探偵物語のラストシーンはどうなるの?
ドラマ探偵物語が2018年4月8日に放送されます。
探偵物語といえば、映画のラストシーンが有名です。
- 映画版、ラストがすごく良かったんだよな。あの身長差とか。
- 『探偵物語』のラストは映画史に残るシーンなのです。
映画版のラストは、じつはめちゃくちゃ有名なんです。
一般的に、ドラマや映画の結末とかオチって、難しいじゃないですか。
でも、映画の探偵物語は、数ある映画のうちでも有数の傑作ラストシーンとの評価を得ているんですよ。
たとえば皆さま、こんな評価をされています。
新しい探偵物語はどんなラストのなるのか楽しみです。
映画直美は女として描かれ、ドラマ直美は少女として描かれました。
今回はどう描かれるんでしょうか。
キャスティングから考えると薬師丸直美に近い感じになるんでしょか。
描かれ方でラストの展開が変わってしまうのがこのドラマ #探偵物語— むかいひろ (@mukai_hiro) 2018年4月1日
『探偵物語』っていろいろ難ありの映画だけど、ラストの空港のシーンだけは素晴らしくエモーショナルな傑作エンディングだわー。
さっきテレビで観て目がしら熱くなった。。。— 小林でび☆ (@devikoba) 2018年4月1日
「探偵物語」、見た。「レトロ何でも許容病」にかかったつもりはないが、エンディングの主題歌「好きよ、でもね、たぶん、きっと」は良いなあと思ってしまった。で、それに乗って出てくる薬師丸ひろ子の白いスーツ姿(肩幅広い。バブル?)がきれい。ベストショットをラストに持ってくるとは、と嘆息。
— タカラカニ・エンゼッツ (@nsetz) 2018年3月22日
では、映画と原作とで、ラストシーンがどう違うのか?
それぞれをご紹介していきます!
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赤川次郎原作小説の探偵物語あらすじ
簡単なあらすじは以下のとおりです。
辻山は探偵事務所に勤める43歳。責任感もありまじめだが、やることはドジばかり。クビが危うくなってきた彼が命令された仕事は、あと5日で親のいるアメリカに出発する、元気が過ぎる女子大生直美の監視兼ボディガードとおもり。気づかれないように後をつけるが、あっという間に尾行はばれてしまう。
直美に翻弄される辻山の許に、元妻の幸子がギャングに追われ飛び込んで来た。跡取りを殺した疑いをかけられ、狙われているのだという―。
なんと辻山の元妻・本宮幸子(長谷川京子)に、暴力団組織との関わりも噂される「国崎興産」会長・国崎成道(國村隼)の跡取り息子・八代和也(山本剛史)を殺害した容疑がかかっているというのだ。しかも、幸子は辻山と別れた後、国崎と和也の両方と男女の関係にあったというではないか! 半信半疑の辻山だが、幸子は逃亡中で、真実は闇の中。そんな中、憎き幸子を殺そうと行方を追っている国崎が、辻山に接触してきて…!
一方、辻山から一部始終を聞いた直美は興味津々。自分たちで真犯人を見つけ、国崎からも命を狙われる身となった幸子を助けてあげよう、と言い出す。
物語はたった6日間。中年探偵とフレッシュな女子大生のコンビで贈る、ユーモアミステリ。
幸子を助けるために、真犯人を探す、という物語です。
【画像】映画探偵物語のラストはキスシーン。動画は?
松田優作と薬師丸ひろ子の長いキスシーンで終わります。
こちらがその画像です。
古い映画なんだけども、前に友人が「『探偵物語』の薬師丸ひろ子と松田優作のキスシーンがとてもよい」と話していたのを思い出した。
松田優作 183センチ
薬師丸ひろ子 155センチ pic.twitter.com/c8cjpqqd2U— (響◉ө◉) (@hbkyk) 2016年5月5日
この空港でのキスシーン、とても長いです。1分にわたる濃厚キス!
