高等遊民です。軽い熱中症になりましたが、3分で容態を落ち着かせました
その方法をシェアします
どのくらいの熱中症か? これでいうと
熱中症の応急処置を知っておいて下さい.高温は豪雨のように映像的に派手ではありませんが,熱中症による死亡者数は毎年約500名,今年同様に記録的猛暑だった2010年は1745名に達しています.特に住宅での高齢者の熱中症,幼児の熱中症に要注意です.適切に対策すれば防げます.https://t.co/h3tiw7kN97 pic.twitter.com/Ijhg27TDTi
— 荒木健太郎 (@arakencloud) 2018年7月15日
- 意識はある
- 呼びかけには答えられる
- 水分は自力で飲める
- ただし、身体を動かすのが非常にツライ
- 横になったら自力で起き上がれない
これくらいの状況。
「救急車呼ぶほどでもないかな?」ってレベルです
検索で来られた方は、非常に緊急性の高い状態にあると思います。
なので、すぐに本題に入ります
下記クリックで好きな項目に移動
一瞬で身体を冷やすには「全身を濡らす」
熱中症は、身体の中に熱がこもっていて、汗もかけない状態
つまり、すぐに身体を冷やすことが必要です
その方法が、全身を濡らすことです
【熱中症で身体を冷やす方法】濡れタオルで全身を拭く
わたしが実際に試した方法です
動けないなら、濡れタオル(動けるならシャワーとかでもいいかもしれません)
わたしは熱中症で動けないので、家族に指示をしました
私「濡れタオルで全身を濡らしてください」
父親が濡れタオルを持ってきて、足から拭きました
が、あんまり水分が身体にうつらなかったので
私「もっとぐっしょりした濡れタオルで」
父「了解」
両足の下にバスタオルを敷いて、ぐっしょりの濡れタオルで足を拭きました(すね毛が濡れるくらい)
タオルから水がちょっとぽたぽたするくらいの絞り具合です
拭いた箇所と順番はこんな感じでした
- 両足
- 両腕
- お腹(ヒヤっと冷たい)
- 背中
- 首回り
- 顔
- 最後に足の付け根(おまた。直接ではない)
こんな感じで濡れタオルで全身を濡らしました
緊急性の高い方は、ここまで読んだら、今すぐ試してください
外出先で読んでる場合でも、急いでタオルやハンカチを濡らして、拭いてあげてください
タオルもハンカチもない場合は、洋服(Tシャツなど)を脱いで(脱がせて)、濡らしてあげてください
ほかの人の助けも借りてください(ミネラルウォーター買ってきて、とか、タオル貸してとか)
濡れタオル→1分で寒くて震える→2分で身体から熱が消える
劇的な効果です
扇風機を当てていたんですけど、寒いんです
濡らして1分ほどで、ガタガタ震えがくるくらい
扇風機の風で、皮膚についた水分が冷やされたんだと思います
私「寒い」(扇風機が当たってる腕が特に寒かった)
父「大丈夫?」
私「……」(返事はしんどくてできない)
それでもガタガタ震えたのは30秒ほど
すぐに水分が吹き飛んで、寒くはなくなりました
すると、身体の中のほてりが、信じられないほど消えました
熱中症って体感としては「熱が38度とか39度あるような状態」に近いです
それが、一気に「平熱に戻る」というイメージです
実際、父親がおでこや足を触ってみても
- 濡れタオルする前は、父親の手が冷たい(こちらが熱い)
- 濡れタオルした後は(3分後)、父親の手が温かい(こちらが冷たい)
これくらい劇的に体温が下がります
本当に、3分~5分程度で、熱中症の症状が落ち着きました
濡れタオルはめちゃくちゃ即効性がある
私くらいの症状(意識あり、反応あり、自力水分補給可能だが動作困難)
であれば、おそらく劇的に回復するでしょう
これより重度の状態で、劇的改善するかはどうかは試せません
でも、熱中症と断定できるなら、何はともあれ、からだを冷やすべきではないかと思います
冷えピタシートやアイスノンを、わきや首回りや股に挟むのも、もちろんやってください
ただし、これは即効性がないです。効くのが遅すぎる
一方、濡れタオルで全身を濡らすのは、圧倒的なスピードがあります
どこででもできるので、この方法はぜひ使ってください
その後、1時間くらいは横になり、だいぶ落ち着きました
18時くらいにツラくて倒れたんですが、20時くらいの夜ご飯はモリモリ食べられました
外出先の熱中症でも濡れタオルが一番効果あるのでは?
特に、外出先でも有効だと思います
横にして、ハンカチやタオルをびちゃびちゃにして、全身拭いてください
近くの水道のあるところ(洗面所など)に行く、または「持ってるミネラルウォーターをかける」などですね
「やばいオレ、ハンカチもタオルもねえよ!」
そんな時は、もうTシャツを脱がせて、それを濡らしてでもやるべきだと思います
それで全身を濡らして、涼しいところで休ませてあげましょう
この記事は、私の体験談であり、医療的な効果を保証するものではもちろんありません
ただ、私以外の人でも、劇的な熱中症の症状改善が期待できるはずです
非常に緊急性が高いと思うので、ぜひ試してください
びっくりするほど熱く火照った身体が、驚くほど急速に(本当に3分とか)冷たくなって落ち着きます
余談:お風呂でぬるいシャワーを浴びせる
動けるようであればお風呂場に移動
ぬるいくらいのシャワーを浴びせる
これでも身体を一気に冷やせるはずです
ただし、これは高等遊民(私)が実際にやった方法ではないです。
まとめ 熱中症で全身が熱いときは、濡れタオルで拭くと一気に冷やせる
熱中症で火照った身体は、ぐっしょりの濡れタオルで全身をくまなく拭くと、急速に冷やせるよ、という話でした。
タオルを濡らす→水がぽたぽたするくらいの絞り→全身を濡らすつもりで拭く。
- 両足
- 両腕
- お腹(ヒヤっと冷たく感じる)
- 背中
- 首回り
- 顔
- 最後に足の付け根(おまた。直接ではない)
こんな感じで、私はたったの3分で身体の状態が楽になりました
びっくりでした
命にもかかわるので、もちろん私が責任を負うことはできません
しかし、私には劇的な効果がありました
ぜひ試してみてください
以下は、高等遊民が熱中症になったきっかけです
余談なので、暇つぶしに見ている人だけご覧ください
3連休で、鬼のように暑かった
新宿に出かけてたんですよね
それで、さっさと帰って来たんですが
その後、エアコンない部屋で3時間くらい過ごしてたら
- 「全身が異常にだるい」
- 「この疲労感は、働いていた時ぶりだな」
そんな感じ
そのあとエアコン効いてる部屋に移動したんですけど、もう立っていられない
水を飲んで、横になったら、もう起き上がれなくなりました
わたし「しんどいわ~」
父親 「お前、熱中症なんじゃないの?」
わたしのおでこを触る父
父親「うわ、めちゃくちゃ熱い」
ということで、熱中症の対処法を私が指示しました
そんな感じのきっかけでした
あとは本文のような対処で、すぐに身体を冷やせました
本当に、1円もかからない方法です
熱中症対策グッズも、不要でした
必要なのは、タオルと、飲みもの(水かお茶)くらいです
お大事になさってください。