なんと、主人公の真琴に「うざくてイライラする」との声が上がっております(笑)
これね~。
確かにそう思われちゃう要素あるのは確かなんですよね~。
でもそう思ってしまうのは一体どうしてなんでしょう?
真っすぐで単純でボーイッシュな真琴。
そんな真琴に沸いてしまう「イラっとする気持ち」の正体を深掘りします!
- 時かけ、真琴への不満まとめ。
- 「うざい」「イライラ」の原因を追及しよう!
- 作品・監督の意図とは?
これを読んで
- 「イライラ」したのは私だけじゃない!
- 「イライラ」してたけどなるほどね~。
なんて感じて頂ければ幸いです!
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なぜ真琴はうざくてイライラするのか? 2つの理由
真琴への「ウザい」「イライラする」感情はどうやら以下2つの理由があるようなんです!
- 頭が悪くてイライラする。
- 性格が悪くてイライラする。
まずは「頭が悪くてイライラする」という意見から↓
- くだらないこと、自分勝手なことに力を使って重要なときには回数切れ。
- 根本的に頑張らない子。
- 都合の悪い事に逃げる子。
次に「性格が悪くてイライラする」という意見↓
- いくら男の友達と友達のままでいたかったとはいえ、人の告白をなかったことするという行為は性格悪い!
- 告白を無しにした結果、千昭と友梨が付き合ったらふて腐るなんてワガママすぎ!
確かに、この意見に激しく同意します。
Twitterでも「時かけ」への不満の声が多数です!
時をかける少女最初見た時は最高だよ…って思ったけど回数重ねるごとに女キャラにイライラしてまともに見れなくなっていく。ヒロインもあんまりだしなんでか覚えてないけどヒロインの友達もいけ好かない女だった気がするし後輩の女もその友達も好きじゃないんだよな。
— 降谷やゑ (@x8xex) 2018年6月9日
時をかける少女、名作とかマジ?
あれ、アニメ映画のやつは主人公にイラ「時をかける少女」久しぶりに観ました。
一度観た映画を、おもしろかった、ということだけ覚えていて、ほとんど忘れてしまうのはなぜでしょう…
主人公にイライラするけど、一緒に経験して一緒に成長するみたいな感覚になれる、素晴らしい作品です。— トクミホ (@tokumiho1125) 2011年8月31日
イラして終わるけど
— やくも (@motch_diopside) 2018年4月26日
時をかける少女(アニメ)鑑賞
マコトのキャラにイライラしつつも
チアキの背景には想像力が膨らむ— 床子 (@yukanokojapan) 2017年12月11日
時をかける少女視聴。
マコトにイライラして感情移入できない分、全体をよく観れた。そういう意味では観せ方、すごくよかった。
なんか回収されない伏線があったけれど、原作?の流れなのかな??— にゅう (@Nyu_A) 2010年3月1日
正直ここまでイラっとしてる視聴者がいると思わなかったですが、原因はやはり「真琴の未熟さ」のようですね。
ウザい・イライラの原因は真琴がわがままだから。都合の悪いことをなかったことにしたい
真琴にイラっと来る箇所はとくに
- 自分勝手にタイムリープを使って得をしようとする姿勢。
- 勝手な行動で周りに迷惑をかけるところ。
- 千昭の告白はなかったことにしたこと。
タイムリープを使ってテストで100点を取ったり、家庭科の実習で高瀬くんにミスを押し付けたり、千昭の告白さえもなかったことにするって・・・
そんなんで本当にいいの?!
申し訳ない気持ちとかないの?!
ってそりゃ思いますよね~。
最終的に反省?して落ち込むものの持ち前のポジティブさで立ち直りも早い!笑
そんな単純さもイラっとポイントの一つでしょう。
単純でポジティブ、変な正義感はあるものの自分の都合次第。
一言でいえば「幼さが残る考えで未熟」なのでしょう。
しかし、もし私が高校生の頃に突如としてタイムリープが使えるようになっていたとしても恐らく真琴と同じように使っていたと思います。
点数が悪かったテストをやり直したり、自分がミスした出来事を繰り返さないように回避したり、カラオケ延長したり・・・
そもそも真琴はタイムリープに回数の限度があることを知りませんでしたし、タイムリープで過去を変えることで誰かに迷惑がかかるとも考えていませんでした。
それを知るのは物語終盤です。
千昭の告白に関しても悪意を持ってタイムリープしたというよりは
- 友達としてしか見ていなかった千昭からの急な告白での動揺。
- 振るにしても受けるにしても今までとは変わってしまう関係への怖さ。
「そんなこと言ったら今まで通りの仲じゃなくなっちゃうじゃん!」
って気持ちから
「なかったことにしたい!」となり、タイムリープを使ったんでしょう。
この気持ち、私も非常に分かります。
とくに中学とか高校って純粋な男女の友達関係が成り立ってた気がするんですよね~。
まぁ、それぞれ心の中は違ったでしょうけどw
友達同士だから素直な気持ちで楽しめてたのに、恋愛対象として見てたなんて・・・なんかショック。とか思ったりするもんです!
