【本を最後まで読み通せない】難しい本でも複数冊ラクラク読み切る3つの方法

あなたは「本を最後まで読み切れない」と悩んでいませんか?

  • 本を読むことにとても苦手意識がある
  • 50ページくらいでいつも挫折して放り投げてしまう
  • 「頑張らないと読み切れない」って、そもそも読書のあり方としておかしいよね・・・
  • 読みたい本が溜まってしまって本棚が肥やしだらけ

本を最後まで読み切る。

意外に大変なことです。
私なんかも、しょっちゅう途中で止めてしまいます。

実は大量に本を読んでる方ほど、本を最後まで読み切ると言う意識は低いものです。
何も手に取った本を最後まで読まなければいけない義務はありません。
最後まで読まなければいけないという義務感が、あなたの苦手意識を作っている原因かもしれませんよ。

  • 読書を通して自分の内面を磨いていきたい
  • 教養を身につけて自分を高めていきたい

とても立派な素晴らしいモチベーションだと思います。

そんなあなたに、
「頑張らずに本を最後まで読切れるようになる3つの方法」をご紹介します。

この方法を実践すれば

  • 最初の5分10分で、全体の内容が把握できるようになる
  • 同時に複数冊読むので、読書スケジュールがどんどんはかどる
  • 難しい本でも、後日再挑戦できるよう爪痕を残せる

苦手意識を吹っ飛ばして、本を読むのがどんどん楽しくなりますよ♪

方法その1 目次・序文・あとがきを熟読する

あなたは、読書する時、いきなり本文を読んでいませんか?

まず、

  • 目次
  • まえがき
  • あとがき

を読むこと。
これは読書好きの方にとっては基本的なことです。

小説には目次がありません。
だからついついいきなり本文を見てしまう習慣があります。

しかし、実用書などに関しては
「目次・まえがき・あとがき」を熟読することから始めましょう。

それだけで本文を読むときに「理解力・スピード・効率」
段違いで変わってきますよ。

その結果「難なく最後まで読み通してしまった」ということも普通にあります。

目次を本文を読んでいる間も見返す。
それで

  • 「今1冊の全体でどの位置にいるのか?」
  • 「この章・この節は、全体の中でどんな役割を果たしているのか?」

ということを意識しながら読書することができます。

方法その2 3冊単位の読書! テーマや著者で一貫性を意識した本選び

最後まで読めないあなた。
1冊1冊を行き当たりばったりで選んでいませんか?

それを「点の読書」と言ったりします。

点の読書は、一貫性も方向性もありません。
なので「その本の中身を、最後まで読み通せるかどうか?」

これが

  • 面白いか? 面白くないか?

で決まってしまいます。

本には当然、当たり外れがありますよね。

  • はずれの本も引いてしまったら、最後まで読めとおせない
  • たまたま当たりを引けたら最後まで読める

こんな感じで、「本の中身によってあなたの集中力や理解力が左右されてしまいます」

こんな事態は避けたいものです。

そのためにも「一貫したテーマで複数冊を読む」ことを基準にしましょう。

これを「線の読書」などと言ったりします。

同じテーマで3冊単位で読む。3冊選べば

  • 当たり
  • ふつう
  • ハズレ

このどれかのバランスがとれてきます。すると、

  • 当たりの本と外れの本の比較ができます

「どこが重要」
「どこが重要でないか」

こうしたことも、自然と頭に入ってきます。

「なぜ同じことを説明しているのに、
この本は面白くて、こっちの本はつまらないか?」

というところまで意識がいくようになれば、あなたの読書レベルは格段に上がっています。

  • 同じテーマのジャンル選び
  • 同じ作家の作品選び

このように一貫性を持たせるだけで、あなたの集中力はまるで変わってきます。

方法その3 読む本はすべて「最後のページまでめくる習慣」をつけよう

以上の二つの方法を実践すれば、
あなたは「今までとは全く別次元の読書」ができる自分を発見しているでしょう。

しかしそれでも「最後まで読めない本」というのは、絶対にあります。
例えば

  • 全然関係ないジャンルに手を出した
  • ものすごく分厚くて難しい本を選んでしまった

なかなか最後まで読み通すのは難しいでしょう。
そんなときは、諦めるのも一つの手です。

ただし、「最後までページをめくる」という習慣を忘れないようにしてください。

  • 「もうこの本を全部理解するのは不可能だ」
  • でもとりあえずページを最後までめくろう

このようなイメージです。

目次を適宜確認しながら、本文の見出しだけでも確認するようにしましょう。
そしてできれば「1ページの中で1つ線が引く」
これができれば素晴らしいです。

こんな感じで、難しい本でも「とりあえず1回目の読書」を終えてしまいましょう。

そうすれば、また後日読む時に、とても大きなヒントになります。

  • ページを最後までめくったこと
  • ちょこちょこと線引きをしたこと

これがあなたにとって記憶や理解を助ける鍵となります。

まとめ

「本を最後まで読み切れない」と悩むあなたに
「頑張らないで最後まで読み切る3つの方法」についてご紹介しました。

  1. 目次・序文・あとがきを熟読する
  2. 本選びのときは、「テーマや著者」などで一貫性を意識する
  3. 読めなくなる前に、最後までページをめくる習慣をつける

1から10までかならず読まなければいけない本は、小説くらいなものです。
小説ですら、飛ばし読みをしても良い・飛ばし読みするスキルというものがあります。

この3つの方法を生かして、ぜひあなたの読書力を高めてくださいね。

高等遊民のnoteの紹介

 

noteにて、哲学の勉強法を公開しています。

 

現在は1つのノートと1つのマガジン。

 

1.【高等遊民の哲学入門】哲学初心者が挫折なしに大学2年分の知識を身につける5つの手順

2. 【マガジン】プラトン『国家』の要約(全10冊)

 

1は「哲学に興味があって勉強したい。でも、どこから手を付ければいいのかな……」という方のために書きました。

5つの手順は「絶対挫折しようがない入門書」から始めて、書かれている作業をこなしていくだけ。

3か月ほどで誰でも哲学科2年生レベル(ゼミの購読で困らないレベル)の知識が身につきます。

3か月というのは、非常に長く見積もった目安です。1日1時間ほど時間が取れれば、1ヶ月くらいで十分にすべてのステップを終えることができるでしょう。

ちなみに15000文字ほどですが、ほとんどスマホの音声入力で書きました。

かなり難しい哲学の内容でも、音声入力で話して書けます。

音声入力を使いこなしたい方の参考にもなると思います。

 

2はプラトンの主著『国家』の要約です。
原型は10年前に作成した私の個人的なノートですが、今読んでも十分に役に立ちます。
岩波文庫で900ページ近くの浩瀚な『国家』の議論を、10分の1の分量でしっかり追うことができます

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