魔法使いでいて「美少女の心臓を食べる」と噂のあったハウル。
これがまた美しい青年なんですよね~。(しかもダメ男)
しかしわざわざ城を動かしながら暮らしていたり、鳥のバケモノに変身したり謎な部分もありました。
そこで!
今回は主人公ハウルの正体に迫りたいと思います!
- 美少女の心臓を食べる噂はどこから?
- バケモノに変身するのはなぜ?
- 部屋で出た緑のネバネバした液体は何?
噂はある意味本当でした(笑)
しかしこれにはカルシファーとの契約が大きく関係してるんです!
是非ご覧ください!
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【考察】ダメンズハウルの正体は何者なの?
まずハウルって何者だったか。
プロフィールから振り返ります!
ハウル
- 美しい魔法使いの青年。
- 動く城に住んでいる。
- 初めは金髪であったが後に黒髪(紺色っぽい)になる。
- 「ジェンキンス」「ペンドラゴン」などの偽名も持つ。
- カルシファーとなんらかの契約を結んでいる。
- 美女の心臓を食べてしまうという噂がある。
【かっこいい】ハウルはイケメンすぎるダメ男!
【ハウルの動く城の結末ネタバレ】かかしの名前と正体は?原作との違いを考察!
物語序盤の印象はレディーファーストの王子様系男子だと思ってたんですが、
見ていくうちに心の未熟さが目立ち、単なる「ナルシストボーイ」に見えてきます。
そう。初めはめちゃんこカッコイイんです。
金髪のサラサラな髪の毛にブルーの瞳。
身なりもキチンとしていて女性に優しい。あと距離が近い。
これはモテます。イケメンすぎるし。
ソフィだってそんなハウルに恋心を抱いていました。
まさにこのモテが「心臓を食べちゃう魔法使い」の噂の元です!
よく恋をしたときに「ハートを奪われた」なんて表現しますがまさにソレ!
ハウルは「自分の美しさを理解して女性の心を奪う魔法使い」だったんです。
劇中でも荒れ地の魔女に追われていたり、マダムサリマンに追われたり・・・
とにかく女性の心を奪い上手なんですよね~。
映画では不特定多数の女性を口説く描写はありませんが、原作では綺麗な女性にすぐ一目ぼれ。
それでいて女性が振り向くと興味がなくなってしまう、とんでもない「浮気性の男」として描かれています。
女性のハートを奪う浮気男ハウル!
そのため、追ってくる女性に捕まらないように城を動かしながら生活してるんですね。
ではなぜ、ハウルが一途に一人の女性を愛せないのか?
それにはちゃんと理由があるんです!
【考察】ハウルの浮気性と化け物に変身する理由はカルシファーとの契約が原因
ハウルの動く城マルクルは何者で正体は?年齢や部屋をネタバレ考察
これ別に魔法使い関係なく、一般の浮気性の人にも当てはまると思うんですけど(笑)
一人の女性(男性)では自分の心の穴を埋められず、とにかく不安で、より多くの愛が欲しくなってしまう的な。
まぁ結局のところそんな都合良く相手に想われることなんかできないから次へ次へと新規のパートナーを探し続ける。
愛に飢えてる奴に限って人を大切にしなかったりしますよね。
ハウルくんがまさにこれに該当します。
彼は心に空いた穴を女性のハートを奪うことで埋めようとしているんです。
それはカルシファーとの契約が関係しています。
その契約とは
- カルシファーはハウルから心臓を貰う代わりにハウルに魔力を供給する。
- カルシファーの生死はハウルにも直結する。
見えづらいかもしれませんが、カルシファーのお尻部分にある丸い球体、体の中心部でもある塊が「ハウルの心臓」です。
ってことは当のハウルには心臓がありません。
俗にいう「ぽっかりと心に穴が空いている人」ってやつです。
その穴を埋めるためにハウルは愛を欲しがってしまうんですよね~。
そしてこのカルシファーとの契約はそれ以外にも危険を伴います。
カルシファーに心臓をあげたハウルは徐々に体が悪魔に蝕まれていきます。
その悪魔の姿こそ「人面の黒い鳥のバケモノ」の姿↓
ちょっと不気味。
なんでこの姿になるのかと言うと、そもそもこの魔力はカルシファーの魔力なわけです。
悪魔であるカルシファーの力を使えば使うほど元の姿に戻れなくなる危険性が高いと映画の中で言われていましたね。
(ドーピングすればするほど体に危険を伴うようなものかしら?)
最終的には魔王になってしまうこともある。とサリマンから危険視されてました。
カルシファーとの契約は自分自身の破滅を招き周囲にも脅威を与えるタブーな契約だったのです。
【原作】部屋で緑のねばねば液体に変身した理由は現実逃避の殻?
【ハウルの動く城】ソフィーの年齢が若返る理由は?呪いはいつ解けた?
ソフィが家中を掃除してキレイになったものの、ハウル的に衝撃な事故が起きます。
なんと、風呂場の棚を掃除したことでハウルの髪色が変わってしまったんです。
その時のハウル語録をご覧ください↓
「アァーーーーーーーー!!!ソフィ!風呂場の棚いじった??!!」
「見てっっっ!!!こんな変な色になっちゃったじゃないかっ!!!」
「ソフィが棚をいじくってまじないをめちゃくちゃにしちゃったんだ!!!」
「掃除、掃除。だから掃除もたいがいにしろって言ったんだ。。」
「何という屈辱・・・。もう終わりだ・・・美しくなかったら生きていたって仕方がない・・・。」
そしてオレンジの髪から一気に黒髪へ。
外見の美にどれだけこだわって依存してたのかが分かりますね。
この後にハウルはあまりのショックに「闇の精霊」を呼び出します。
部屋は暗く陰り歪みだし、体からは緑のベタベタした液体が流れだす始末。
マルクル曰く、前に女の子に振られた時もこんなことになったようです。
メンタルがヤバイ。
あとこの緑の液体なに?!
私が初めてこのシーンを見たときは
って思ったんですが、このシーンは原作にもあったようです。
原作では「緑色の粘液」と表現されてるだけで、いずれにしても正体は不明のまま。
しかし顔の表情を見ても人形のように放心状態だし、一体どんな要素(感情)で出現したのか分かりづらい・・・
私としては「あまりのショックから現実逃避をして、殻に閉じこもるために体から自然に粘液をだしたんでは?」と思いました。
通常、人の体ってケガをすると傷口に透明な液体が出てきたりしますよね。
この透明な液体の役割は新たなバイ菌の侵入を防いだり、新たな細胞を作るために大切な液だったりします。
なのでハウルもこれ以上の刺激を避けるために身を守る手段として体から緑色の液を出し、殻にこもったと推測しました。
しかしなぜ緑なのかは謎。
ハウルの心の闇を不気味に演出するためだったのかもしれません。
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まとめ:ハウルの正体は契約で心をなくしたからダメ男になった
ハウルの正体は何者?部屋で出た緑のネバネバした液体は何?
- ハウルは女性のハートを奪う「浮気性」!
- 浮気性とバケモノへの変身は「カルシファー」との契約が原因。
- 落ち込んだ時に出現した緑のネバネバは現実逃避で身を守る殻?
このナルシストのダメンズっぷりも母性本能くすぐられちゃうんですけどね~。
浮気性にもきちんと原因があったので少しホッとしました。
まぁなんと言っても「イケメンに限り」が大きいってことですね。
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