赤くギョロっとした目で個性的な鳥「ベッキー」。
アシカのフルークとラダーの合図で現れ、ドリーを探すお手伝いをしてくれます。
が、マイペースなのか天然なのかポップコーンを食べに寄り道をしてしまうなど不安な要素も…。笑
見た目もだいぶ怪しいけど愛嬌があって思わず笑っちゃう!
分かってるのか分かってないのか不明な所も味があります
マイペースだけど呼んだらすぐ来てくれますしね
キャラとして必須です。
そんなベッキーについて詳しく知りたい!
- 鳥のベッキー。種類は?
- 本当に赤く見えるの?
- ベッキーの視覚・色覚は障害と関係ある?
- ウル~って呼ぶと来る?本当の鳴き声は?
- 密かにファンの多いベッキー。他作品でも見れる?
脇役ながらもその存在感はキョーレツです!
ちょっとおバカなんだけど可愛いベッキーについて調査&考察しています。
お先に結果をまとめると・・・
- ベッキーはアビという鳥。
- 赤くは見えない!鳥の目は人間より優れている!
- ベッキーの視覚について考察してみた!
- アビの鳴き声はオオカミのよう。
- ベッキーにそっくりな鳥が「モアナ」で見れる!
それでは詳しく解説していきます!
【ファインディングドリー】鳥のベッキーの種類は視力障害持ち?バカでかわいいと評判!
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【ベッキーの種類は?】鳥類のアビ。性別は女性
ディズニー公式プロフィールによるとベッキーは「アビの群れの一人」となっています。
本編で「彼女は~…。」とも呼ばれていますし、名前からしても女性ですね。
- 他の鳥たちよりボサボサの羽毛。
- 赤く大きい目。(瞳孔も開いてる感じで焦点も合わない感じ。)
見た目で判断しちゃいけないけど、仕事を頼むにはだいぶ不安な風貌です(笑)
アシカのフルークとラダーは彼女を信頼しているようでしたが、
ニモの父であるマーリンは「この鳥じゃダメだ!」とまで言い切っていました。
マーリンのことが気に入っていたのか食べようとしていたのか突っついていましたね(笑)
まずはそんなベッキーの種類である「アビ」についてご説明します!
こちらがリアル「アビ」。
ベッキーと同じような模様で、目も真っ赤です。
アビという呼び名はアビ科に属する鳥の総称で用いられるそう。
全長平均は63cmと、まあまあ大きめで海洋に生息している鳥です。
【視界は赤いの?】鳥の目は人間より良い! これは映画の演出?
そんなベッキーのモデルであるアビですが、気になるのは
「本当に視界は赤く魚眼レンズのように見えるの?」
ってことじゃないでしょうか?
本編では「恐らくこれはベッキーの視界であろう」赤く魚眼レンズのような狭い視界でマーリンを見る映像がありますよね。
しかも初めは焦点が合いません。
これが本当なら鳥の狩りは相当難しそうです。。
鳥の視界・・・だいぶ興味がありますね!
それでは早速ですが鳥が見る世界をご覧ください。
左が人間の視界。右が鳥の視界です。
ん?色の見え方はさほど変わらず、視野はだいぶ広く見えますね。
次にこちらの花
鳥が見ると
こんな感じに。
色見は若干違いますが、人間が見るより花びらと葉の葉脈などがハッキリ見えます。
そうなんです。
鳥って実は人間よりも優れた視界を持っているんです。
こちらの動画を参考にしました(英語ですが……)
参考動画 How Birds Really See the World
って話なので要約すると
何が優れているかと言うと
- 人間の見えない紫外線を見ることが出来る。
- 視野が広く特殊な中心窩(ちゅうしんか)を持っている。
- 網膜血管と呼ばれる特殊な構造を眼球に備えている。
つまり
- 人が見えない色を感知できる。
- カメラがマクロレンズとミクロレンズの両方を備えているように、遠くの物にも、近くの物にも同時に焦点を合わせられる。
- 受ける光の角度が変化しても、常にクリアな視界を維持することができる。
スマホのカメラよりも凄い解像度だそうです!
