アリストファネス『雲』超面白い古代ギリシア時事ネタコント
アリストファネスとは、古典期アテナイで活躍した喜劇作家です。辛らつな風刺劇を演じて人気がありました。 『雲』というのは、「ソフィストのソクラテス」が出てくる喜劇です。今回はそのごく簡単な紹介をしたいと思いま…
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日本や世界の古典文学のあらすじや要約を解説! 読書法や勉強法の悩みも解決!
アリストファネスとは、古典期アテナイで活躍した喜劇作家です。辛らつな風刺劇を演じて人気がありました。 『雲』というのは、「ソフィストのソクラテス」が出てくる喜劇です。今回はそのごく簡単な紹介をしたいと思いま…
「わかっちゃいるけどやめられない」でおなじみの、アクラシア問題について解説します。 アクラシア問題は、主にアリストテレス『ニコマコス倫理学』で取り上げられた問題です。 『ニコマコス倫理学』の全体をあっさり解…
エピクロスの快楽主義について、何度か考えてきました。その内容は、幸福のために、快楽を第一に考えるというものでした。 今回は、そもそもどうして快楽を第一に置いたのか、という点について見ていきたいと思います。 …
エピクロスの欲望の分類について詳しく見て行きたいと思います。またそれに対するキケロの批判も確認していきます。 3種類の欲望 1.自然かつ必須な欲望 2.自然だが必須ではない欲望 3.自然でも必須でもない欲望…
ルクレティウス『事物の本性について』 エピクロスに端を発する「快楽主義」の検討をする上では、とても面白い本です。 亡くなった友人の思い出は快い感情をもたらす、という主張を見ました。 こちらを読んで戻ってきて…
前回に続いて、エピクロスの快楽主義について見ていきたいと思います。 エピクロスによる欲望の分類 エピクロスは欲望を3つに分類した上で、「自然な欲望」を悪ではないとしました。[1] 1.自然かつ必須な欲望 …
ヘレニズム時代の哲学は、「人生をいかに生きるか」という問題が中心になっていたと言われています。 まさに実践哲学です。哲学や文学を頼りに人生を渡りきっていこうとする私にはぴったりのものかもしれません。 ヘレニズム時代の哲学…
哲学者プラトンの生涯とその思想について、改めて考えてみます。 その中で「プラトン哲学」という当たり前のように使われる言葉について、少し疑問を投げかけてみたいと思います。 というのも、プラトン自身は、対話篇のうちで自らの考…
はじめに いわゆる「魂三部分説」を何回かに分けて考察しています。 「魂三部分説」という言葉は、プラトンについての解説書を読んだ方なら誰でも目にした言葉かと思います。 その解説を読んで、どう思うでしょう。正直「ふーん ( …
以前、いわゆる「魂三部分説」の文脈について考察しました。 魂なんて非物質的なものがなんで3つに分かれるんだよ、という疑問に対して、要するに個人の内部での正義の働きについて論じるための取っ掛かりとして、国家を比喩・類比とし…
プラトン『国家』第四巻にいわゆる「魂三部分説」が出てきます。 この言説が登場する文脈を理解したいと思います。 そもそもこのいわゆる「魂三部分説」は、プラトンの解説書では必ずと言っていいほど出てきます。 ”プラトンによる正…
マルコムX(マルコムエックス 1925-65)とは、アメリカにおける公民権運動の時期に活躍した、イスラム教グループの幹部です。 公民権運動といえばキング牧師(=キリスト教)のイメージが第一に浮かびます。 しかしアメリカに…