ソフィーに「カブ」と名付けられたかかし。
荒野で岩に引っかかっている所をソフィーに救ってもらってから異常に懐き、ずっとついていきます。
なんかその健気さが可愛いんですよね~。
この「カブ」の正体は物語終盤になってようやく判明します。
ここから先は完全ネタバレになりますので、まだ観ていない方は是非映画を観てからご覧くださいね!
- かかし「カブ」の正体は?
- 原作でのかかしは?
- 映画版では誰に呪いをかけられた?
映画版・原作・考察の流れになっています。
原作でのカカシは非常に複雑な設定になってますが、是非ご覧下さい!
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【結末までネタバレ】かかしの正体を徹底考察
【ハウルの動く城】ソフィーの年齢が若返る理由は?呪いはいつ解けた?
かかし「カブ」の正体は隣国の美しい王子!
ソフィーに完全に懐いたカカシは中盤から一緒に行動を共にするようになります。
そして物語終盤にはソフィーたちを守ろうと身を呈し活躍します。
そのせいで体の中心であった棒の部分がすり減ってしまうんですよね~。
なんて健気で献身的・・・
この姿になったカカシに申し訳なさと感謝の意味を込めてソフィーがキスをします。
すると!
カカシが美青年に変身!!
仕立ての良い服に紳士ハットを被った青年。
しかも「隣の国の王子」だって言うじゃないですか!
なんでも呪いで「カブ頭」にされていたのだとか。。
なんだろうねその呪いは(笑)って思うのはさておき
呪いを解いたのはソフィーです。
荒れ地の魔女曰く「愛する者にキスされないと解けない呪いね。」とのこと。
プリンセス物語によくあるパターンです。
通常のおとぎ話であれば、このカカシとソフィーが結ばれるはずなんですが、ソフィーガン無視。
人間に戻ったカカシよりハウルを心配します。
恋破れたり。。
まだ完全に戦争も終わっていなかったこともあり、
荒れ地の魔女に「国に帰って戦争をやめさせた方が良い」と諭されます。
それでも諦めきれないのか「戦争が終わったらまた伺います。」
「心変わりは人の世の常と申しますから。」と捨て台詞を吐き国へ。。
この映画版での僅かなセリフでは「隣国の王子」である以外多くは語らないんですよね~。
名前とか誰に呪いをかけられたとか。
そのあたりさらに原作小説を見ながら深掘りします!
原作での名前はかかし(マジ)。でも設定はもっと複雑!
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頭がカブ頭のカカシであることには変わりありませんが、原作では「カブ」と名はつけられておらず「カカシ」のままです。
ですが本来の姿は隣国の王子ではありません。
それどころか原作に隣国の王子は出てきません。
では、カカシは何?ってなりますが「元のカカシに命はありませんでした。」
命を授かったのはソフィーの命を吹き込む魔法によるものです。
原作では火の悪魔である黒幕が荒れ地の魔女を操作するんですが、この荒れ地の魔女の行動がもう凄くて・・・
ざっくり言うと「自分好みの人間を作り出すために様々な人間の一部を取ってくっつける」んです。
- A君の顔
- B君の上半身
- C君の足!
みたいな感じ。
そうすると当然ながら取られたA君・B君・C君には余った体と心が残るんですが、
それをまた繋ぎ合わせて犬になる魔法までかけられます。
原作ではこのバラバラにされたキャラが3体出てくるんです。
それが
- 首なしの体
- 犬
- かかし
この3体にはそれぞれA君とB君がバラバラに入っています。
操られている荒れ地の魔女はC君となる「首なしの体」にハウルの頭をつけたいと思っていましたが、最終的にハウルの魔法で消滅します。
すると悪い魔法が解け、カカシも消えA君とB君が登場するんです。
このA君は「サリマン」←原作では男でハウルと同期の魔法使い。
B君は「ジャスティン」という王様の弟。
さて、じゃあカカシには一体何が入っていたかというと「サリマンの心」でした。
なので原作のカカシは一概に誰?とはならないんですよね。
元々命もないですし。
ここは非常に複雑なので原作をご覧になることをお勧めします!
映画でのカカシは誰に呪いをかけられたのか考察!
原作では荒れ地の魔女でしたが、映画では犯人の特定ができません。
なので完全考察致します!
結論から言うと「マダム・サリマン」ではないか?と思っています。
なぜならば
- 隣国の王子は国に戻って戦争をやめさせることが出来る。
- サリマンも戦争をやめさせる力がある。
- なんならサリマンが戦争を仕掛けた可能性が大きい。
サリマンはハッピーエンドになったソフィーやハウルを見て
「しょうがないわね。総理大臣と参謀長を呼びなさい。」
「このバカげた戦争を終わらせましょう。」
と話しています。
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ハウルに自分の元に戻ってきて戦争に協力しろと言っておきながら、なぜハッピーエンドを見て戦争を辞めることにしたのか?
可能性は2つ
- 隣国の王子が国に戻ればどのみち戦争が終わるから。
- ハウルが悪魔との契約解除もしたし、自分の元には戻ってこないと悟ったから。
戦争は一方的には始まりません。
敵国が「戦争やめたー」となれば一方的に続けることもできませんし、続ける理由もありません。
王子が帰れば戦争は自然に消滅するでしょう。
そしてもう一つは「ハウルが自分の元には戻らないと確信したから」ですが、
ハウルは元々サリマンの弟子でした。
サリマンの付き人のような少年たちは皆同じ顔、髪形でどことなくハウルにも似ています。
ハウルのことは弟子の中でも相当なお気に入りだったに違いありません。
しかしハウルはカルシファーと契約を結びサリマンの元を離れてしまいます。
サリマンは自分の元にハウルを戻したくて仕方なかったんじゃないでしょうか?
ソフィーの母親に除き虫を侵入させたり、戦火の中でもハウルの家に魔法で操る人のようなものを忍び込ませようとしたり。。。
とにかくハウルを捕まえるのに必死です(笑)
ハッピーエンドを見て戦争をやめるような人が、戦争に参加させるのが目的でハウルを血眼になって追いかけることはしないはず。
悪魔と契約したハウルが心配な親心なのか、それとも恋心なのか・・・
戦争を仕掛けたのが「ハウルを戻すための口実だったとしたら・・・?」
隣国の王子をカカシにしたことも納得がいきます。
私の考えるサリマンの計画はこう。
- ハウルを戻すために戦争をしよう。
- 戦争をするためには隣国の王子をなんとか消さなければ。
- カカシにでもしておこう。
- 呪いは愛する人のキスでしか解けないからしばらく大丈夫なはず。
しかし、サリマンもまさかソフィーがカカシにキスして呪いを解いたのにハウルと結ばれるとは予想してなかったでしょうね~。
どんまいサリマン。
どんまい隣国の王子と言ったところでしょうか。
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まとめ:映画版のかかしの正体は「隣国の王子」だが名前は不明!原作ではより複雑な設定だった!
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- かかし「カブ」の正体は隣国の美しい王子!
- 原作では「かかし」という名前。中身はもっと複雑だった!
- 映画でのカカシは誰に呪いをかけられたのか考察!
結ばれない恋をしてしまったカブ。
けど諦めない姿勢もまたいいですね!
個人的にハウルの動く城のキャラの中ではカルシファーの次に好きです。
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