【考察】ベッキーは視覚障害持ちなの? 障害はドリーのテーマ
鳥は目が良いはずなのにベッキーはあの視界って・・・
「ベッキーは視覚・色覚の障害があるの?」
これに関しては監督のインタビューもなく公式の説明もないため考察になってしまいます。
考察その1
「ベッキーの視界である。と分かりやすく演出するため。」
ファインディングニモ・ファインディングドリーのシリーズでは「魚が擬人化された世界」になっています。
なので基本的には魚目線で陸や他の動物を見る形ですね。
もし、人間が主役の映画で魚目線を描こうとなるとやはり
「人間とは違う目線・見え方で描くはずです。」
水中なのでボヤ~っとさせたり、色を変えたり・・・
とくに本作では魚と鳥はまともなコミュニケーションを取っていません。(人間の言葉でのやり取り。)
つまりマーリンやニモにとってはまるで別の生き物なわけです。
そんなベッキーの視界を描くには「分かりやすく色と視野を変える。」
そんな演出が必要であったんではないでしょうか。
実際にベッキーが見ている世界というより、
マーリンたちが「恐らくこう見えているであろう世界」を表現したのかもしれません。
考察その2
「障害をテーマにした作品。ベッキーは目の障害を抱えている」
ファインディングニモ・ファインディングドリーは障害を扱った作品だと言われていますね。
- ニモは右ヒレが小さいです
- ドリーは忘れっぽい。
- ジンベエザメのデスティニーは目が悪く、
- シロイルカのベイリーは頭痛でエコロケーション(超音波)が出せない
- タコのハンクは足が7本です。
そんな障害があっても、みんなに共通することは
「自信と勇気で乗り越えて、愛される個性となっている。」
「苦手なことは協力して乗り越える!」
ではないでしょうか?
ではベッキーは?
マーリン・ニモとは言葉でのやり取りがないために
「ベッキー自身がどう思っているか?」までは読み取れませんよね~。
例え障害を持っていた目だとしてもベッキーが気にしている様子も見られません。
アシカのフルークとラダーには信頼されていますし、少し抜けてる部分があってもちゃんと仕事はこなしています。
なのでとくにベッキーの目が障害であるかには重点を置いていないような気がします。
考察その3
「どんな相手にも目を見て気持ちを伝える努力を。信じる気持ちが大事。」
と言ったメッセージ?
ベッキーに関しては視覚の障害よりも、マーリンがベッキーに対する態度の方がメッセージ性があるのでは?
と思います。
「話が通じなさそうな相手だから意味がない。」
「絶対に伝わらない。」
と思っていたマーリンですが、目を見てちゃんと伝えたらベッキーもそれに応えてくれました。
なので私の結論としては
「ベッキーの視覚はあくまで演出の一部で、問題は接する側にあり!」
という見解に至りました。
実際のところは監督や製作スタッフでなければ分かりませんが、ベッキーはとにかく味のあるいいキャラであることは間違いありません。
【ウルー】アビの本当の鳴き声はオオカミみたい!
アシカのフルークとラダーやマーリンはベッキーを呼ぶときに
「ウル~っ。」
って呼んでいましたよね。
するとベッキー含めたアビの群れが海上に降り立ちます。
さて、実際のアビの鳴き声は?↓ (再生してすぐ流れる音が、アビの鳴き声)
コミュニケーションをとる時にこのように鳴くようなので「ウル~。」じゃないにしても近くにアビがいれば試してみたいものです。
上手にできれば返事してくれるかも???
ちなみに日本では冬季に越冬のため九州以北に冬鳥として。
北海道では渡りの途中に旅鳥として寄ることがあるみたいですよ~。
【モアナに出たニワトリのヘイヘイ】ベッキーと似てる!
2017年3月に日本で公開された「モアナと伝説の海」
ハワイを舞台にしたプリンセスストーリーとして記憶に新しいんじゃないでしょうか?
そのモアナにベッキーそっくりな鳥がいるんですね~。
ドリーとモアナ両方見ている方ならすぐに分かりますよね♪
こちらが主人公モアナが住む島のニワトリ「ヘイヘイ」
顔と姿が雰囲気出てますよね~。
ヘイヘイの特徴は「非常に頭が悪いこと」笑。
直進しかできないし、目の前にあるものを何でも飲み込んでしまいます。
そのアホさがまた可愛いんですよね~!
ポップコーンにつられていたベッキーですが、ヘイヘイのが問題ありそうです。
鳥の種類は違うものの、またしても面白さと愛嬌のある、かわいい鳥のキャラクター。
二人の共演も見てみたいですよね~!
いいカップルになれそうな気もします(笑)
ちょっとモアナ観たことなかったので、観てみます!
まとめ:ベッキーはアビという種類。本当の鳥は人間よりも目が良い!
笑えてしまう可愛さです。
脇役ながら人気があるのも頷けます。
- ベッキーはアビという鳥。
- 本来は赤く見えない!鳥の目は人間より優れている!
- ベッキーの赤い視界は特に視覚障害を表わしてるわけではない
- アビの鳴き声はオオカミのよう。
- ベッキーにそっくりな鳥が「モアナ」で見れる!(ニワトリのヘイヘイ)
マーリンを突っついたりポップコーンの容器に頭を突っ込んだり(笑)
とにかくいいキャラです。
ベッキーファンなら是非「モアナのヘイヘイ」も見てみて下さいね♪
絶対好きになりますから!
ファインディングニモの動画が観たくなったあなたへ
ファインディングドリーが面白かった!
前作のファインディングニモも観たくなった!
そんなあなたはこちらで動画視聴の方法をご紹介しています。
ぜひご覧ください。
なんだかんだでしっかりバケツ運んだり、仕事してくれるのもいいですね~