未来のミライ原作小説のネタバレ感想!映画とあらすじの違いは?




細田守の最新作
未来のミライの原作小説を読みました

角川文庫から出版されているので興味のある方は是非読んでみてください

 

kindle版が安くてお得です。新書版などもありますが、違いはないです

未来のミライ (角川文庫) Kindle版

 

今回は未来のミライの原作小説のあらすじとネタバレと感想を紹介します

 

まずは未来のミライの目次です

プロローグを合わせると15章に分かれています

それぞれ

  1. プロローグ
  2. 赤ちゃんのきた日
  3. 訓ちゃんと赤ちゃん
  4. 愛を奪われた男
  5. おひなさま
  6. 言い伝え
  7. 未来のミライちゃん
  8. 水の中
  9. 練習
  10. 青年
  11. お父さん
  12. 家出
  13. 遺失物係
  14. 未来

 

という章立てになっています

 

目次を参考に簡単なあらすじをお話ししていきます

 

原作小説をもとにしたネタバレなので、ネタバレしたくない人は読まれないことをおすすめします

 

ネタバレほぼなしの、原作小説感想はこちらです↓

未来のミライの評価は面白くない?細田守作品では何と似てる?

未来のミライの評価は面白くない?細田守作品では何と似てる?

 

クジラもどうぞ↓

細田守作品でクジラが出てくるシーンの全まとめ!意味と場面の解説付き

 

未来のミライのあらすじを簡単に(少しネタバレ)

一番最初にどういうお話か、一言で言うと

  • 主人公は小さい男の子のくんちゃん
  • フリーの建築家のお父さん
  • 版社勤務のお母さん
  • 生まれたばかりの妹の未来ちゃんの4人家族

 

他にもおばあちゃんや、去年亡くなったひいおじいちゃんなどがいます

 

くんちゃんはとってもわがままな子なんです

 

2人目の子供ができるとお兄ちゃんは急に自立させられる

という子育てあるあるがありますよね

  • 「お兄ちゃんなんだから」とか
  • 「しっかりして」とか
  • 「片付けなさい」とか

 

今まで1人だったときは子供にばかり愛情が注がれましたが、2人目が生まれるとなるとどうしてもね。

 

くんちゃん一家も例にもれず、2人目の妹ミライちゃんが生まれると、お父さんお母さんはミライちゃんに目をかける時間が多くなります

 

それでくんちゃんが嫉妬してしまうんです

 

「未来ちゃん好きくない」とか言っておもちゃの新幹線で妹のミライちゃんの顔を叩いてしまうという衝撃的な出来事もあります

 

そういう嫉妬心にかられたくんちゃんですが

「過去と未来の時間を行き来しながら段々とお兄ちゃんとしての自覚が芽生える」というお話

 

本当に小さな成長物語とも言えます。

 

未来のミライ原作小説のあらすじとネタバレ

未来のミライのあらすじです

過去と未来を行き来しながら成長する物語ですが、この過去と未来を繋ぐキー、鍵となる場所が自宅の中庭です

 

建築家のお父さんが設計した、くんちゃんたちの家は、おばあちゃんがぶつくさ言うほど少々変わった家なのです

そこには大きな木が生えた中庭があります。

 

くんちゃんは何か嫌なことがあると大抵中庭に飛び出します

そして、中庭の世界が変わって、

妹ミライちゃんが未来からやってきたり、
「ゆっこ」というペットのミニチュアダックスフントが人間になったり、

不思議なことが起こるんです

いろんな過去と未来をつなぎながら、男の子が兄として少しだけ大人になる様子を描いた話が未来のミライです

では1章ごとにあらすじを簡単にご紹介します(全15章)

 

1章 赤ちゃんが来た日

赤ちゃんが来た日は、妹の未来ちゃんが生まれた時の話です

名前はまだなく、4人家族とときどき来てくれるおばあちゃん
ミニチュアダックスフントのゆっこの様子が描かれます

 

