【wiki哲学史】エピクロスの死の思想と理想の境地とは?隠れて生きよという名言の意味とは




エピクロスの人生とエピソードについて。

 

まずはネオ高等遊民のツイート

 

 

 

 

以下引用はWikipediaです

 

エピクロスの人生と生涯

エピクロスはアテナイの植民地であったサモス島に、紀元前341年に生まれた。

 

341年と、特定されてるのは、古代では珍しいです

余程確かな証拠があるのでしょうか。

 

サモス島というのは、ギリシャの右のほう。

もはやほぼペルシャですね。いまでいうトルコ

 

サモス島生まれですが、アテナイ人という身分です

小笠原諸島生まれだけど東京人みたいなもんですね

 

当時アテナイ人の青年には2年間の兵役義務があり、紀元前323年エピクロスも18歳の時、アテナイへ上京した。

 

へえ~。2年間の兵役義務。こういうトリビアルな情報が割とWikipedia読むと手に入っていいですね

 

この時アカデメイアでクセノクラテスの、またリュケイオンでテオプラストスの講義を聞いたと言われる。

 

ここで哲学

 

2年のアテナイ滞在後、エピクロスは家族のもとに戻るが、サモス島のアテナイ人入植者は、アレクサンドロス大王の後継者ペルディッカスによって弾圧され、対岸の小アジアのコロポンに避難していた。

 

コロポンはこのイズミル県のどっかにあったみたいです。サモス島のすぐ北ですね

 

紀元前311年、エピクロスはレスボス島で自身の学校を開くが迫害を受け

 

アテナイ人の迫害があったんですね~。これは知らなかった

しつこい地図ですが、レスボス島はここ。イズミル県のすぐ北

 

紀元前307年か紀元前306年には、エピクロスは弟子たちとともにアテナイへ移った。ここで郊外の庭園付きの小さな家を購入し、そこで弟子たちと共同生活を始めた。いわゆる「エピクロスの園」である。

 

トルコに近い島で迫害されて、アテナイに移ったんですね

知ってました? わたしは知りませんでした

ふつうにエピクロスは最初からアテナイにいるもんだとばっかりおもってました

 

エピクロスはこの後、友人を訪ねる数度の旅行以外は、アテナイのこの学園で過ごした。紀元前270年、エピクロスは72歳でこの世を去った。

 

なんでこんなに生没年がはっきりしとるんだろうか

 

エピクロスの思想と哲学は快楽主義

エピクロスの認識論(知識とは何か)は感覚ベースの唯物論

エピクロスの自然思想は、原子論者であったデモクリトスに負っている。つまりそれ以上分割できない粒子である原子と空虚から、世界が成り立つとする。

 

原子って理科なイメージしちゃいますけど、きわめて哲学的・観念的な思想ですよ

魂と同じくらい観念的な考えです

当時は顕微鏡とかないわけです

 

【エピクロス原子論の解説】自然に従って生きるヘレニズム哲学

存在を把握する際に用いられるのが感覚であり、エピクロスはこれは信頼できるものだとみなし、認識に誤りが生じるのはこの感覚経験を評価する際に行われる思考過程によるもの

 

これ重要です

感覚をもってるから知識をもつことができます

 

「感覚は時々間違う」

デカルトの懐疑でも有名ですが、これは感覚自体が悪いのではなく、判断が悪いとエピクロスは考えます

デカルトは感覚自体を信頼しません

 

 

エピクロスが死を恐れない理由はなぜ?

「死について恐れる必要はない」と述べているが、その理由として、死によって人間は感覚を失うのだから、恐怖を感じることすらなくなるのであり、それゆえ恐れる必要はない

 

死んじゃえば、まったく無になるから問題ない

ソクラテスの弁明でも、ソクラテスが語ってますね

 

 

エピクロスの倫理学。理想の境地はアタラクシア

エピクロスは、幸福を人生の目的とした。これは人生の目的を徳として、幸福はその結果に過ぎないとしたストア派の反対である。

 

徳と幸福。

全然違いますけど、ストア派はほぼ同一視してます。

徳によって不幸になることはありえないというのがストア派

 

いや、徳と幸福は別でしょ、という常識的な考えがエピクロス

 

 

エピクロスは「快楽こそが善であり人生の目的だ」という考えを中心に置いた主張

 

いいですね~~~~

快楽主義とは違うみたいな話はもうどこでも話してるので飛ばします

わたしも書いたと思います

【人生を心地よく過ごす哲学】エピクロスの快楽主義を学ぶ

 

エピクロスの欲望の定義

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エピクロスは欲求を三つに分類

  1. 自然で必要な欲求(たとえば友情、健康、食事、衣服、住居を求める欲求)
  2. 自然だが不必要な欲求(たとえば大邸宅、豪華な食事、贅沢な生活)
  3. 自然でもなく必要でもない欲求(たとえば名声、権力)、

このうち自然で必要な欲求だけを追求し、苦痛や恐怖から自由な生活を送ることが良い

 

これも書いたな

ローマ時代のキケロがボコボコにしてます

【欲望の哲学的分類とは?】エピクロスの定義とキケロの批判

エピクロスとストア派の違いは政治に現れる

「庭園」とよばれる共同生活の場を兼ねた学園での自足的生活は一般社会との関わりを忌避することによって成立していたため、その自己充足的、閉鎖的な特性についてストア派から激しく批判されることになった。

 

これなんでストア派が批判するかと言うと

ストア派は社会に出ることによって徳を実現していきたいからなんです

ストア派は、政治の世界でも重宝された思想です

プラトン的な哲人王を受け継いでいるのがストア派なんですね。(←これは私の考えです)

 

でもWikipediaのおかげで、エピクロスが隠れて生きよといって政治から逃げた理由がわかりました

トルコに近い島の生まれで、20歳のころから迫害されまくったからだったんですね。

【隠れて生きよ】エピクロス『教説と手紙』に学ぶ幸福な生活とは?

 

エピクロスの名言

  1. 「死はわれわれにとっては無である。われわれが生きている限り死は存在しない。死が存在する限りわれわれはもはや無い」
  2. 「われにパンと水さえあれば、神と幸福を競うことができる」
  3. 「われわれが快楽を必要とするのは、ほかでもない、現に快楽がないために苦痛を感じている場合なのであって、苦痛がない時には、我々はもう快楽を必要としない」

 

以上です

 

参考になる本

ギリシア哲学者列伝〈下〉 (岩波文庫)

ヘレニズムの思想家 (講談社学術文庫)

 

とりあえずこの2冊をおすすめします

 

ほかにも楽しい記述があれば、ぜひコメント欄に載せてくださいね。

 

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