
ええ、突然思い立って、東京は初台駅の新国立劇場へ猛ダッシュで駆け付けたのです。
- 当日券、手に入るかな? と疑問におもうあなた。
- 1時間前くらいに並んでおけば、まず大丈夫です。
- 私は45分前に並んで、ぎりぎりアウトでした。
- さらに1時間後に再び並んで、何とかゲットできました。
この記事では、
- アニーのあらすじとネタバレを簡単に
- 当日券を手に入れるまでの悪戦苦闘の顛末
- どうして私がアニーを突然見ようと思ったのか
- 舞台に犬がいるという面白さと素晴らしさ
この3点をお伝えしたいなと思います。
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アニーを当日券で観たきっかけは、1通のメール

私が突然アニーを見に行こうと思い立ったのは一通のメールでした。
実は、復讐捜査というドラマが2018年の5月6日に放送されました。
そのドラマについてちょっと私は興味があったので、あらすじや登場人物などを紹介していたんですね。
この復讐捜査というドラマは警察犬のバブが主役です。
なのでこのバブという犬は一体どういうプロフィールなんだろうと調べてご紹介しました。
そしたら一本の問い合わせメールがありました。
「お宅のところの情報、全然間違ってますよ。」
私も焦りました。こちらも問い合わせなどしてかなり入念に事実確認したつもりだったので。
私もすぐに確認をもう一度したところ、やはり私が間違っていることがわかりました。
そこで早速訂正して正しい情報をのせることができました。
そのさい、補足情報として、
「その犬のバブくんは今年からミュージカルのアニーに出演しているんだよ」
と教えていただきました。
問い合わせしてくださった方も「アニーを見に行った」とお話されていました。
そこで高等遊民思いました。

そう思ってバブくんに会いに行くことにしました。
ミュージカルアニーは2018年に犬種が変わりました
アニーは非常に有名なミュージカルです。
日本語版のアニーのミュージカルが2018年で33年になります。
30年以上も続いてるミュージカルなんてなかなかないですよ。
このアニーの子役をきっかけにして芸能界デビューするという方も大勢います。
有名な方ですと、岩崎ひろみさん、蒼井優さんですね。
ところで私はアニーを今まで数年前に上映されたハリウッド映画以外は見たことなかったんです。
元々のミュージカルを観たことはありませんでした。
ちなみにハリウッド映画のアニーとはこちら。
そんな私がなぜ見に行ったかと言うと、
2018年から犬のサンディ役の犬種が変わったからです。
アニーにはサンディという野良犬が登場します。
このサンディは物語の中でかなり重要な役割を果たします。
アニーはサンディを自分と同じ境遇と捉えて可愛いがるんです。
で、犬種ですが、
今まではオールドイングリッシュシープドッグ
2017年までの4年間は、オズというワンちゃんがサンディ役でした。
画像引用:ZOO動物プロ
今年からは、ラブラドゥードル。
バブというワンちゃんがサンディ役です。
このバブというラブラドゥードルは、2015年頃から映画やドラマに色々出演しています。
この新しいサンディが大評判なんですよ。
アニーめっちゃおもしろかった
みれてよかった!
犬がちょーかわいいアニーの舞台の犬可愛すぎるな
新国立劇場でアニー観てきました〜 子役とってもかわいいし、サンディー役の犬めちゃ利口だし、舞台セットや演出もすごくてとても楽しめました
ミュージカルで、またぜひ観たい方になりました。ラブラドゥードルのサンディ、とーってもおりこうさんでした(๑˃̵ᴗ˂̵)
新国立でアニー♡ ステージ上のサンディが本物のワンちゃんだったことが1番の驚き(๑°ㅁ°๑)‼
今年から犬種の変わった サンディお利口さんで可愛いかった
アニーがサンディに出会い Tomorrowを歌うシーンに 癒やされました
やはり自然と笑顔になり 元気がもらえる舞台ですね
知り合いが出演しているアニー鑑賞。サンディおりこうさん!! pic.twitter.com/AHrcay7n7T
— み\\\٩( ‘ω‘ )و ///ぃ (@mie_PALphoto) 2018年4月29日
ミュージカルアニーのあらすじとネタバレを簡単に

アニーのあらすじ。
アニーはどんな女の子か一言で言うと
「必ず迎えに行くからねと手紙を残した両親をずっと待ってる孤児院住まいの女の子」です。
その孤児が11歳になるクリスマスにお金持ちの独身の実業家の屋敷に招待されます。
そこでアニーは気に入られ、実業家さんはアニーを養子にしようとします。
ですが「私は本当のお父さんとお母さんを待ちたい」とアニーが言うんです。
それでその実業家が親探しに協力するんです。金持ちだけどいい人なんです。
結局親は見つからないでアニーは実業家の養子になってハッピーエンドを迎える。
ごく簡単に言うと、こんなお話です
アニーのチケット予約したいのにあと3日しかない

公演の日程は4月から5月7日まで。
私がアニーを見に行こうと思い立ったのは5月5日。
今日入れてあと3日しかない、どうする?
とりあえずチケットセンターに電話しました。

あと3日しかないですけどまだ残ってますかね?