相手の気持ちを「なし」にしたのは確かにいけないことですが「なし」にしたことで千昭への本当の想いに気付けたわけですし、結果オーライでもあるのかな~と。
それは何故か?
恐らくそれは、私がまだ未熟である自分を認めきれてなかったからでしょう。
まだ真琴と同じ目線にいたからこそ腹が立つもの!と感じます。
まさに「近親憎悪」ってやつですね。
人の欠点は見えても、自分の欠点って客観的にはなかなか見れないものです。
イライラする人って実は自分に似てる所があるからイライラしたりしちゃうんですよね~。
あ、もちろんこれは私の勝手な見解です!
ただ一つ。
それだけは確信があります!w
時をかける少女のテーマは真琴の成長を描いた映画!
真琴は散々好き勝手にタイムリープを利用し都合の悪いことから逃げ回っていました。
がしかし、それは大きなツケとなって戻ってきます。
同じクラスの高瀬君はイジメられるし、友達の友梨はケガするし、功介と果穂は踏切で事故に遭うし・・・
全ては真琴のちょっとした欲を満たしたが故の結果です。
自分の行いで千昭は未来に帰れなくなり、姿も消すはめになってしまったことに心底落ち込みます。
千昭のタイムリープのお陰で真琴のタイムリープが復活したことに気付いた時。
今までとは違い、人の為(千昭の為)にタイムリープを使います。
そして千昭との別れも前向きな姿勢で捉え、真琴自身も未来に向かって歩き出します。
前半では何も考えずおバカで自分の欲のためだけにタイムリープしてた真琴が、ラストではしっかりと目標を持って芯のある女の子になってるんですよね~。
千昭も劇中で
- 「そんな程度の使われ方で良かった」
- 「使われたのがバカでよかった」
と言っていますが、まさに!
真琴がそんな主人公であったから成り立つ青春映画ってことです!
未熟だった主人公が愚かさに気付き成長する。
これぞ青春映画ってものでしょう!!
確かに真琴の行動にイラっときたりウザいと感じるシーンはありますが、全てはラストの成長した姿を見せるための演出です!
なるべく寛容に見ることをお勧めします。
【本音】真琴よりも友達の友梨や果穂の後輩のほうがうざいしイライラする
私は真琴にイラっと感じるところはなく「なるほどね~。」ぐらいなもんでした。
↑だって友梨ちゃん、昼ご飯に食欲ないって真琴に嘘ついて千昭にお弁当渡したり、消火器で負傷した時も保健室の先生に大した事ないって言われてるのに
「傷残ったらどうしよ~」とか言うし、
真琴が「何とかする」って言ったら「何とかってなに!」みたいにちょっとキレてるし。
後輩2人は果穂ちゃんの告白の手伝いみたいのしてるけど、あーゆうお節介が一番苦手です。
すみません。私はどっちかって言うと青春の女子たちの戯れに嫉妬しているようです。
さて本題は真琴ですね!
まとめ:真琴は確かにイラっとするほど未熟だが、それでこそ成り立つストーリーである!
時をかける少女の真琴がうざくてイライラする?性格悪くて嫌いという感想について追及!
- 真琴への不満まとめ!
- 「ウザい」「イライラ」の原因は近親憎悪の可能性も?
- 本作は主人公の成長を描いた映画!
それにしても真琴は単純で男勝りで、、高校生の女子にしては少し子供っぽいところがありますよね(笑)
10年、20年後またこの作品を見てみましょう!
またきっと違う目線の感想になることでしょう。
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(今はプププッて笑う範囲ですが。)