ぜひ映画で観てほしいです。
このキスシーンにはみんな思い出があります。
探偵物語のラストのキスシーンでふおおおってなります。不器用な探偵さん、良きです。 pic.twitter.com/Wh9Z1qQZVe
— 鯵 (@thnnngn) 2017年3月20日
斎藤工くんと二階堂ふみちゃんの
『探偵物語』か……。そしてMX2で優作と薬師丸ひろ子ちゃんの元祖『探偵物語』が放送している!
ラストで優作がひろ子ちゃんに激しく情熱的なキスをするシーンが子供ながら興奮し倒れそうだった
身長差がたまらないからぁぁぁぁ優作〜〜〜
— こと太 (@is08ck17) 2018年4月1日
身長差は、およそ30cmです。
- 松田優作183㎝
- 薬師丸ひろ子155cm
ちなみに息子の身長は?
- 松田龍平さんは183cm。同じですね。
- 松田翔太さんは181cm。
2人とも背が高い……。
そしてこのツイート注目です。
「探偵物語」無理に見せる必要ないのに脇役女優たちがおっぱいをちゃんと見せ、ヤクザの財津一郎は指を詰める。薬師丸ひろ子のアイドル映画にふさわしからぬエロ&残酷描写に戸惑わされるが、ラストの空港のシーンの衝撃を和らげるための布石だったのか、と気付かされる、薬師丸と優作の濃厚なキス。
— 東海旧作上映 (@chikemuri) 2017年10月7日
はい、その通りです。男性陣は、観てみたくなるでしょ~~~(笑)
わたしも、思わずこうなりました。

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赤川次郎原作探偵物語のラストシーンは?
『探偵物語』赤川次郎 冴えない中年探偵とおてんば女子大生のミステリー。映画はシリアスなところありましたがそちらに比べてこっちはかなり平和です。おてんば女子×冴えないおっさん好きはどうぞ。かわいいぞ。ラストはさわやか。
— さとこ (@daif9anko) 2017年8月30日
では、赤川次郎原作小説のラスト・結末はどうなるでしょう?
原作も映画もラストシーンの場所は空港
原作小説でもラストシーンは空港です。
幸子は国崎たちに海へ沈められてしまい、結局救えなかった直美と辻山。
その夜、直美は疲れ果てて眠る辻山のそばに、そっと寄り添って一夜をともにします。
直美はそっとドアを開け、中に入った。ドアを閉めると、辻山の側へ行って、座る。しばらく直美は、口を半開きにして、うなりともなんともつかぬ声を出している辻山を見下ろしていたが、そっと身をかがめると、唇を辻山の頬に触れた。ヒゲが少しザラついていた。
「前後不覚でも大丈夫かな」とつぶやくと、直美はひょいと立ち上がった。ドアの所へ行って明かりを消すと、少しドアを開ける。玄関の明かりが漏れてきていくらか居間の中を照らしていた。直美は辻山の脇へきてたつと、しばらく辻山を見下ろしていた。そして、パジャマを脱いで行った。
翌朝直美は、辻山への思いに後ろ髪を引かれつつ、予定通りアメリカ行きの飛行機へ乗るべく、空港へ向かいます。
目覚めた辻山は、女中の長谷沼さんから、昨夜の出来事を聞かされます。
辻山もまた、直美を追いかけようとしますが、幸子を救えなかった罪悪感から、身を引こうとします。
そのときーーなんと直美の自宅に、幸子が現れたのです。
「私を縛ったのが若いやつだったの。今の若い子ってひもの結び方も知らないらしいわね。車ごと海の中に入る前に解けちゃったのよ。それで後は車の外へ出て泳いで脱出。わたし水泳だけは昔から得意なのよね。」
辻山はポカンとして幸子を眺めていた。
「ほら、急がないと間に合わないわよ。男でしょ!」
辻山キーを握り締めて、ありがとうと叫ぶなり居間を飛び出していった。
果たして辻山は間に合うのか?