2章 くんちゃんと赤ちゃん

くんちゃんが、赤ちゃんに対して嫉妬を覚えます

お母さんが「おもちゃを片付けなさい」とか小言ばかり
くんちゃんに叱りつけるので、くんちゃんは怒ってしまうんです

くんちゃんは「赤ちゃんと仲良くして」と言われているのにできません

なぜなら、自分が可愛がられないのは、赤ちゃんが生まれたせいだから。

新幹線のおもちゃ振り上げて、赤ちゃんの頭にたたきつけてしまうのです

 

高等遊民
高等遊民の感想

ひどすぎるぞくんちゃん!
さすがにないわ……と批判続出なところでもありますね(映画になったら絶対炎上しそう)

 

3章 愛を奪われた男

赤ちゃんの頭をおもちゃで叩いてしまって怒られて泣いているくんちゃん

そこで中庭に出ると不思議な光景に出くわします

ミニチュアダックスフントのゆっこが人間になってくんちゃんとお話しすることになります

 

「愛を奪われた男」というのはくんちゃんのように見せかけて、実はゆっこなのです

 

犬を連れた家に来た当初、ゆっこはとっても可愛がられました。

が、くんちゃんが生まれて以来ドッグフードのグレードが下がってきたり、世話がなおざりになることを嘆いていました

そんな話をくんちゃんにして、くんちゃんは自分だけが可愛がられてないわけじゃないんだと、ゆっこに共感するのです

くんちゃんはゆっこのおかげでご機嫌をとりもどし、赤ちゃんは未来という名前が付けられます

 

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4章 おひなさま

3月3日で未来ちゃんのために雛人形を飾ります

このとき未来ちゃんは3ヶ月。

で、翌日。3月4日になって雛人形を片付けなきゃいけません

ですがお母さんは出かけていて
お父さんは仕事で雛人形が片付きません

1日片付けるのが遅れるごとに1年お嫁に行くのが遅れると言われます

 

くんちゃんはお父さんと遊びたがりました

お父さんは仕事で忙しくて構ってられません

 

くんちゃんはお父さんと遊んでくれないので暇になってミライちゃんにいたずらします

お昼寝をしているミライちゃんの顔に、おっとっとのお菓子をたくさん置くのです

そしてクジラ型のおっとっとを、鼻と口の間に、おひげのようにつけるのです

一通りいたずらが終わって、くんちゃんが中庭に出ると、女子中学生の未来ちゃんと出会います

そして未来から来たミライちゃんに「私にイタズラしないでよ」と怒られるのです

 

5章 言い伝え

くんちゃんは、中学生になった未来ちゃんに出会います

ミライちゃんは何をしにきたかというと、雛人形を早く片付けてほしいんですね

「お父さんに見つかるわけにはいかない」ので、くんちゃんに頼みますが、くんちゃんはできないと言います

結局3人

未来ちゃん
くんちゃん
人間になったゆっこ

3人で雛人形を片付けることにします

でも仕事中のお父さんに、未来ちゃんの姿やゆっこの姿見られてはいけません

なのでこっそり3人で協力して片付けることになります

 

6章 未来のミライちゃん

第6章もその続きです

雛人形を気づかれないように片付ける話が続きます

無事に片付け終わります

 

7章 水の中

季節が梅雨になります

くんちゃんは、お母さんと家で遊んでいます。

が、お母さんはくんちゃんがおもちゃを片付けないことを叱ります

くんちゃんは、嫌だといいます

片付けないなら、捨てるよと脅すお母さんに、くんちゃんは癇癪を起します

またミライちゃんの頭を電車で叩こうとします

お母さんは今度は防いで、ものすごく叱ります(そらそうだ)

 

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8章 涙

その後、中庭に飛び出したくんちゃん

今度は、過去に行きます

 

そこで、くんちゃんと同じ年ぐらいのお母さんに出会います

子供の時のお母さんは今のくんちゃんと同じ。

全く片付けないし、お菓子も食い散らかす

そのほうが楽しいから、とくんちゃんと大騒ぎして遊びます

 

そこに、おばあちゃんが帰ってきてめちゃくちゃに怒られる

それは見てくんちゃんは、お母さんがかわいそうになります

 

