曖昧の七つの型まとめ/ウィリアムエンプソン著



スポンサードリンク


ウィリアム・エンプソン William Empson(1906-)著。

エンプソンは現代イギリスの批評家・詩人。

 

『曖昧の七つの型』(Seven Types of Ambiguity)は、1930年公刊。

エンプソンが24歳の若さで出版した文芸評論書。

 

I.A.リチャーズの影響を受け、詩作品における美を分析的に解明しようとした。

 

エンプソンの定義する「曖昧」とは、「1つの言葉に対して二者択一的な反応を可能にするような言葉のニュアンス」である。

その型を、7つに分類し、実例をもって説明を試みている。

 

  1. 1つの単語または1つの文法構造が同時または多様に働く場合
  2. 2つ以上の意味が1つの意味に含まれている場合
  3. 文脈上どちらも当てはまる2つの観念が、それゆえに関係づけられて同時に1つの単語で表現されうる場合
  4. 表現されている2つ以上の意味が互いに矛盾しあいながら結びついて、詩人における一層複雑な精神状態を明らかにしている場合
  5. 詩人が観念を見出しつつ筆をとったり、観念全体を一時に掌握しないでいたりするために、たとえば直喩が用いられても、正確にはなにものにも当てはまらず、比較された2つのものの中途にとどまっているような場合
  6. ある表現が様々な理由で何ものをも意味せず、そのために読者は読者なりの表現を作り出すことを余儀なくされ、それがまた互いに矛盾を含みがちな場合
  7. 単語の2つの意味が文脈上どうしても相対立する2つの意味となるために、全体の効果が詩人の精神に根本的分裂のあることを示す場合

 

文学作品によって与えられる感動を客観的に説明しようとしたところに『曖昧の七つの型』の特徴がある。



高等遊民の有料noteの紹介

 

noteにて、哲学の勉強法を公開しています。

 

現在は1つのノート。

 

1.【高等遊民の哲学入門】哲学初心者が挫折なしに大学2年分の知識を身につける5つの手順

 

こちらは「哲学に興味があって勉強したい。でも、どこから手を付ければいいのかな……」という方のために書きました。

 

5つの手順は、「絶対挫折しようがない入門書」から始めて、書かれている作業をこなしていくだけ。

 

3か月ほどで誰でも哲学科2年生レベル(ゼミの購読で困らないレベル)の知識が身につきます。

 

3か月というのは、非常に長く見積もった目安です。1日1時間ほど時間が取れれば、1ヶ月くらいで十分にすべてのステップを終えることができるでしょう。

 

ちなみに15000文字ほどですが、ほとんどスマホの音声入力で書きました。

 

哲学という、かなり難しい内容でも、音声入力で話して書くことは可能です。

 

音声入力を使いこなしたい方の参考にもなると思います。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。