ソクラテスの弁明の要約と解説|裁判員から見た哲学者の姿とは?
『ソクラテスの弁明』はプラトンの最も有名な作品のひとつです。プラトンの作品の多くは執筆時期が判明しておりませんが、『ソクラテスの弁明』は最初期に書かれたものだというのが一般的な見解です。 裁判にかけられたソ…
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日本や世界の古典文学のあらすじや要約を解説! 読書法や勉強法の悩みも解決!
『ソクラテスの弁明』はプラトンの最も有名な作品のひとつです。プラトンの作品の多くは執筆時期が判明しておりませんが、『ソクラテスの弁明』は最初期に書かれたものだというのが一般的な見解です。 裁判にかけられたソ…
幸福って何? そんな哲学的な疑問、誰しも一度は考えるはずです。 そしてネットで「幸せ 意味」と検索してみたり、 哲学の入門書をひも解いてみたりします。 最近では「幸福の哲学」なんていうそのものずばりの新書本も出ています。…
ストア派の学説を、ものすごくあっさりとまとめてみます。(別記事では、もう少し詳しく概観してみました。) ※参考:A.A.ロング『ヘレニズム哲学』(金山弥平訳、京都大学学術出版会 2003) この本は、ほんとうにすばらしい…
加藤信朗「ヘレニズムの哲学」を参考に、ストア派の学説についてを概観してみます。 ※(服部英次郎、藤沢令夫編『岩波講座哲学16』岩波書店(1968)所収) ストア派の学説は、論理学・自然学・倫理学の3つに大別されます。 前…
加藤信朗「ヘレニズムの哲学」を参考に、ストア派の学説についてを概観してみます。 ※(服部英次郎、藤沢令夫編『岩波講座哲学16』岩波書店(1968)所収) ストア派の学説は、論理学・自然学・倫理学の3つに大別されます。 前…
加藤信朗「ヘレニズムの哲学」を参考に、ストア派の学説についてを概観してみます。 ※(服部英次郎、藤沢令夫編『岩波講座哲学16』岩波書店(1968)所収) ストア派の学説は、論理学・自然学・倫理学の3つに大別…
アリストファネスとは、古典期アテナイで活躍した喜劇作家です。辛らつな風刺劇を演じて人気がありました。 『雲』というのは、「ソフィストのソクラテス」が出てくる喜劇です。今回はそのごく簡単な紹介をしたいと思いま…
「わかっちゃいるけどやめられない」でおなじみの、アクラシア問題について解説します。 アクラシア問題は、主にアリストテレス『ニコマコス倫理学』で取り上げられた問題です。 『ニコマコス倫理学』の全体をあっさり解…
エピクロスの快楽主義について、何度か考えてきました。その内容は、幸福のために、快楽を第一に考えるというものでした。 今回は、そもそもどうして快楽を第一に置いたのか、という点について見ていきたいと思います。 …
エピクロスの欲望の分類について詳しく見て行きたいと思います。またそれに対するキケロの批判も確認していきます。 3種類の欲望 1.自然かつ必須な欲望 2.自然だが必須ではない欲望 3.自然でも必須でもない欲望…
ルクレティウス『事物の本性について』 エピクロスに端を発する「快楽主義」の検討をする上では、とても面白い本です。 亡くなった友人の思い出は快い感情をもたらす、という主張を見ました。 こちらを読んで戻ってきて…
前回に続いて、エピクロスの快楽主義について見ていきたいと思います。 エピクロスによる欲望の分類 エピクロスは欲望を3つに分類した上で、「自然な欲望」を悪ではないとしました。[1] 1.自然かつ必須な欲望 …