ニート生活2日 ポケモンGO

まだ定期券が余っているので外出。

なんのことはない。ポケモンGOをやるためだ。

ポケモンGOの意義は現実空間における歴史性を無視し、新たな意味を付与する点にある。

参照記事。

【藤井聡】「ポケモンGO」と「国土学」 | 三橋貴明の「新」日本経済新聞

部分的に引用しよう。

「歴史的地理空間」には、それぞれの地に、ゲームの世界でプログラマー/ゲーム管理者達によって意味が付与されるはるか以前、数十年、数百年、場合によって数千年も昔から、「固有」の「意味」が付与され続けてきています。

それぞれの地に「意味づけ」をするにあたっては、これまでの歴史の中で人々は徹底的な「慎重さ」を保ち続けてきたのです。場合によっては、「その地」に対して、あるいはその地に意味づけしてきた「先人たち」に対して大きな「敬意」を保ち、時に「畏怖の念」すら持ってその地の「意味」を大切にしてきました。神社や墓地等がその典型です。そうした空間は「聖域」とされ,特別な「意味」が社会的歴史的付与され続けてきたのです。

にも関わらずポケモンGOでは,それぞれの地の歴史を度外視し,単なる「モンスター出現地点」なる勝手な意味が、数百万人,数千万人という大量のゲーマー達の間で、あっという間に「共有化」されしてしまうのです。

つまり、ポケモンGOは、プログラマーが適当にそれぞれの地に付与した意味を、「公共化」してしまうのです。

まことにその通りである。それをけしからぬこととする者もいる一方で、私はその革命的な意義を肯定的にとらえる者である。

また、歴史空間の無視という機能がある一方、実はぼくたちの身体・時間感覚にまでポケモンGOは影響を与える。

ポケモンはそのへんにたくさん出るわけだが、じつは出る場所・時間が決まっている。

Aという場所には毎時30分に出現し、Bという場所には毎時45分に出現する。

この場所を一般に「ポケソース」というが、場所と時間は固定されている。流動的ではない。(開発者側から一斉に更新変更されることはある。)

・・・これはやったこともないでポケモンGOをあれこれ論評する人間の知りえないことだ。

つまりぼくたちはポケモントレーナーとして、やみくもに歩かなくてもいいのだ。

優秀なトレーナーは、たとえば自宅のまわりのポケソースを把握して、散歩のコースを決める。

それを定時で行うのだ。ポケソース巡回は正確な時間で実施されなければならない。

この厳格さの点では哲学者カントの散歩に匹敵するだろう。

つまり、ぼくたちはポケモンGOをやることで、時間により鋭敏になり、また一定の時間に散歩をするという、行動を促されることになるのだ。

今までのゲームにはない計り知れない意義がある。

 

ニート生活3日 ロシア旅行資料収集

 

 

高等遊民の有料noteの紹介

 

noteにて、哲学の勉強法を公開しています。

 

現在は1つのノートと1つのマガジン。

 

1.【高等遊民の哲学入門】哲学初心者が挫折なしに大学2年分の知識を身につける5つの手順
 
2. 【マガジン】プラトン『国家』の要約(全10冊)

 

1は「哲学に興味があって勉強したい。でも、どこから手を付ければいいのかな……」という方のために書きました。
 
5つの手順は「絶対挫折しようがない入門書」から始めて、書かれている作業をこなしていくだけ。
 
3か月ほどで誰でも哲学科2年生レベル(ゼミの購読で困らないレベル)の知識が身につきます。
 
3か月というのは、非常に長く見積もった目安です。1日1時間ほど時間が取れれば、1ヶ月くらいで十分にすべてのステップを終えることができるでしょう。
 
ちなみに15000文字ほどですが、ほとんどスマホの音声入力で書きました。

かなり難しい哲学の内容でも、音声入力で話して書けます。

音声入力を使いこなしたい方の参考にもなると思います。

 

2はプラトンの主著『国家』の要約です。
原型は10年前に作成した私の個人的なノートですが、今読んでも十分に役に立ちます。
岩波文庫で900ページ近くの浩瀚な『国家』の議論を、10分の1の分量でしっかり追うことができます
 
 

\無料試し読み部分たっぷり/

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。