ドリーが迷い込んだ水族館の水槽にいた視力の弱いジンベエザメ「デスティニー」
大きい体に愛らしい顔がとってもかわいいですよね~!
ドリーが家族を探すアテは「記憶に残っている物・言葉」でした。
そして途中で見つけたのは「デスティニー」と書いてあるバケツ。
すぐさま「運命!」と直感が働きバケツに入ったドリー。
そのバケツの中にいたのは餌と思われる死んだ魚・・・
飼育員に掴まれたドリーはデスティニーの水槽に投げ込まれます。
視力が悪いデスティニーに話しかけたドリーは食べられずに済んで一安心でしたね。
・・・はい。
ここでジンベイザメを知る人は違和感を持ったことでしょう。
「ジンベイザメのエサってプランクトンじゃなかった?」
そもそも思い返せば
「なんでジンベイザメなのにクジラ語話せてたんだろうか?」
ファインディング・ドリーでは海洋生物監修として「さかなクン」のお墨付きであるし、生態や特徴はかなり生かされているはずだよね?
よし。
ジンベイザメを知り、この意図をひも解こう!
- ジンベイザメのエサは何?
- サメもクジラみたいに鳴けるの?
- 普通に話せるのにクジラ語をなんで使ったの?
お先に結果をまとめると?
- ジンベイザメのエサはプランクトンやオキアミ。
- サメはクジラのようには鳴けない。デスティニーが話せた理由は英語名にあり?
- クジラ語は早く遠くまで届く万能さを持ってる!
このように! 詳しく解説致します!
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ジンベイザメのエサはプランクトンやオキアミ。魚じゃない
まずは、かわいいデスティニーからご紹介致します!
デスティニー
海洋生物研究所の水族館プールに暮らす、ジンベエザメの女の子。
あわてんぼうで視力が弱く泳ぐのが苦手なため、その大きな身体をあちこちにぶつけてしまう。世界最大のサメの仲間だが、友だち思いの優しい性格。
水槽でドリーとあった時
「ドリー!久しぶり!覚えてる?」
と言っていたので知り合いだったようですね。
紹介文にもあるように世界最大の魚です。
サメであり、世界最大である。
一見「そんだけ大きいサメなら人間なんて一飲みじゃん!」
って思いがちですが、性格はいたって温厚ですし人にとって危険性は低い魚なんです。
それどころか、食べ物は「プランクトンやオキアミ」という非常に小さいもの。
小魚や海藻なども食べるそうですが、水族館ではほとんどオキアミをエサとして与えられているようですね。
となると、デスティニーと書いてあったバケツと死んだ魚は確かにおかしいですよね~。
まぁ、あくまでアニメ作品ですしストーリーをスムーズに進めていくためには多少の着色も必要だったのかもしれません。
掘り下げれば
- ベビーカーを走らせるタコのハンク
- ラッコたちが道路に飛び出て車を止める
- ハンクが車を運転する
なんてあり得ないわけですし、デスティニーのエサが魚だったぐらいはストーリー上大目に見るべき箇所かもしれませんね。
【考察】ジンベエザメのデスティニーがクジラ語を話せる理由は英語名にあり?
ここで1つの事実をお伝えします
クジラやイルカの鳴き声は聞いた事ありますが、確かにサメが鳴くなんて聞いた事ないんですよね~。
なんて私も思って調べたんですが、結果は以下でした↓
- サメには声帯も肺もないため鳴けない。
- 食道に空気が勢いよく通過して震えると鳴いたように聞こえることもある。
クジラが鳴くメカニズムも種類によって異なるようですし、まだ解明されてないことも多いようです。
とにかく海の生き物はまだまだ分からないことがいっぱい!ってことですね。
一般的には「鳴かない。鳴けない。」とされているジンベエザメなのに、なんでデスティニーはクジラ語が話せたんでしょう?
それは英語名にヒントが隠されていました!
ジンベイザメ・・・英語名は「Whale shark」ホエールシャーク。
直訳すると「クジラザメ」になります。
実はこれ英語名以外にも
- ドイツ語名
- フランス語名
- イタリア語名
- 中国語名
で「クジラザメ」と呼ばれているみたいなんですね~。
確かにその大きさや温厚な性格から見てもクジラのように見えます。
ちなみにファインディング・ニモでは本物のクジラが登場していましたね。
しかしドリーとデスティニーのようには会話できませんでしたね。
恐らくですがドリーとデスティニーはクジラ語を話せるもののネイティブではないのでしょう。
本当のネイティブなクジラ語はまさにこんな感じ↓
3分くらいの動画ですが、いきなり「うおお~~」っていいます。
なんか野生の犬と牛が混ざったような鳴き声といいますか……
ドリーとデスティニーのクジラ語は「日本人とフランス人が英語で会話」している感じなのかもしれません。
クジラ語は早く伝わり3000km先にまで聞こえる!
ドリーとデスティニーはクジラ語じゃなくても普通に会話できます。
ですが、ドリーが一人で配管の中を進んでいる時は道に迷わないようにデスティニーがクジラ語で話しかけていましたよね。
これって何でなの?
普通に大声で配管に向かって話すのじゃダメなの?
そこにはクジラ語の凄さが隠されていました!
海中で発せられた音は陸上とは違いなかなか弱くならずに遠くまで届くそうなんですが
その距離なんと「3000km先」まで。
桁違いの距離すぎやしません?
しかも1秒間に約1.500mもの速度で伝わるんです。
これは陸上より4.5倍の速さだそうです。
そこまで有能なクジラ語であれば、早くドリーに声を届けたかったあのシーンで利用されたことに納得です!
まとめ:デスティニーの本当のエサはプランクトンやオキアミ。クジラ語は水の中で万能な言葉!
【ファインディングドリー】ジンベイザメのデスティニーのエサはおかしい?クジラ語を話せるのはなぜ?
- ジンベイザメのエサはプランクトンやオキアミ。
- サメはクジラのようには鳴けない。デスティニーが話せた理由は英語名にあり?
- クジラ語は早く遠くまで届く万能さを持ってる!
大きくて優しくてかわいいデスティニー。
日本語吹き替えの声優「中村アンさん」のクジラ語も素晴らしかったですよね~!
クジラ語凄いですね~。
実際に海で聞いてみたいものです!
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