初めまして。「世界の名著をおすすめする高等遊民.com」運営者です。
このブログを支えるのは「哲学や文学は人生を生きる上での役に立つ!」という理念です。
近年日本の大学では、文学部が縮小の憂き目に遭っています。
英文学科は縮小または改変され、たとえば「グローバルビジネス学科」というものに変わる。
昔名残りの哲学科なども「国際思想・国際教養学科」などという名前に変わりつつあります。
それは、
- 文学や哲学は役に立たない
- 資格やスキルを身につけるのが役に立つ
という考えによるものです。
その考えの持ち主は、政財界の人々だけではありません。
この社会に生きる私たち一人ひとりの中にも、深く入り込んでいる考えではないでしょうか?
日本人全体の上に、こうした資格・スキル重視の考えが蔓延している。
だからこそ、政財界は大学改変を要請するのではないでしょうか?
また、文学や哲学を愛する人々の頭の中にも、同様の考えが影を落としています。
「あなたの愛する文学や哲学は、役に立つのか?」
と聞かれて、確固たる返事ができる人はどれだけいるでしょうか?
そんな穏やかな挑戦に対して、薄笑い以上のレスポンスを返せることは稀です。
当ブログは、そんな風潮に対するカウンターとして設立されました。
哲学者や文学者は、私たちが自らの生を生きる上で、大変深く重要な問題を提起しています。
彼らの高い問題意識を自らのものとし、実生活に活かすことができるはずだと考えています。
一言で言うなれば「実践哲学」とでも言ったものです。
そしてはっきりと、
文学や哲学は役に立つ!
と言い切れればよいなあと思います。
したがって、当ブログの主な内容は、
- 日本や世界の古典文学・哲学の紹介
- その学び方
これらが中心となります。
「文学や哲学に興味があるけど、一体どういう問題を扱っているのか?」
「学びを深め、自らの人生を豊かにしていけるのだろうか?」
そういう方々の参考になるような記事を書いていきたいと思います。
それだけでなく、まんが・アニメ・ドラマ・映画・音楽などなど、現代のリアルなカルチャーの情報や感想なども追いかけていきます。
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また、読書に関するお悩みも随時受付中です。
以下、2018年7月追記↓
ありがとうございます。現状では大学院のようなアカデミズムの世界でしか哲学は生きていません。職業としての哲学者には関心がないけど、哲学に関心のある方が集まれる場所があるといいですね。#マシュマロを投げ合おう https://t.co/W2ILxZsYBH pic.twitter.com/rWqG5jAqcK
— Master Neeton@哲学にやや詳しい高等遊民 (@MNeeton) 2018年5月10日
→Twitterフォロワーなら分かる高等遊民クイズ(激ムズ)
できた~~~
「そこそこ手ごわいプラトンクイズ 全10問」
みんな挑戦&拡散してね!https://t.co/QBlFrmzS71 pic.twitter.com/Xk4WAkhnV7
— Master Neeton@哲学の高等遊民 (@MNeeton) 2018年6月27日
今後は、栄養学に立脚した食生活のお話なども書いていきたいです。
これが、「世界の名著をおすすめする高等遊民」の目的です!
高等遊民の有料noteの紹介(音声入力で書きました)
noteにて、哲学の勉強法を公開しています。
現在は1つのノート。
1.【高等遊民の哲学入門】哲学初心者が挫折なしに大学2年分の知識を身につける5つの手順
予告していた哲学入門を公開しました。「哲学の勉強したいけど、方法や道筋が分からない方」宛てに書きました。よかったらご覧ください。
【高等遊民の哲学入門】哲学初心者が挫折なしに大学2年分の知識を身につける5つの手順|MasterNeeton@哲学の高等遊民|note(ノート) https://t.co/ZU4csO2ipt— Master Neeton@哲学にやや詳しい高等遊民 (@MNeeton) 2018年5月13日
こちらは「哲学に興味があって勉強したい。でも、どこから手を付ければいいのかな……」という方のために書きました。
5つの手順は、「絶対挫折しようがない入門書」から始めて、書かれている作業をこなしていくだけ。
3か月ほどで誰でも哲学科2年生レベル(ゼミの購読で困らないレベル)の知識が身につきます。
3か月というのは、非常に長く見積もった目安です。1日1時間ほど時間が取れれば、1ヶ月くらいで十分にすべてのステップを終えることができるでしょう。
ちなみに15000文字ほどですが、ほとんどスマホの音声入力で書きました。
哲学という、かなり難しい内容でも、音声入力で話して書くことは可能です。
音声入力を使いこなしたい方の参考にもなると思います。
などについても話しています。