【若竹千佐子氏の経歴】夫との離別。NHK番組で打ち明けた老いの哲学




2018年、芥川賞を受賞した作家の若竹千佐子さんのプロフィールをまとめました。

NHKの「おはよう日本」でも取り上げられてました。

受賞作の『おらおらでひとりいぐも』。
夫に先立たれた若竹さんの体験をもとに書かれた作品です。

このタイトルは、岩手県の方言で、

「私は私で一人生きていく」という意味。

この作品についての詳しい書評と感想はこちらをどうぞ↓

読書感想!芥川賞の若竹千佐子おらおらでひとりいぐものテーマとは

若竹千佐子さんのプロフィールは? 遠野出身・木更津在住の60代新人

若竹千佐子さん、63歳。昭和29年、岩手県遠野市出身です。

現在は千葉県の木更津に住んでいるそうです。

もともと小さいころから、本が大好きだったそうです。
55歳のとき夫を亡くし、その気分転換でしょうか。息子さんが良かれと思って、小説講座に通うことをすすめたそうです。
その講座になんと8年も通い続け、今回デビュー作での受賞したそうです。

どのような思いを作品に込めたのでしょうか?

若竹千佐子さんの夫や家族はどんな人だった?

若竹さんは28歳の頃に地元が同じ和美さんとお見合い結婚。
主婦歴35年です。
お子さんが2人。長男と長女だそうです。

長男は家庭を持ち、独立。
長女の章子さんと2人暮らしをしているそうです。

おらおらでひとりいぐもは、若竹さんが63歳にして書き上げたデビュー作。
描きたかったテーマは、明快だったといいます。
夫の趣味につきあい、山歩きに出かける仲のよいおしどり夫婦でした。
妻として、母として、充実しているはずの毎日。
しかしなぜか、心の片隅には、孤独があったといいます。
そんな若竹さんに大きな転機が訪れます。
夫の和美さんが57歳の若さで急逝したのです。
若竹さんは、抱えきれなくなった孤独を、文章として吐き出すようになります。

和美さん、なぜ死んだ。
私を残して。
気が狂いそうになる苦しみってあるんだね。
頭が割れそうだよ。

NHK「おはよう日本」での特集より

「おらおらでひとりいぐも」最初は日記だった?

当初は、夫を亡くした悲しみを、日記として書いていたそうです。

それから、息子さんのすすめで小説教室へ通い、孤独と向き合いながら、筆をとりました。
日記から小説への転換です。

夫に先立たれた女性、桃子が人生を振り返る作品。
『おらおらでひとりいぐも』として結実します。

夫が亡くなってから5年。
若竹さんは孤独は必ずしもマイナスではないと感じるようになりました。
孤独だからこそ、人は自分の心を見つめ直し、成長していける。
還暦を過ぎて気付いたおばあちゃんの哲学です。

まとめ 若竹千佐子さん次回作の予定は?

『おらおらでひとりいぐも』は「夫に先立たれた74歳の女性、孤独と自由の新境地へと至る姿」を描きました。

最後に、若竹さんの受賞後のインタビューを抜粋してみます。

方言について

意識するしないにかかわらず私の考えの根底にあるのはどうしても方言で考えて。方言は自分にとっての正直な言葉です。

孤独という主題について

主婦というのはある意味、とてもいろんな仕事があるけれどもある意味、孤独ですから。
そこで、1人で自問自答しながらやってきたんだと思います。

老いという主題について

老いというのはある意味暗い、怖いというそういうイメージが多いんだけれども私は、老いを生きるということに夢というか希望を持ちたいと思いましてそれで、老いをテーマにしようと思いました。

書いたきっかけと、次回作について

実は、この間坐骨神経痛になってもう、足が痛くてそれで初めて、これは大変なことなんだと。
これから私は老いていくのでそれを同時進行で、これから書いていこうと思っています。
次作は、構想しているものはありますけれどでも、お話しするとそれで安心しちゃって書かないので何も言わないことにしてます。

次回も、老いが主題の作品になりそうですね。

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