やっぱ今日行きたい! 当日券を手に入れるため速攻で出かける

1分ほど待ってる間に私は考えました。

そうすればバブ君が気になって調べた人が、
「あ、この子アニーにも出てるんだ」と思うはず。
さらに私がアニーを見に行った感想を書けば、
アニーについても興味を持ってもらえるし、
バブくんについてもたくさんの情報を伝えることができるだろう





確実に確保できるかもちろん保証できませんが昨日も発券されていました

じゃあちょっと今日の当日券狙ってみます
なので5月7日は無しでキャンセルでお願いします


受付のオペレーターのお姉さんには無駄な手間をかけさせて申し訳なかったです
高等遊民は早速大急ぎでお昼ご飯を食べて支度して新国立劇場のある京王線は初台に向かいました

着いた……
- 夕方の公演は4時半から
- 当日券の販売は3時半から
何枚出るかわかんないし、どれくらい当日券で並んでるのか全く分かりません。
アニーを見に行こうと思い着いたのがお昼過ぎだったので急いで出かけました。
新国立劇場到着。当日券は買えるのか?
初台到着は15時。
国立新劇場に着くと当日券の行列ができていました。

とはいえ私の前に並んでるのは10人。
会場のキャパシティは約1000席。
これは余裕だなと思って30分、『デカルトの憂鬱』という哲学書を読みながら待っていました。(心を鎮めるのにいい本ですよ)
当日券の発売が開始になりました
どんどんテンポよく列が進んでいきます
いいねいいね。
私の前に並んでるのは親子の2人でした。
販売員の人:すいません、並びの席は用意できなくて。別々になってしまうのですがよろしいですか?
親子:仕方ないね、わかりました。
ということで、まあ当日券だから仕方ないですよね。
いよいよ私の順番になりました。

すると係のお姉さんが驚愕の一言を。
まさかの高等遊民の直前で売切れ。助けてください!

お姉さん:今、当日券の販売がすべて終了になりました。申し訳ございません。
なんだと……!?
そんな事ってある?

なんとかならないんですか
来ない人もいるでしょう
私は若干食い下がりました
お姉さん:
(何こいつうざっ……)開演直前にもう一度当日キャンセルのチケット発売いたします
整理券をお渡しするので開演の10分前にもう一度ここにいらしてください

整理券番号1番をもらった私。
多分入れるだろうと思い1時間待機することにしました
新国立劇場の外に出ると向かい側の道路を挟んだ向かい側にドトールがあります
とりあえずそこのドトールに入って1時間待機することに

またこのドトールがちょっと狭くてですね
禁煙席が空いてなくて
喫煙席でタバコ臭い思いをしながらブラックコーヒーを啜っていました

あ~、これで手に入らなかったら、どうしよう……スラムダンクの三井寿になっちゃうな……。

そんなことを考えながら1時間過ごしました。
2度目の並びで当日券を確保。よかった!
そして開演10分前の4時20分。
私は悠然と先ほどのチケット売り場に現れ、席を確保することができました
整理券番号1番の方どうぞ~~
もう私は「ファーストクラスのチケットを見せつけるミスタービーン」
のようなふるまいをしました↓
参照↓
しかも当日キャンセルのあった席だから、ちょっといい席なんですよ
新国立劇場の中劇場は1階席と2階席があって、私は1階11列の真ん中に座ることができました
ちょうど会場の中央のちょっと右寄りくらいで、非常に良い場所でした

この優越感!
ミュージカルアニーの感想! サンディの演技が素晴らしい!
さて公演が始まると子供たちが元気に歌ってます
一番小さい子供は4歳か5歳くらいじゃないかな
アニーは設定上は11歳です
子役の子も多分そのくらいの年齢でしょうね
有名な方では藤本隆宏さんと辺見えみりさんが大人の主役として出てきていました
さて気になる犬のサンディです

