大谷翔平選手がメジャーで大活躍ですね。
大谷翔平選手、開幕直前の1週間での打撃フォーム修正が大当たりしたんです。
4月5日には2試合連続ホームラン。
ここまで14打数6安打、打率は4割2分9厘と絶好調です。
しかし、オープン戦までは不調でした。
打率はたったの1割2分5厘でした。
ところが開幕してみると。2試合連続ホームラン。
大谷翔平はコリー・クルバーからの2ランを含む2安打!ザック・コザートが延長13回にサヨナラホームランでエンゼルスを勝利に導く! pic.twitter.com/VsOanZ0z2m
— MLB Japan (@MLBJapan) 2018年4月5日
すごすぎるぜ!
いったいどうしてこんなに打てるようになったのか?
その秘密が、テレビで説明されていたのでご紹介します。
かなり面白いですよ。
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【画像】大谷翔平は足を上げないバッティングフォームに変えた
大谷翔平選手の、フォーム修正がよくわかる画像です。
大谷2試合連続ホームランか。すげぇな
修正前はオープン戦、修正後は開幕後でフォームを修正したらしい。 pic.twitter.com/guyIAoRh31— 珈琲牛乳☕🍼先生 (@99milk99) 2018年4月4日
比較して見ますと、以前は右足を上げていたんですが、今、上げていません。
全然違いますね。
しかしですよ、足を上げるか、上げないか。
たったこれだけで、なぜここまで違うものなのでしょうか?
なぜ大谷翔平は打撃フォームを変えて打てるようになった?
エンゼルス・大谷翔平とイチローのバッティングフォームの変化についての解説
◎ストレートの平均球速
⏺プロ野球→143キロ
⏺メジャー→150キロ翔平にしてもイチローにしてもメジャーの速いボールにアジャストするために右足の上げ幅が小さくなってる🙄🙄
翔平もこの工夫が実って欲しいわ😼 pic.twitter.com/dP2MlNWLmB
— や す ぽ ん くん@FCU (@ksmokya_fcu_21) 2018年3月29日
打撃フォームの変化は、何を意味してるのでしょうか?
スポーツ番組でやっていた解説によると、以下がポイントです
- アメリカのピッチャーはタイミングを取りづらい投げ方をしてくる
- 日本のピッチャーの投げ方と全然違う
具体的には、
- 日本のピッチャーは投げる際、膝を高く上げてから一呼吸、間を置く。
- アメリカのピッチャーは、足を上げて止まらずにそのまま投げてくる。
つまり、日本のピッチャーに比べてポンポン球を投げてくるんです。
勢いがいい。動きが速い。
メジャーの投手はテンポが良く対応に時間がかかった
日本が「1,2の、3」くらいのタイミングとすれば
メジャーは「1,2」のタイミングで投げてくるようです。
しかも、体格がいいので球速も早い。変化球も非常に鋭い。
なので、大谷はそのテンポの良さと、ボールの勢いに対応できなかったんですね。
これがオープン戦不調の理由だったとのこと。
無駄を省いてタイミングを合わせやすくなった
で、大谷も、膝を上げて一呼吸おいていたバッティングフォームを改善。
「ノンステップ」のフォームになりました。
メジャーリーグのピッチャーの投げ方に合わせたようなバッティングフォームになったってことですね。
大谷選手いわく、この修正のポイントは「無駄を省く」ということでした。
実際に足を上げてバットを振るタイミングや所要時間は、フォーム修正以前と以後で変わりはありません。
でも、フォーム修正によって、メジャー投手の投球のタイミングが合いやすくなったそうです。
テンポや呼吸が合うってことなのですね。
開幕の1週間くらい前に、バッティングフォームを変えましたが、それが大成功ということですね。
足を上げないバッティングフォームのメリットは?
メリットは以下の通りです。
顔がぶれない
足を上げないことで、大谷選手は自分の顔の位置を固定できます。
すると、0.00何秒という世界で、ボールを長く見ていることができるそうです。
逆に顔が動くと、ボールもぶれますね。
ギリギリまでボールを見つめて、手元まで引きつけて打つことができるようになります。
下半身にひねりが加わってパワーが増す
足をあげないことで、身体のひねりが加わるそうです。
どういうことかというと、
足をあげると、着地・踏み込みの勢いなどを利用して打つ形になるそうです。
一方、足を上げないと、踏み込みのパワーはありません。
ボールの勢いに負けないために、必然的に身体をひねって打つことになります。
すると、結果的に足を上げていた時よりも、さらなる力が加わるとのこと。
私の想像するに、ひねりを加えるということは、身体をいためる可能性が少し高まりそうなフォームですね。
怪我にだけは気を付けてほしいですね。
まとめ
大谷翔平選手のメジャー2試合連続ホームランを記念して、バッティングフォームの修正点についてご紹介しました。
- ひざを上げてたのを、上げなくした
- ボールのタイミングを取りやすくなった
- 体にひねりを加えてパワーがました
以上の3点がポイントといえます。
これからも活躍してほしいですね!