モンテクリスト伯の意味と由来は?実在する島で財宝が本当にあった!?



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「モンテクリスト」ってどういう意味? どんな由来?

 

モンテクリスト伯というドラマが始まりました。

原作はアレクサンドルデュマというフランスの小説家が書いた大長編です。

モンテクリスト伯

モンテ・クリスト伯 1 (岩波文庫) Kindle版

 

文庫本で全7冊もありますが、めちゃくちゃ面白い。

一旦読み始めたら最後まで止まりません。

アレクサンドルデュマは『三銃士』(ダルタニャン物語)でも有名ですね。

 

さて今回のモンテクリスト伯のドラマは、舞台を現代の日本に移してディーンフジオカさんが主演。

ここで気になるのは

 

高等遊民
「モンテクリストって、そもそもどういう意味?」

 

ということではないでしょうか。

 

普通に調べれば、イタリア語で「キリストの山」という意味は分かります。

 

「じゃあどうしてキリストの山っていう名前がついたの?」

 

と言うとこれが調べても、はっきりした理由が出てきませんでした。

なので私なりに考察してみたいと思います。

 

高等遊民
結論から言うと、「信仰の対象になった山」に付けられる名前ということですね。

 

モンテクリストとはイタリアに実在する島の名前

高等遊民
↑これ、モンテクリスト島の入江です。

 

まずイタリア語でモンテクリストは「キリストの山」という意味です。(Montecristo)

そもそもこの『モンテクリスト伯』という小説は、モンテクリスト島というイタリアに実在する島を舞台の一つにしています。

 

高等遊民
モンテクリストって本当に実在する島の名前なんですよ!

 

ほら↓

 

イタリアの国土はブーツのようになっていますよね。

そのブーツの一番上の部分、まさに「靴を履こうか」というあたりの海に位置した島です。

地図上では、ローマの西。点みたいですね。

 

高等遊民
小説ではここにものすごい財宝が隠されている設定です。

 

主人公エドモン・ダンテスは、ファリア司祭から財宝の在り処を教えてもらって大金持ちになるわけです。

 

ドラマ版ではどのようにして大金持ちになるのか?

これは楽しみです。

 

基本的にはダンテス(柴門暖)は漁師。

船の操縦技術もあるので無人島に財宝が隠されているという設定は引き継ぐと思います。

 

聖書の世界では山は神や聖霊が降り立つ場所

 

高等遊民
じゃあどうして単なる山にキリストという名前が冠せられているのでしょうか?

日本で考えると

 

  • 聖徳太子山
  • 空海山

 

みたいな名前がついてる感じで、違和感が……。

山というのは聖書の世界では非常に特別な場所、霊験あらたかな場所なのです。

 

例えば旧約聖書の世界。

モーセが十戒を与えられた場所。それはシナイ山という山なのです。

 

そして新約聖書。

イエスが説法する場所も山なのです。山上の垂訓と言われています。

ちなみにこの山上の垂訓が行われたとされる場所は確定していません。(山上で説法をしたかも不明)

ただ、今のイスラエルのどこかであるのは間違いはないです。

 

このように、山とはユダヤ・キリスト教にとって特別な場所なのです。

とはいえ日本でも修験道は山に登ります。

「山岳信仰」というのもあります。

高等遊民
山は人間にとっては神秘的でスピリチュアルな場所なんですね。

 

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モンテクリスト島は火山島→人跡まれで神秘的

 

それでどうしてモンテクリスト島が、「モンテクリスト」という仰々しい名前がつけられたのでしょうか?

 

高等遊民
モンテクリスト島は火山なんです。

 

イタリア半島の西に浮かぶ小さな島ですが、その下にはものすごく大きな海底火山がそびえています。

モンテクリスト島は、その大きな海底火山の本の先っちょなのです。

それでも標高は645Mあります。

人が入ることが難しく、とてもじゃないけど住めないような場所なのです。

 

モンテクリスト島の存在自体はイタリア半島から近いので、古くから知られていました。

そして中世には修道院が建てられました。

 

高等遊民
はい。この時点で「モンテクリスト島」と呼ばれるようになりました。

 

ほとんど人が住めない、でも半島から近い火山。

気軽に立ち入れないので、霊的な場所として信仰されるようになったんですね。

ちなみに、修道院が建てられて数百年。

16世紀頃、オスマン帝国の海賊の襲撃を受けて、修道院は廃墟になります。

 

 

高等遊民

モンテクリスト伯の小説は、修道院の財宝が隠されている、という設定です。

財宝があったとは、デュマの作り話です。

でも、本当にありそうですよね。

アレクサンドル・デュマは本当に物知りで、作り話がうまい!

 

 

 

 

また数百年して、19世紀後半に再び小屋が建てられました。

しかし基本的に人は住んでおらず管理のための小屋が1つ2つあるくらいです。

 

ちなみに観光することもできなくはないです。

が、イタリア政府の許可が必要で、気楽に行ける場所ではありません。(なんもないし……)

観光ツアーみたいなものがやってるので、それに申し込むのが一番ですね。

 

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まとめ モンテクリスト伯の由来と意味。財宝は真実?

高等遊民
↑これ、モンテクリスト島の遠景です。火山ですね~。

 

モンテクリストという言葉の意味と由来についてご紹介しました。

 

  1. モンテクリストとはキリストの山という意味のイタリア語
  2. モンテクリストとはイタリアに実在する海底火山の先っちょ
  3. 中世に修道院が建てられて信仰の対象になった
  4. その後、海賊たちに襲われて廃墟になる
  5. その時、海賊から財宝を隠した!
  6. ↑というのは、デュマの作り話(でも歴史を考えると、本当っぽい)

 

以上の紹介は私高等遊民の個人的な考察です。

なので事実とは違う可能性もあります。

山岳信仰のようなものが世界で共通してあるというのが面白いですね。

 

ドラマ版のモンテクリスト伯も、現代日本に舞台を変え、素晴らしい内容になることを期待しています。

 
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