岡靖知さん。ツイッターのハッシュタグで有名になりましたね。
油絵で、主に人物画を描いております。
写真ではなくて絵画ですよ~😆
よろしくお願いいたします。
#私の作品もっと沢山の人に広がれ祭り pic.twitter.com/B7isLLn8FT— 岡靖知 (@yasutomooka) 2018年3月8日
写実主義の極致ですね。
この画風を、「スーパーリアリズム」などと言います。
あるいは「写実絵画」とも言います。
この写実絵画を専門に取り扱ってる美術館もあります。(ホキ美術館)
下記クリックで好きな項目に移動
岡靖知のプロフィールと出身大学は?
岡靖知さんは、1983年5月3日生まれ。愛知県在住です。
岡靖知さんの出身大学は、多摩美術大学。
しかし、そこではデザイン学科であり、油絵のことは一切学んでいなかったそうです。
つまり、岡靖知さんは、この写実絵画の技術、なんと独学で習得したそうです。
一体どうやって練習したのでしょうかね!
最初は書店で売っている「初心者から始める油絵」のような技法書から基礎を始めて、徐々に写実的な画家の技法書を参考にして上達していきました。

きっとこのような本から始めた、ということですね。
岡靖知の写真みたいな油絵はどうやって描いてるの?
まず、「どうやって描いてるの?」
という衝撃がありますよね。
油絵です。
油絵って何? 水彩画と何が違うの?
と子どもに聞かれて、ちゃんと答えられますか?
簡単に言うと、
- 水彩画→絵の具を水で溶かす
- 油絵 →絵の具を油で溶かす
ということです。
絵の具というのは、ぬったところにくっつかないと、いけないわけですよね。
つまり絵具の材料をおおざっぱに分けると2つ。
- 色
- 糊(のり)
この2つです。この糊(のり)の部分が、水なのか、油なのか、という話です。
岡靖知の人物画は、目がすごいですね。
目については、岡靖知さんも緊張するとのこと。
人物画において、目を描き込む際が一番緊張します。
それだけ重要な部位だし、絵そのものの良し悪しを決めると言ってもよいです。 pic.twitter.com/pqdO54H19u— 岡靖知 (@yasutomooka) February 18, 2018
岡靖知さんに、どうやって絵がうまくなるか聞いた一般の方。
上手い人の模写から始めてみてはどうだろう、上手くマネできれば成功体験として新しい基準になるので、それを繰り返して自分テイストに変化させていけば良いかもです。
— 岡靖知 (@yasutomooka) March 13, 2018
そして、スプートニクのインタビュー。
写真のように見える絵画をご創造されますね。秘密がござるでしょうか?
「ござるでしょうか」がちょっとワロタ。
スプートニクというロシアのマスコミなので、日本語(敬語)がちょっと怪しいのでしょうね。
で、岡靖知さんの答えはこちら。
美しいものを描きたいと言う欲求が強いので、万人に理解できる形の美を追求していくとリアリティのある写実作品に行きつきました。
これね。「万人に理解できる形」
わたしも、写実絵画の究極はココにあると思います。
- 「だれでもわかる」
- 「非常にわかりやすくスゴイと思える」
あまりにも分かりやすいが上に、芸術性を否定する皮肉屋・批評家も存在します。
「分かりにくい高尚なものが芸術だ」
このような意識は、どうしてもありますね。
それにしても、こうした写実絵画は、やはり異次元の技術ですね。
芸術家であり、職人である、といった感じです。
ほかにも写実絵画を描く画家はいるの?
岡靖知さんと作風が近い(=超写実主義)の画家の方はほかにもいらっしゃいます。
- 諏訪敦
- 生島 浩
- 島村信之
- 小尾 修
- 塩谷 亮
- 卯野和宏
- 小川泰弘
- 大谷郁代
- 李 暁剛
- 高木公史
- 平澤 篤
- 山本雄三
- 冨所龍人
- 原 崇浩
- 橋爪 彩
- 藤田貴也
- 渡抜 亮
- 山本大貴
- 中尾直貴
- 小林宏至
- 行 晃司
- 卯野和宏
- 山本大貴
- 中島健太
- 高橋和正
- 川嶋陽介
- 大谷郁代
- 光元昭弘
- 浅野真一
- 平林孝央
- 今井喬裕
- 米村太一
- 伊勢田理沙
- 浅村理江
- 内田すずめ
- 篠原愛
などなど。本当にたくさんの方がいらっしゃいますよ。
わたしは個人的に、諏訪敦さんの作品をいくつか知っています。
諏訪敦さんは、生と死のようなテーマを扱うことが多いですね。
一糸まとわぬ女性に髑髏を持たせるなどの絵があります。
「性と生」というか、一種のホラー映画のようなテーマを描くことが多い方です。
https://twitter.com/ichigomilkotin/status/881525865657450497
作家の角田光代さんが、小説作品の表紙に諏訪敦さんの絵を使ったことで有名になりました。