現在に戻ってきて、寝ているお母さんを許してあげることにします

 

9章 練習

なんの練習かっていうと、自転車の練習です

季節は夏

くんちゃんとお父さんが自転車に乗る練習をしています

くんちゃんが自転車に乗れるようにお父さんは手伝います

ですが、一緒に連れてきたミライちゃんが泣き出してしまうと、お父さんはくんちゃんの練習を手伝っている余裕がありません

それにくんちゃんはすねてしまって、くんちゃんまで泣き出してしまいます

もう自転車の練習はしないと言い張ります

 

10章 青年

自転車の練習はしない
お父さん好きくない

とすねたくんちゃんは、中庭に飛び出て、また違う世界へ移動します

場所は、戦争は終わったばかりの日本

去年亡くなったひいおじいちゃんの若い頃。これが青年

オートバイや馬に乗せてもらい、くんちゃんはこの青年は自分のお父さんだと若いころなんだと考えます(勘違いするわけです)

 

11章 お父さん

10章のつづきで、くんちゃんは青年(ひいおじいちゃん)のオートバイに乗せてもらっています

この青年はひいおじいちゃんなのですが、くんちゃんはお父さんの若い頃だと勘違いしています

そして現代に帰ってきたくんちゃんは、お父さんに自転車の練習をもう1度すると伝えて、見事自転車にのれるようになります

大喜びするお父さんとお母さん

その後、アルバムを覗き込んで、くんちゃんは1枚の古い写真を見つけます

そこで、あの青年がひいおじいちゃんだったことを知るのです

 

12章 家出

夏休みになり、家族旅行しようという話になっています

が、くんちゃんはお気に入りの黄色いズボンが洗濯中で履けない

ということで、すねてしまいます

自分は旅行には行かない
家出すると、ふてくされます

そして荷物をまとめて家を飛び出すと、また別の場所にいます

そこは無人駅のホームで謎の男子高校生に説教されます

でも、くんちゃんは聞き入れず無人駅に来た電車に乗ってしまいます

 

すると東京駅につきました

周りは人だらけで家族もいなくて不安になってしまいます

くんちゃんは自分が知っている東京駅はまるで違っていて、迷子になってしまいます

そしてあれこれ迷っている間に遺失物取扱所にたどり着きます

 

13章 遺失物係

なぜか遺失物係には子供ばっかり並んでいます

そしてくんちゃんの番になり、迷子になったと伝えます

すると「無くしたものが自分自身というわけですね」と係員に言われます

お父さんやお母さんの名前を聞かれても、くんちゃんは思い出せません
犬のゆっこの名前しか思いだせません

遺失物係は言います

「行き場のない子供は、一人ぼっちの国というところにいかないといけない」と言われます

 

この一人ぼっちの国に行く電車はものすごく不気味な黒い新幹線
恐ろしい赤いライトが点滅しています

 

あんなところ行きたくないと思うくんちゃん
なのに、なぜかどんどん見えない力に吸い寄せられてしまいます
誰かが、片足を持って無理矢理引きずろうとしているよう。

 

くんちゃんは必死に抵抗しますが、その時、プラットホームの向こう側に、赤ん坊のミライちゃんの姿を見つけます

ミライちゃんが何も知らずに一人ぼっちの国に行く黒い新幹線に乗ろうとするのを見つけ、未来ちゃんを必死に助けます

そこで、くんちゃんは、「自分は未来ちゃんのお兄ちゃん」という自覚を持つのです

 

高等遊民
高等遊民の感想
お父さんの名前もお母さんの名前も分からない
くんちゃん、あなたはだれ?
というところで
「自分はミライちゃんのお兄ちゃん」だということを思い出すんですね

 

すると赤ちゃんのミライちゃんがいなくなり、女子中学生のセーラー服を着たミライちゃんが現れます

未来のミライちゃんが、迎えに来てくれたのです

 

最終章 未来

未来ちゃんとくんちゃんは東京駅を高く上昇して、東京の空に飛び回ります

すると、空には地面があって、落ちた先は自分の中庭、樫の木の場所でした

実はこの樫の木はくんちゃんの家族の歴史をずっと見守っていた木だと、未来のミライちゃんに説明されます

 

そして無人駅で会った男子高校生

彼が未来の自分であることも分かるのです

 

現実世界に帰ってきたくんちゃんは、家族と旅行に行くことになります

そしてずっと仲良くできなかった赤ちゃんの未来ちゃんと仲良くできるようになるのでした

 

未来のミライは映画と原作小説で違いはある?