アニーの舞台は、世界恐慌の真っただ中にある1930年代のアメリカはニューヨークです。
街には失業者があふれ、誰も彼も厳しい暮らしをしています
アニーは孤児院で生まれ育っていますが
そこの孤児院オーナーであるハニガンさん(辺見えみり)は子供のことが大嫌い
公的な資金援助を目的にして孤児院を経営しているんです
子供たちにはろくなご飯も与えないですし愛情なんて全くかけていません
アニーは自分の本当の両親を探すことを決意して孤児院を脱走します
そこでニューヨークシティを歩くのですがそこで出会ったのが犬のサンディです
この頃は野良犬が徹底的に駆除されている時代として描かれていました。
野良犬を見つけたらすぐに捕まえて保健所に連れて行って始末してしまう
そんな野良犬対策を目の当たりにしたアニーですが、まだ一匹だけ捕まっていない野良犬を見つけます
それがサンディです

警察はサンディを捕まえようとしますが
アニーはこれは私の飼い犬ですと伝えます
ちなみにサンディという名前はその場でアニーが考えたものです
では名前を呼んでみなさいと警察官がいいます
「もしも名前を呼んでお嬢ちゃんの元へ来るんだったら確かに飼い犬だろう」
「そうじゃなかったら野良犬として引っ張っていくよ」
アニーは挑戦しますサンディと呼んでみます
もちろん犬は来ません
2度3度と呼んでみますが犬はピクリとも反応しません
警察官はもう連れて行こうとしましたが
アニーは「最後にお願いもう一度まだ飼い始めたばかりなの」
といって最後に心を振り絞ってサンディと呼びかけます
そうすると野良犬はすくっと立ち上がって、アニーの元へ駆け寄るのです
それを見た警察官はアニーを飼い主だと認めて許してあげるのです
このサンディと呼んでも犬が動かない
というところがワンちゃんの演技の見せ所ですね
一発で動いちゃったら全然ドラマじゃないですからね笑
バブくんは立派な演技をしていました
犬が舞台にいるというハラハラドキドキ感がたまらない
昨日のアニーの舞台で
登場する本物のわんちゃん
サンディが、もう本当に素敵で
目が離せなかった。串田さんの舞台で、本物のヤギが
舞台上にずっといたときも
そうだったけどいい意味での、役者との温度差と
揺るぎない本物がそこにいる
ってことで生まれる空気感が
とっても心を高揚させてくれる— 香月彩里 Kouzuki Saori (@niko_1124) 2018年4月24日
舞台に動物が出演しているのは非常に見ている方も楽しいです
ちょっとハラハラドキドキな面があります
- このワンちゃんちゃんと演技できるかな
- ちゃんと大人しく言うこと聞けるかな
- 急に吠え出したりしないかな
- ストレス溜まってないかな
いろんな感情・心配を持ちながらその犬を私たち観客は見守るわけですね
なんかその感覚がすごく新鮮でした
犬がいるだけで少し舞台に緊張が走るような気がするんですよね
私だけの感覚かもしれないですけど
特に私はこのバブくんに先ほどの経緯からも割と思い入れがあるので
なんだか「子供のピアノの発表会を聞くお父さんお母さんてこんな気持ちなのかな」と感じました
以降も、ラブラドゥードルのバブくんはしっかりと与えられた役割をこなし大満足の公演になりました
まとめ アニーは当日券でも行けるから行こう!

一本のメールがきっかけになって
私も今まで見に行こうともしなかったアニーをみに行くことができました
2018年のアニーはゴールデンウィーク中に東京公演がありました。
そして他の都市の公演は8月になります。
アニーを見に行こうと思う方は是非サンディのワンちゃんに注目してくださいね
そして今まで存在も知らなかったワンちゃんについて
特別な思いで今後バブ君を見守っていくことができます
このアニーを見た体験は私にとっては生涯忘れ難い思い出になるでしょう
ブログをやっていて良かったなと心から思える出来事でした
是非あなたもミュージカルアニーを見に行ってラブラドゥードルのバブの活躍を見てくださると嬉しいです
本日、アニー東京公演中日でした!
折り返しですね。
ほんとにあっという間ですなー。
有り難いことに、2日の昼と7日の昼以外は完売です!!!👏
作品の前向きさはもちろんのこと
未来は無限大な子どもたちを観てもらいたいですね。
そして、犬の名演技!!!www
是非、観に来てくださいなー(*´∇`*) pic.twitter.com/AsyBTHqnnM— 片桐愛(ぽん) (@k_aipon323) 2018年4月29日
お客さんにも、小さな子供がたくさんいましたよ。
休憩中、Tomorrowという歌を歌いながら、アニーたちのように踊っているんです。
わたしはそんなカワイイ子どもたちを見て、心も癒されました。
お子さんがいるお父さんお母さんはもちろん、
わたしのような滅多に外に出ない独身男が1人で観ても楽しい作品ですよ。
3回は笑う。間違いないです。