【刺激的な教育学本】堀尾輝久『現代教育と思想の構造』より近代教育の歴史を学ぶ
堀尾輝久という教育学者は、日本の戦後の教育学においてとてつもなく大きな役割を果たしました。 政治学者丸山真男・教育学者勝田守一に師事し、主にコンドルセを中心とした、近代フランスにおける教育思想の知識を基軸に…
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堀尾輝久という教育学者は、日本の戦後の教育学においてとてつもなく大きな役割を果たしました。 政治学者丸山真男・教育学者勝田守一に師事し、主にコンドルセを中心とした、近代フランスにおける教育思想の知識を基軸に…
明治期のキリスト教系思想家である内村鑑三の講演録『後世への最大遺物』。岩波文庫で、とても薄い。300円くらいです。 一人ひとりが後世へ何が遺せるかという主題の講演でして、話の筋書き・構造がとてもよくできています。 &nb…
洋書で英語の勉強したい人に、超おすすめの1冊があります! それはオスカー・ワイルド『サロメ』です。 英語の勉強にぴったり! リライト一切なしの本格英文学 英文学史の教科書に必ず載っている本格派の作品です。 大作家ワイルド…
引き続き、上級英語教材『英会話のステップ』を読んでいきます。 今回は、Yes, Noの使い分けについて。相変わらずレベルが高いです。 画像はクリックで拡大可能。 国立国会図書館デジタルコレクシ…
井筒俊彦氏は語学の天才です。 語学の天才の勉強法のきっかけは何だったのか? じつは井筒俊彦氏が司馬遼太郎氏との対談で、おとぎ話のようなイスラーム学者のエピソードを話しています。 このイスラム学者に弟子入りしたことが、天才…
べっぴんさんを見ていて、谷村美月さん扮する明美さんが、英語の勉強として持っていたテキストが気になりました。 明美さんが持っていたテキスト『ステップ英会話』には実在のモデルがあります。 『英会話のステップ』という昭和11年…
べっぴんさんを見ていて、谷村美月さん扮する明美さんが、英語の勉強として持っていたテキストが気になりました。 『ステップ英会話』という文字だけは確認できたので、Twitterで調べてみると、早速情報を載せてくださっている方…
エピクテトスの思想と、著書『人生談義』『語録』『提要』についてご紹介します。 エピクテトスは「人間の運命」についての深い考察をした思想家です。 ストア派の運命論については、こちらもご覧ください。 決定論と運命論の違いとは…
運命論:運命を愛する。ストア派の主張。 決定論:運命は完全に決まっている。(誰ともない主張) 運命論と決定論の違いとは自由意志があるかないかです。 決定論は「全部決まってるから自由意志がない」と考えます そ…
ストア派の目指す理想の境地は「不動心(アパテイア)」です。読んで字のごとく、「何ものにも動じない心」を身につけるということです。まさに実践哲学。 この「不動心」は、ストア派の持つ「運命愛」の思…
女性への愛をつうじて至福に至るという思想は、一つの中世的伝統をなしていた。 かれら(清新体派)には愛の讃歌こそあれ断罪はない。 そしてダンテは、「愛に心うごかされた」ベアトリーチェによって天国に導かれる。近藤恒一(198…
プラトンの対話篇『饗宴』は、愛(エロース)をテーマにした哲学史上の古典であると同時に、文学作品としても傑出した古典と言われています。 『饗宴』は物語調で語られる プラトン『饗宴』の舞台は、悲劇…