにモノを売れないでしょ?」

こういう論理です。

あなたが長時間働いて、喜ぶのは会社だけです。

個人が会社から身を守る。
そのためには、このような労働観を身に付けることは必須と言えます。

しかし多くの人は、

「長時間、真面目に働くのが良いことだ」

と学校や企業、社会の、あらゆるところで洗脳されています。

文化の再生産とも言えます。

そのため、このような健全な労働観を身につけている少数派。
彼らのことを

  • 不真面目
  • 勤勉でない
  • 信用できない
  • 仕事のできない無能
  • サボり癖のある人間

と評価します。

結果、健全な労働観を身につけている人。
彼らは企業にとって不都合な存在です。

なので彼らが不利益を被る構造になっています。

「バカにするのもいい加減にしろ!」

という話です。

このあたりは、「やりがい搾取」という形でも問題になってますね。

(関連記事)逃げ恥のやりがい搾取を知れば就活は金に汚くていいことがわかる

マインド3 人生は短い。仕事に人生を捧げる必要はない

セネカ

私たちは、人生の短さを嘆くわりに、その命を大したことに使っていません。

哲学者といえば人生を皮相的に見るというイメージが強いですよね。

そんな、ひねくれ者の言葉たちをご紹介します。

ジャン・ジャック・ルソー

人生の最初の四分の一は、
その使い途もわからないうちに流れ去る。
最後の四分の一は、
またその楽しさを味わえなくなってから過ぎてゆく。
しかも、我々に残された時の四分の二は?
睡眠、労働、苦痛、束縛、あらゆる種類の苦しみによって費やされる。

人生は短い。

要するに、仕事だけが人生ではありません。

仕事が果たす役割とは

  • 生活費を稼ぐ
  • スキルを身につける
  • より良い人間になる
  • 新たな他者との出会い
  • 労働や生産を通じた喜びを得る
  • ひまつぶし

などなど、色々あります。

ひまつぶしが気になりますか?

パスカルは、

「仕事は趣味のない人間にとって最高の暇つぶしだ。」

というようなことを言っています。


(関連記事)パスカルより現世否定を徹底した哲学者はそういない

ここまで、労働を多少悪く言うこともありました。

しかし、働くのが好きな方。
もちろん働くのは、いいことです。
素晴らしいことです。

しかしあなたが現在、仕事が苦しいと感じている場合。

仕事と自分自身との距離を保つ視点を得る。
これもものすごく大事です。

  • 仕事がつらくても
  • 仕事ができなくても
  • やめてしまっても

あなたはあなた。

あなた自身の価値が減じることはいささかもありません。

そもそも、企業があなたをモノ扱いしているのです。

あなた自身の価値を、企業がおとしめているのです。

和辻哲郎

資本主義が進展すると共に、ある傾向が生じる。

– 手段としての財力が強くなる
– 人間のほうが財の手段となる
– 人間が機械の奴隷にされる

という傾向だ。

人間の生活手段としての財が、目的そのものになります。

これはマックス・ウェーバーが指摘したことでもあります。

(関連記事)マックス・ウェーバーの『プロ倫』は難しい?ポイントの要約と解説

まとめ

朝がツライ新人社会人のために、

「通勤が10倍楽になる3つの哲学マインド」についてご紹介しました。

  1. 仕事はあなたの内面の成長に利用する
  2. 会社はあなたを守ってくれない。過労を喜ぶのは企業だけ
  3. 人生は短い。仕事に人生を捧げる必要はない

ツライところにいる必要はありません。

  • 転職する
  • 起業する
  • 投資する

生活を継続するには、色んな選択肢があります。

「いつでも辞めていい状況」を自分で構築できれば、日々の労働はグッと楽になります。

がんばらずに、楽に考えましょう。

距離を保って、自分の、心に余裕が持てるといいですね。