こちらは、諏訪敦さんの作品です。写実絵画ですね。
岡靖知の画集はある?
岡靖知さん個人の画集は現在ありません。
ただ、写実絵画特集の雑誌の一部に、岡さんの作品は掲載されています。
それがこちら。
写実絵画の麗しき女性像 (タツミムック)(←amazon)
岡さんの作品、たっぷり6頁分、掲載されていますよ↓
書籍の宣伝で恐縮です。
『写実絵画の麗しき女性像(タツミムック)』が22日に発売されました!
僕も6ページにわたり作品や文章を掲載いただいています。
書店で見かけた際にでも手に取って頂ければ幸いです。
出版社名:辰巳出版
予定税込価格:1,836円(全国書店やamazonなどでも販売中)
他の写実絵画の画家の作品も鑑賞できます。
このムックはですね、表紙から、いい感じなんですよ。
ちょっとブログじゃ掲載できない、むふふな表紙でっせ。へっへっへ。
他にも写実絵画の特集をした画集はたくさんありますよ。

岡靖知の作品の価格と購入方法→個展開催時期
「永劫の迷宮」油彩 53×43㎝ 2016年作
この作品を製作するに当たってのイメージは「不思議の国のアリス」です。
迷う事から始まる物語は多い。
新たな発見があったり、非日常的な感覚に不安や興奮を覚える事もある。
「迷う」という遠回が結果として、人を成長させる。 pic.twitter.com/vxHkqJzvn2— 岡靖知 (@yasutomooka) February 20, 2018
岡靖知さんの作品、個人で購入可能です。
いえいえ、大丈夫です☆
現在は絵を描いて売るスタイルだけですね。
基本的に注文依頼は受け付けていないです。
値段は現在は号単価=4万です。絵画の大きさの単位に4を掛けた数字が売値となります。(次回からの展示では単価を少し上げる予定です)— 岡靖知 (@yasutomooka) February 21, 2018
価格は、1号あたり4万円(今後単価アップの予定)。
岡さんの作品では、大きいもので10号です。
なので、おおむね20万~40万円くらいの作品が大部分を占めています。
購入方法は、抽選です。
基本的には、個展を開催した際に、購入希望者として応募する流れになります。
そして、受注依頼は受け付けていません。
なので、岡靖知さんの個展開催の情報を、いち早くチェックした方がいいですね。
最近の個展の開催時期をまとめると
- 2017年6月
- 2017年7月
- 2017年12月
- 2018年2月
夏と冬に、1~2回あるようですね。
2018年以降は、一気に知名度が広がったので、展示・個展開催の機会も増えそうです。
作品の検品→抽選→結果報告→個別に再梱包→ご入金の確認→発送
会期中に会場にお越しになれない方にも大丈夫なように詳細に画像・情報を上げたつもりですが、「何かもっとこういった詳細情報が知りたい」などのご要望があれば何なりとお申し付け下さい。
遠方、所用で来られない方でWeb上でご判断頂きご購入を希望される場合、複数の作品をお申込みの頂くことも可能ですが、抽選の結果を経てお一人様1点となるかと思います。(明確な希望順がある場合は記載して頂けると助かります)
簡単な流れを説明いたしますと、会期終了までに購入希望者が重なった作品は会期後に抽選をしてお一人の購入者をお選びいたします。
抽選の結果は、必ずメールでお知らせいたします。
抽選で選ばれた方にはご購入手続きに移らせて頂きます。
お支払方法といたしましては、お振込み(ゆうちょ銀行)でのお支払いとなります。(クレジットカードは扱っていないのでご了承ください)
御入金の確認がとれましたらヤマト運輸にて保険をかけて発送(日時指定可能)の手続きに移りたいと思います。
まとめ
岡靖知さんの作品についてのご紹介をしました。
「写実絵画」というジャンルが、もっと広まるといいですね。
本当に分かりやすい芸術なので、きっとこれからポピュラーになってくることが予想できます。
岡靖知さん以外の写実絵画の作品を見ることによって、いっそう色んな世界が深まりそうですね。