パンとスープとネコ日和の感想とネタバレです
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パンとスープとネコ日和あらすじ
1人の女性が営む街で人気の居酒屋さんが、その女性の死をきっかけに娘が編集者の仕事を辞めてカフェをオープン。
真面目だけど素直でちょっと不器用な感じのする女性スタッフを雇い、2人で切り盛りします。
向かいの喫茶店のママにたまに嫌味を言われながらも自分のペースで自分らしくいる大切さが伝わるほっこりするストーリー。
パンとスープとネコ日和の感想とネタバレ! 見どころの面白いシーン
特別なシチュエーションはないのにどうしてこんなにも魅力的に感じるんだろうと考えてみました。
この作品には誰かと争うとか、嘘とかしがらみとかは一切ありません。
主人公の小林聡美さん演じる女性のお母さんはとても素敵な人で愛される居酒屋を営んでいて、その常連さんがお店がカフェに変わっても変わらず来てくれる。
ちょっと変わった様子はないかとかご近所づきあいの延長線上にある温かさが伝わって来ます。
そしてふとしたきっかけで主人公の自宅に住むことになったネコがいい感じに時間を緩めてくれます。
最初はどんなお店なのか不安そうにしているお客さんが、暖かいスープとパンを食べた瞬間ホットした表情に変わる。
そのシーンが緊張が解けて、主人公がスープとパンに気持ちを込めて作っているという思いが浸透して行くのが画面から伝わって来ます。
そうして常連さんになって心を許し、主人公にちょっと悩みを打ち明けたりする仲になっていく様がとても自然に描かれているのがこの作品の良さだと思います。
パンとスープとネコ日和はしまちゃんが好き!
この作品の好きなキャラクターは主人公のカフェで働くアルバイトの女の子、しまちゃんです。
背が高くてちょっと猫背で黒髪のショートカット。ボーイッシュで地味な印象ではあるんですが、なんかとてもいい味を出しているんです。
話し方も木訥で不器用な感じがするのですが、仕事に対する姿勢は真面目で一緒にいいカフェにしていきたいというひたむきさが伝わって来ます。
主人公は仕事後に飲みに誘ったり、バッティングセンターに誘ったりしてしまちゃんと交流を深めていくのですが、そこには一般的にみる「上司と部下」とか「雇用主と被雇用者」なんて概念はなく、本当に人間として付き合っているという自然さがとてもいいのです。
これがバリバリに仕事をこなす派手な女性だったらダメなんです。
しまちゃんのような純粋でちょっと面白いこと考えていそうな子だから主人公も精神的に楽なんだと思います。
しまちゃんが花について詳しいシーンがあるのですが、そういうところもただの物知りっぽくなく優しさが伝わってくる感じがいいです。
パンとスープとネコ日和の松本佳奈監督作品は癒やし系映画で面白いよ!
この作品の監督である松本佳奈監督は「めがね」や「かもめ食堂」などの作品でおなじみの荻上直子監督の元で学ばれて来た方です。
「マザーウォーター」や「プール」「東京オアシス」など、癒し系の作品を多数撮っています。
それらの作品は映画ということもあり、途中間延びしてしまっているように感じることがあったのですが、「パンとスープとネコ日和」は1話完結で見やすく、これくらいでも情景や人間模様などは表現できるのかなと思いました。
しかし、さすが荻上監督のもとでいろいろと学ばれたというだけあって、作品間に流れる独特の癒しの空間の表現はさすがです。
正直、最初に見たときは荻上作品かと思ったくらいです。
ハプニングが起きる作品を作るより、何気ない日常を表現する方が繊細で難しいと思うのですが、役者さんの細かい表情をうまく引き出し、飽きのこない魅力的な作品に仕上がっていると思います。
小林聡美さんをはじめ、もたいまさこさん、光石研さん、市川実日子さん、加瀬亮さんなど、荻上先品ではおなじみの役者さんがいい味を出してくれています。
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