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とりあえず、文芸批評とは何かをざっくり知れるのは
-ピーター・バリー『文学理論講義: 新しいスタンダード』(ミネルヴァ書房)
-テリー・イーグルトン『文学とは何か:現代批評理論への招待』(岩波文庫)
-筒井康隆『文学部唯野教授 』(岩波現代文庫)
-廣野 由美子『批評理論入門―『フランケンシュタイン』解剖講義 』(中公新書)
新しい理論も書かれているのでピーター・バリーがイチオシですが、読むなら原著がいいです
筒井先生の本は、少し古いですが、読み物として単純に面白いので、是非読んでみてください
私自身、法学部生なので、文学批評は教養科目と趣味での独学程度の人間ですが、本が好きな文系人間には、是非文芸批評をかじって欲しいです
さらに補足情報もいただいてます
俺が書いたのかと思ったくらい推薦者がかぶっているw
あとは
石原千秋他『読むための理論』→古いですが、薄く広く。理論を使った文学研究まで視野に入る。
丹治愛他『文学批評への招待』→実例に即すことが多くて良い。
「馬」 軍港を内臓している。
という北川冬彦の詩の解釈とか!
もいいですよ!— スケザネ (@yumawata33) 2019年7月8日
俺が書いたのかと思ったくらい推薦者がかぶっているw
あとは
石原千秋他『読むための理論』→古いですが、薄く広く。理論を使った文学研究まで視野に入る。
丹治愛他『文学批評への招待』→実例に即すことが多くて良い。
「馬」 軍港を内臓している。
という北川冬彦の詩の解釈とか!
もいいですよ!
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文学理論に入門できる良い本
-ピーター・バリー『文学理論講義: 新しいスタンダード』(ミネルヴァ書房)
これの原著がおすすめだそうです
Beginning theory: An introduction to literary and cultural theory 3rd Edition
テリー・イーグルトン『文学とは何か:現代批評理論への招待』(岩波文庫)
欧米の文学理論の諸潮流を初心者にも分かりやすく解説するすぐれた入門講義.上巻では文学理論が対象とする「文学」とは何かを問うことから始め,十九世紀の英文学批評の誕生,現象学・解釈学・受容理論,構造主義と記号論について詳細に論じる.明確な視座に立ち,読者の思考を刺激し触発する,「二十世紀の古典」.(全二冊)
筒井康隆『文学部唯野教授 』(岩波現代文庫)
これもいつでも読めるようで読んでない
廣野 由美子『批評理論入門―『フランケンシュタイン』解剖講義 』(中公新書)
批評理論入門 『フランケンシュタイン』解剖講義 (中公新書)
これは手に入れやすくて読みやすそうですね
フランケンシュタインの分析を通じて文学理論を説明してる本なんだろうな
さらに高等遊民も調べていく中でこれは一番入門にいいかもと思った本も、おまけに
超入門! 現代文学理論講座 (ちくまプリマー新書)
最初のピーターバリーの本が読めなかったらこれから入るのがいいかもしれない
以下はTwitterやコメントで、さらに文献を教えてもらいました
石原千秋他『読むための理論』
古いですが、薄く広く。理論を使った文学研究まで視野に入る。
丹治愛他『文学批評への招待』
実例に即すことが多くて良い。
「馬」 軍港を内臓している。
という北川冬彦の詩の解釈とか!
デイヴィッドロッジ『小説の技巧』
ナラトロジー(物語論)のテキスト
原著もいいとのことです(半額)
David Lodge, “The Art of Fiction”
余談:教えてもらったきっかけ
きっかけの ご質問はこちら
突然ですが、文学批評にご興味ありますか?
文学お好きらしいので…
私は現代文芸批評が好きで、読者反応批評、脱構築批評、精神分析批評、ロシアフォルマリズム、マルクス主義批評などの批評や文献をよく読みます、最近は環境批評もきてます
個人的な意見ですが、これらの批評は動画映えすると思うので、もしネタに困ったら取り扱ってみてはいかがでしょうか?
文芸批評理論って面白そうではあるけれども
理論から入って文学作品を論評するっていうのはあんまり豊かな行為ではないかなあなんて思ってたんですよね
理論から入るのはちょっと本質とは違うんじゃないか
そんなふうに考えてました
実際問題、20世紀の 真ん中あたり
第二次世界対戦の前後ではまるっきりマルクス主義に基づく文学理論とかが多分大手を振ってましたよね
それで20世紀後半になったら今度はフェミニズムの思想が台頭してきましたね
なので文学理論を勉強するのもどうかなあなんて思ってたんですが
改めてマシュマロで質問を受けてみると確かに語りとしては面白いっていうことはすごく納得です
本質よりも語りの面白さが優先!!!笑
私がyoutubeで文学を語った動画にはこんなものがあります
シェイクスピアのすごさを舞台脚本家に聞いてみた↓