離陸したジャンボ機が急きょ引き返す
しかし辻山が空港に到着したころ、なおみはロサンゼルス行きの飛行機に搭乗し、すでに離陸していました。
ところが。
「お客様にお知らせ申し上げます」とアナウンスが入った。「本機は都合により成田空港へ引き返します。お忙しいところ……」
何事だろう?機内がザワついた。
理由の説明がないままに直美の乗ったジャンボ機は成田空港のそれも嫌に端の方へ停止した。
バスの中から直美をぼんやりと送迎の人の列を眺めていた。
あれはまさか!直美止めを見張った。
間違いない!辻山だ!
直美は目が涙で霞むのを感じて、慌てて手の甲で吹いた。
ロビーへ駆け出していくと辻山が手を振りながらやって来る。直美はその胸に飛び込んだ。
「幸子さんが!生きてたの?」
「そうなんだ。まったく大した奴だ。」
そして、本当のラストシーンになります。
【ラスト】直美と辻山が全力疾走する
辻山は直美の肩を抱いて、歩いていた。
「ねえ、君と僕とはいい取り合わせだと思うんだ」
「そうね」
「家柄も財産も」
「本当ね」
「年齢だってたった23歳しか違わない」
「ちょうどいいわね」
「じゃ、いいのかい?」
「でなかったら、こうして出てこないわ……でもどうして飛行機は戻ったのかしら?」
「なんでもあのジャンボに爆弾を仕掛けたって電話があったんだってさ。きっとイタズラだよ」
「あなたがかけたのね!」
「僕が?冗談じゃないよ!こんなに責任感の強い男はそんなことすると思うかい?」
※飛行機に電話をかけたのは、女中の長谷沼君江さんです。(そうとは書いてませんが、それ以外考えられない)
「駐車場まで走らない?」
辻山笑ってうなずいた「よし!」
「いい? それじゃ1,2,3!」
2人は駆け出した。直美は弾むような足で地面を蹴って走った。 どっちが早くても、そんなことはもうどうでもいいのだ。一緒に走っていることの方が大事だった。それが素晴らしいことだった。笑い声をあげて走りながら、直美はなんだか、自分が空に向かって駆け上っているような、そんな気がしていた。
このラストシーン、2人で駐車場までかけっこをしています。
じつはこれは、原作での2人の出会いのシーンと同じなんです。
辻山が依頼で直美の尾行をしているのですが、大学の構内で直美に偶然見つかってしまいます。
直美はそれと知らず、いきなり「100m競争に付き合ってくれません?」と声をかけ、一緒に走るのです。
そのときは、辻山は急に体を動かしたものだから、貧血で倒れてしまいます。
出会いとラストが、「一緒に走る」という動作でつながっているんです。
とっても、明るいハッピーエンドって感じで、さわやかです!
まとめ 探偵物語ラスト映画と原作のネタバレ
赤川次郎原作「探偵物語」のラストシーンをご紹介しました。
- 映画は、空港でキス。2人は別れ、直美はアメリカへ。
- 原作は、直美はアメリカ行きを取りやめ、2人は結ばれることに。
どちらも甲乙つけがたいですね。
薬師丸ひろ子映画でいうと、私は『探偵物語』の脚色って好きなんですよ。赤川次郎の原作はかなりコメディタッチなのを、暗いムードに変えて、ラストも別れさせてて。
— ギロチンとトキメキ劇団。 (@kubotakashi6074) 2018年2月18日
まあ、私は正直言うと、断然原作小説のほうが好きです!
映画はやたらシリアスになってますが、原作は本当に「おしゃれ・軽妙・ユーモラス」と底抜けに明るいんですよね。
そこを楽しんでいただきたいです!
ドラマ版では、どのようなラストになるのでしょうか?
楽しみですね。
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