直美と二階堂ふみはイメージが違う?
4月8日のテレビ朝日スペシャルドラマ「探偵物語」。
ヒロイン新井直美役は二階堂ふみさんです。
30余年前の映画版では薬師丸ひろ子さんがヒロインを演じていました。
この新しいリメイクでの新井直美は原作とは結構印象が異なる女の子に設定されています。
この記事では原作の新井直美の人物像や性格をご紹介したいと思います。
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二階堂ふみの直美、みんなの感想は?
はい可愛い~~!!#探偵物語 pic.twitter.com/N4Bk2JH0PW
— 菅生 (@himadesun_) 2018年4月8日
探偵物語大好き この二人もいいね‼ ふみちゃんのなおみお嬢様かわいい #探偵物語
— kokori (@0_incense_0) 2018年4月8日
悔しいくらいに二階堂の服が可愛い #探偵物語
— なつみ (@Nt_M) 2018年4月8日
薬師丸ひろ子のイメージが強すぎて、二階堂ふみがいくらお嬢ぶってもなんか違うと思っちゃう…。
#探偵物語— Ri♡ (@70827082naa) 2018年4月8日
二階堂ふみ可愛いし芝居も上手いし好きなんだけど、薬師丸ひろ子がやった時は服装も地味でおとなしめだったけど隠しきれないお嬢様感と言うか箱入り娘的オーラが出てたのよね…そこがちょっとな〜w #探偵物語
— 📎カオリン🖇🖇(暫く低浮上💧) (@kaorinblue_0056) 2018年4月8日
二階堂ふみは白タイツ。そして帽子。
なんかそのお嬢様ファッション、少し違う。
只、二階堂ふみは、流し目が似合うダメなら首って、いいセリフだな。お嬢様の探偵ごっこが始まるぞ
やはり原作や映画版の薬師丸ひろ子さんに比べると、華やかすぎるという印象ですね!
直美は20歳の大学生
原作の直美のプロフィールを引き抜いてみるとこんな感じ。
- スカートからすんなり伸びた白い足
- ちょっと愛嬌のある顔。
- 美人でないとも言えないが、美人というと少しイメージに外れている。
- 普通の状態でも多少びっくりしているように見える大きな目。
- 鼻筋が通っている。
- 口元はいたずらっ子の面影がある
ドラマ版だと、二階堂ふみさんは明らかに美人ですね~。
さらに、衣装が超豪華でおしゃれというのも、ドラマの楽しみの1つ。
これは原作にはないですね。原作では服はシンプルなワンピースなどを着ています。
5日後に父親のいるアメリカへ出発
直美は父親のいるアメリカへ、5日後に出発する予定です。
日本に戻ってくる予定はなく、そのままアメリカで暮らす予定です。
すでに通っている私立大学(立教大学がモデル)にも休学届けを出しています。
しかし直美は「アメリカへ行きたくないな」と漠然と感じています。
忙しい両親や、血の繋がっていない継母などと折り合いが悪いのです。
金持ちで美味しいレストランにお得意様
直美はお屋敷に住んでいてお金持ちのお嬢様。
行きつけのレストランが
- 都内でも指折りのフランス料理店。
- 知る人ぞ知る隠れ家的なレストラン。
どちらでも新井様のお嬢様としてお得意様になっています。
辻山を嫌っていたが徐々に心を開く
長谷沼さんが勝手に頼んだボディーガードの辻山を、直美は最初嫌がります。
辻山を困らせてやろうと友達4人でハイキングに出かけ、荷物やコーラの入った段ボールなどは全部重たいものを持たせてしまいます。
すると辻山は、山の頂上寸前で滑落してしまいます。
血の気が引く直美。
しかし辻山は無事で、直美は胸をなでおろします。
「悪いことをした」と思った直美はサンドイッチとコーラを辻山に渡して、少し世間話をします。
直美の持っている漠然とした大人になることへの不安を辻山に語ったりします。
こんなふうに。
「ひとつのことを20年も30年もやってられるってすごいな。私たちなんて、もう20歳過ぎたら、おじさんだおばさんだって言ってるけど、そんな人から見たら、私なんてほんの赤ん坊みたいなものなんでしょうね、きっと」
「いやにしおらしいじゃないか」
「人が真面目に話してるのに、からかわないでよ」
幸子を助けるために行動する直美
直美と辻山は、やがて辻山の前の奥さんの幸子を助けるために行動を共にします。
その過程で、殺人現場のあったラブホテルの部屋に2人で入ります。
そこでソファーに座って考え込んでいる辻山に、心惹かれてしまいます。
辻山は疲れて見えた。しかし、何かを背負っている男の姿だ。投げ捨てようと思えば、そうもできるのに、捨てる気にはなれない男なのだ。突然、直美は胸が締め付けられるように痛んで目をつぶった。頬が熱くなった。風邪でもひいたように。
横になって見る辻山は、それまでの辻山とは、どこか違っていた。もちろん同じ辻山であって、どこかが違っているのだ。顔を伏せ、じっと考え込んでいる。
もう別れて、本当ならばどうでもいい女性のために、苦しんでいる。辻山は元の妻、勝手に自分のところから逃げていった女のために歩き回っている。かっこよくないけども、しかし、決して笑う気にはなれないものだ。
辻山だって、あの薄汚れて、くたびれて、ヨレヨレになったコートみたいな男だって直美や笑うことができなかった。あれだって一生懸命にやってるんだもの。
「辻山さん」と、直美は言った。「キスしてみない?」
じっと目をつぶっていた直美は、長い沈黙に目を開けて、頭を巡らせた。
「ねえ辻山さん」
直美は起き上がった。ベッドから降りて近くに来たら、辻山は静かに寝息を立てていた。
直美が事件とトリックに気がつく
密室殺人のトリックは、以下でご紹介しています。このトリックに気がつくのが直美です。
辻山と幸子が愛し合うのを見てショックを受ける直美
物語の終盤、長谷沼さんが国崎たちにさらわれます。
幸子や辻山は「生きて帰れないこと」を決意。国崎のもとへ明日向かう気持ちでいます。
そんな中、幸子が辻山を誘います。辻山は最初は拒むものの、胸が熱くなって幸子を抱きます。
しかしそこは直美の屋敷。直美は居間の細く開いたドアの外にじっと立って、その現場を目撃してしまいました。
行かなきゃ。こんなところにてはいけないんだ。そう言い聞かせても、なかなか足が動かなかった。無理に引きずるようにして歩き出す。
聞くのが辛いくせに、離れたくなかった。どうしてなのか、涙が出そうになる。悔し涙? そんなバカな!
あんな中年男、ただいやらしいだけの、どこにでもいる男じゃないか。あんなやつのために、泣くはずがない。
家の門を出ると、直美は待たせておいたタクシーに乗った。タクシーが走り出すと、その振動のせいか、たまっていた涙が、一粒、頬にこぼれていった。直美はそれをぬぐおうとはしなかった。
辻山に、淡い恋心を抱くんですね。
事件が解決してアメリカへ旅立つ直美
結末はこちらで書きました。
映画版と、原作で、結末が異なります。
果たしてドラマ版ではどうなるのでしょうか?
楽しみですね。
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