未来のミライの評価は面白くない?細田守作品では何と似てる?




 

高等遊民です

細田守の最新作未来のミライ

小説を読んだんですけど「不安しかない」という話をします

 

 

未来のミライはkindle版が安くてお得です。新書版などもありますが、違いはないです

未来のミライ (角川文庫) Kindle版

 

2018年7月20日追記:

公開日に映画観に行きました

ネタバレなしの感想はこちらです↓

未来のミライ映画感想をネタバレなしで!面白い傑作だから観るべき

 

原作小説の話はこちらにありますが、鬼ネタバレしてます

映画観てから、読んでいただいたほうがいいかな、と思います↓

未来のミライ原作小説のネタバレ感想!映画とあらすじの違いは?

未来のミライ原作小説のネタバレ感想!映画とあらすじの違いは?

 

【本音】細田守の原作小説は基本的につまらない(面白くない)

細田守の原作小説は、基本的にそんなにおもしろくないんです(爆

いや、全然けなすつもりはないんです!

 

それは、分かっていることなんですね
これまで全てにおいてそうなんです

 

なんか、メモ書きっぽいんですよ

文学としての情緒性とかはないんです

 

映画の脚本は、時をかける少女から、おおかみこどもの雨と雪まで、奥寺佐和子さんっていう脚本家がいました

奥寺佐和子さんの脚本は素晴らしくてですね
細田守の作品は非常に面白い作品になってました

で、バケモノの子になって奥寺さんが何らかの理由で降板して、細田守が脚本もやった初めての作品なんです

だから前評判的には不安が多かったのですが、物語の構造が冒険物語でおもしろかったです
(まあ常に細田守作品は、毀誉褒貶ありますよね。平凡とか、俗物とかって。私は大いに結構だと思います)

 

じゃあ、今回の「未来のミライ」も大丈夫なんじゃないの?

と思うのですが、不安です

なぜ不安なのかというと2つ理由があります

 

【予想】未来のミライは地味で面白くないという評価になりそう

1つは、原作小説がそこまでおもしろくないということ

それに加えて、第2の理由が、盛り上がりに欠けるかなと。

  • 物語性があんまりないんですよね
  • SF的な要素もない(未来と過去を行き来はしますが)

 

もちろん、未来から自分の妹がやってくる、という設定があります

けれども例えば「バケモノの子」のようなRPG風のビルドゥングスロマンもないですし

サマーウォーズのような異世界性(=オズの世界)や冒険物語性もない

時をかける少女のようなSF性もない、というところで、未来のミライは、限りなく日常に近い作品なんです

 

ビルドゥングスロマンというのは、主人公が色んな体験をしながら、精神的に成長していくというお話の総称をいいます

分かりやすく言うと、「あしたのジョー」「巨人の星」とか日本まんがのビルドゥングスロマンの古典。

 

【考察】未来のミライはおおかみこどもの雨と雪に似てるかな

未来のミライは、細田守の今までの作品と比べ、どれと一番似てるか?

 

おおかみこどもの雨と雪という作品に一番似てるのではないかなと思ってます

おおかみこどもの雨と雪はそれはそれはよくできた話です

けれどもあまりにもよくできすぎているっていうのが逆に欠点でもあったりするんですね

つまり「作品中に謎がなさすぎて、皆が同じことを感じる」という作品になってるんですね

「あまりにも一直線な作品」という批評もあるようですね

 

観客は子供たちの成長を見守る、という点で、未来のミライはおおかみこどもの雨と雪に似ています

 

なので、おおかみこどもの雨と雪も盛り上がりに欠けるかなっていう印象はあります(カーテンのシーンとかはすごく素敵です)

未来のミライも、クライマックスになるところが弱いのではないかという危惧があります

 

【考察】未来のミライは時をかける少女にも似てる

時をかける少女の良かったところは、謎がいっぱいあるところ

  • 千昭の正体は? とか
  • 千昭って何年後に来たの? とか
  • タイムリープの仕組みって? とか
  • 真琴はなんで千昭との恋愛から逃げるの? とか

 

↑ちなみに全部考察してます

 

おおかみこどもの雨と雪は、こういう謎がほぼなかった
(なんでおおかみなのっていう根本的な謎はありますけどね)

同じように、未来のミライでは、多少、謎があります

どうしてミライちゃんは未来から来たの? とか

 

そのあたり、私たちが色んなふうに解釈できる余地を、細田守が残しておいてくれるといいですね

 

まとめ 未来のミライは評判悪いかもしれないけど面白いことを期待

未来のミライは、原作小説を読む限り不安しかないですけど、映画になったらきっといつものように期待と不安を良い意味で裏切ってくれると思います

原作小説は、正直、つまらないと言われても仕方ない感じでした

未来のミライ、映画バージョンでダイナミックで迫力ある映像と音楽を見せてくれるか?

楽しみですね

 

 

高等遊民の有料noteの紹介

 

noteにて、哲学の勉強法を公開しています。

 

現在は1つのノートと1つのマガジン。

 

1.【高等遊民の哲学入門】哲学初心者が挫折なしに大学2年分の知識を身につける5つの手順
 
2. 【マガジン】プラトン『国家』の要約(全10冊)

 

1は「哲学に興味があって勉強したい。でも、どこから手を付ければいいのかな……」という方のために書きました。
 
5つの手順は「絶対挫折しようがない入門書」から始めて、書かれている作業をこなしていくだけ。
 
3か月ほどで誰でも哲学科2年生レベル(ゼミの購読で困らないレベル)の知識が身につきます。
 
3か月というのは、非常に長く見積もった目安です。1日1時間ほど時間が取れれば、1ヶ月くらいで十分にすべてのステップを終えることができるでしょう。
 
ちなみに15000文字ほどですが、ほとんどスマホの音声入力で書きました。

かなり難しい哲学の内容でも、音声入力で話して書けます。

音声入力を使いこなしたい方の参考にもなると思います。

 

2はプラトンの主著『国家』の要約です。
原型は10年前に作成した私の個人的なノートですが、今読んでも十分に役に立ちます。
岩波文庫で900ページ近くの浩瀚な『国家』の議論を、10分の1の分量でしっかり追うことができます
 
 

\無料試し読み部分たっぷり/

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。