【人生を心地よく過ごす哲学】エピクロスの快楽主義を学ぶ
ヘレニズム時代の哲学は、「人生をいかに生きるか」という問題が中心になっていたと言われています。 まさに実践哲学です。哲学や文学を頼りに人生を渡りきっていこうとする私にはぴったりのものかもしれません。 ヘレニズム時代の哲学…
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日本や世界の古典文学のあらすじや要約を解説! 読書法や勉強法の悩みも解決!
ヘレニズム時代の哲学は、「人生をいかに生きるか」という問題が中心になっていたと言われています。 まさに実践哲学です。哲学や文学を頼りに人生を渡りきっていこうとする私にはぴったりのものかもしれません。 ヘレニズム時代の哲学…
哲学者プラトンの生涯とその思想について、改めて考えてみます。 その中で「プラトン哲学」という当たり前のように使われる言葉について、少し疑問を投げかけてみたいと思います。 というのも、プラトン自身は、対話篇のうちで自らの考…
はじめに いわゆる「魂三部分説」を何回かに分けて考察しています。 「魂三部分説」という言葉は、プラトンについての解説書を読んだ方なら誰でも目にした言葉かと思います。 その解説を読んで、どう思うでしょう。正直「ふーん ( …
以前、いわゆる「魂三部分説」の文脈について考察しました。 魂なんて非物質的なものがなんで3つに分かれるんだよ、という疑問に対して、要するに個人の内部での正義の働きについて論じるための取っ掛かりとして、国家を比喩・類比とし…
プラトン『国家』第四巻にいわゆる「魂三部分説」が出てきます。 この言説が登場する文脈を理解したいと思います。 そもそもこのいわゆる「魂三部分説」は、プラトンの解説書では必ずと言っていいほど出てきます。 ”プラトンによる正…
アリストテレスの『哲学のすすめ』 古代ギリシア哲学、プラトンの弟子にしてプラトンと肩を並べる巨人。 そのアリストテレス自身による「哲学入門」が残されています。 彼の作品はプラトンのように全てが残されているわけではありませ…
プラトンの入門書は数多いけれど、その中から2冊だけ勧められるものがあります。 本当は、もう1冊加えて3冊勧めるのが収まりがよい心地ですが、浅学非才ゆえ確信が持てる本は2冊にとどまりました。しかし、間違いのない推薦と自負し…
哲学とは、古代ギリシアで始まりました。これは、もう断言していいのです。 エジプトにもメソポタミアにもペルシアにも、哲学はありませんでした。 そして最初の哲学者として、ミレトスのタレスという人物が知られていま…
前口上 プラトン『国家』の副題は「正義について」です。実際に「正義とは何か」が語られるのは中盤と終盤に2回ほどあるのですが、 プラトンの解説書の類を読んでも、ほとんどすべての解説書が第4巻の「…
なぜあなたは、「勝ち組になるのが得だ」と分かっているのに、それを目指さないのですか? 「この世は弱肉強食の奪い合い」 そう分かっているなら、なぜ「強者」になろうとしないのですか? 私たちが抱えている、こんな矛盾。 プラト…
不正を冒したいだけ冒す。 それが誰にもばれず、むしろ「清く正しい人」と、いたるところで評判を得る。 これが最高の人生ではないのか? それでも「正義」なんていう下らない約束事を守る意味があるのか? プラトン『国家』は、こう…
プラトン『国家』テーマについての要約と解説! プラトン『国家』はプラトンの主著と目されています。 ボリュームも当時の巻物で全10巻。 岩波文庫で2冊。『法律』に次ぐ分量です。 テーマとしては「正義について」という副題がつ…