こちらは、7月20日、映画公開後に追記致します

 

ぜんぶのエピソードを映画でも取り扱うのか、

それとも追加や削除はあるのか、どうでしょうか。

 

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まとめと感想 未来のミライは映画で面白くなるか? 評判が楽しみ

以上が細田守原作小説のあらすじでした

 

原作小説に限った評価としては、

あんまり面白くない

という評価が目立ちますね

 

まあ、細田守の小説は、おもしろくないのがデフォルトなんです

 

これまでの作品、すべて小説版でも出ていますが、評判はいずれも似たり寄ったり
なんというか、メモ書きに近いんですよね

 

映画の脚本はおおかみこどもまでは、奥寺佐渡子さんが脚本でした

 

バケモノの子で、細田守が脚本になったときも、心配の声がありました

 

高等遊民
脚本大丈夫か、細田守よ!
小説みたいな感じになったら、つまらなくなりかねないぞ!

という心配の声

 

でも、バケモノの子は、なんだかんだで面白い映画になりましたね

今回の未来のミライも、小説では色々と謎が多い

 

  • なんでくんちゃんは過去と未来を行き来できるのか、とか
  • ミライちゃんが過去に戻ってこれるのはなぜ?
  • ミライちゃんは何しに来たの?
  • 本当にひな人形片付けるためだけにきたの?

 

色々、明らかになっていない部分が多いです

ぜひ、映画ではすっきりさせてほしいですね。

 

細田守監督最新作「未来のミライ」公開日は2018年7月20日金曜日です。

 

それに合わせて、Huluが期間限定の動画配信をします。

 

7月13日(金)より名作『サマーウォーズ』と『おおかみこどもの雨と雪』を9月30日(日)までの期間限定で配信します!

 

過去作品をもう一度ご覧になりたい方は、Huluに登録するとよいですよ。

 

その際、14日間は無料なので、公開月の7月あたりに登録して、ぜひ、細田作品を楽しんでください。

 

わたしは以前、そうしました。で、「時かけ」「サマーウォーズ」「おおかみこどもの雨と雪」を観て、ほかにもいくつか見て、大変満足な夏を過ごしました。

 

ぜひ夏休みのお楽しみにどうぞ↓↓

 

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高等遊民の有料noteの紹介

 

noteにて、哲学の勉強法を公開しています。

 

現在は1つのノートと1つのマガジン。

 

1.【高等遊民の哲学入門】哲学初心者が挫折なしに大学2年分の知識を身につける5つの手順

2. 【マガジン】プラトン『国家』の要約(全10冊)

 

1については「哲学に興味があって勉強したい。でも、どこから手を付ければいいのかな……」という方のために書きました。

5つの手順は、「絶対挫折しようがない入門書」から始めて、書かれている作業をこなしていくだけ。

3か月ほどで誰でも哲学科2年生レベル(ゼミの購読で困らないレベル)の知識が身につきます。

3か月というのは、非常に長く見積もった目安です。1日1時間ほど時間が取れれば、1ヶ月くらいで十分にすべてのステップを終えることができるでしょう。

ちなみに15000文字ほどですが、ほとんどスマホの音声入力で書きました。

哲学という、かなり難しい内容でも、音声入力で話して書くことは可能です。

音声入力を使いこなしたい方の参考にもなると思います。

 

2は、プラトンの主著『国家』の要約です。原型は10年前に作成した私の個人的なノートですが、今読んでも十分に役に立ちます。岩波文庫で900ページ近くの浩瀚な『国家』の議論を、10分の1の分量でしっかり追うことができます

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