【読書しても記憶に残らない】忙しい学生・社会人向け本の読み方と選び方のコツ




「時間のない学生や社会人」が効率的に読書量を増やしていくには?

高等遊民になって暇さえあれば本を読んでいます。

特にキンドルの読み放題サービスに開始してからは、一段と読むようになりました。
学生時代も結構本読んでいたつもりですけど、せいぜい月に文庫本5冊~10冊。
読書量を誇るのは特に意味はありませんが、現在だと30冊~50冊くらいは読んでいると思います。
(どんな本を読んでるかによるので、冊数で読書量自慢するのは全く意味がありませんけどね。)

でも、私に特別な才能はあるわけではありません。
あるのは、時間だけ。

世の中には時間のない方の方が大勢います。
ということで、

「時間のない学生さんや社会人」のために「本の読み方・本選びのコツ」をご紹介します。

1冊は全部読む=通読がおすすめ(でもじっくりは読まなくてもいい)


前書きから後書きまで、基本的には全部読むのをおすすめします。

目次を見て必要そうなところや興味あるところだけを拾い読みする。

こういう読み方ももちろんありです。

でも読書の良いところというのは、それまで自分が知らなかったことを勉強できることですよね。
興味が惹かれる目次っていうのは、自分にとってある程度関心があることが多いです。

全く知らないことって、あんまり興味がないんですよ。
すでに本選びの段階で、自分の興味関心に沿ったものを選んでいますよね。

なので、本文に関しては、目次だけでは興味がないところも読んでみるのをおすすめします。

「自分の興味・関心に合わせつつも、まだ自分が知らないことを学ぶ。」

そのためにはやはり最初から最後まで通読するのがいいと思っています。
もちろん、正確な内容を理解するためにも通読は大事ですね。

とはいえ、じっくり読んでられないという方もいますよね。
時間をかけて読まなくても大丈夫。
でも最後まで読むということを意識してみてください。

大事なのは、その本から受け取ったメッセージを「頭の中に残す」ということ。
サクサク読んでいっても、何かしらは残ります。

「全部記憶してやろう」と気張って挫折するよりは
「サクサク読んで1か所だけ覚えてる」ほうが良いと思います。

読んでて内容が難しすぎたらキッパリ諦める

全部読むことをお勧めしました。

じゃあちょっと読んでみたけどとてもじゃないけど理解できない。

そんな時はきっぱり諦めるのがいいですね。

これは個人的な意見ですけど、
「難しい本が1年後2年後にわかるようになるか?」というと、そうでもない。


内容が理解できない場合の公式

  1. 自分の知識が少ない=読む理由がない
  2. そもそも本が悪い=読む必要がない

自分の知識が少ない場合は、そもそもあなたがまだその本を読む理由が無いのです。

「なぜこの本を読むのか?」
その理由がはっきりしていたら、きっとどんなに難しい本でも読み通すことができるでしょう。
むずかしいという理由だけで読む気が失せるのであれば、読む理由がないから読まなくていいです。

本の書き方が悪かったり、何を書いているかわからない本もあります。
書籍は年間何百万冊と出版されているわけですから、ろくでもない意味不明の本もたくさんあります。
専門書でもないのに内容が理解できないことは多々あります。
本の質が悪いと考えて、さっさと捨てちゃいましょう。ブックオフに売ります。

どんなに損しても、たかが本代。5000円もしないでしょう。
悪徳商法にひっかかるよりかは全然マシです。
(こういうとき、キンドルunlimitedであれば、1円も損しないので本当に助かります。)

1冊を読み終わったら、巻末の参考文献や同テーマの関連書籍に進む

こうして本を読み終わったら、関連書籍を読みましょう。

何か疑問に感じた箇所をメモしておくといいですね(ページの端折りやハイライト機能)
きちんとした本であれば、章ごとに参考文献などが載っているはずです。

Amazonのリコメンド、「こちらの商品もおすすめです」もきちんと覗いてみると結構有益ですよ。
特に私はキンドルの読み放題を使っているので、「読み放題の中でのオススメ書籍」みたいなサジェストは本当にありがたいです。

とにかく質や当たりはずれにこだわらず、ガンガン本を選ぶことがいいですね。
本選びのコツは、「数撃ちゃ当たる」です。
試行錯誤の回数を増やしましょう!

数を読んでいるうちに、どんどん詳しくなっていくはずです。

1つのテーマを集中して読みまくる:分厚い教科書を1冊ガチンコで読む!

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以前ピータードラッカーの自伝を読んだのですが、
彼は今年1年の読書テーマというものを決めているそうです。
今年は、シェイクスピアの作品を全部読もう。(35冊くらいだったので、大体1ヵ月に3冊ペース)など。

何か1つのテーマに絞って集中的に学ぶことは非常に重要です。
そうすると、頭に残る知識が飛躍的に増えます。
そして長期記憶に入るともう忘れないので、自分の言葉で表現することができます。

これは読書だけでなくて教科の勉強でも同じですね。
英語にしても、〇〇学にしても、3ヶ月集中・6か月集中で徹底的に基礎を身につけると、定着します。
いわば自転車に乗れたような状態。

「何か専門分野を基礎から勉強しよう。」

そんなときは、分厚い教科書に1冊取り組むことをおすすめします。

専門的な教科書であれば基本的にはその業界の定説を押さえてあります。
いっぽう、新書レベルでは、定説も著者独自の珍説も、ごちゃまぜです。
結局大は小をかねます。

入門書や文庫新書は山ほどあって選ぶのも大変。ですが教科書はそんなにありません。
教科書のほうがかえって楽に本選びができるのです。

ただ、はじめての〇〇的な、新書や児童書も、非常に有益です。

本当にその分野の知識は何も知らなくて、ちょっと学んでみたい。
そんな時は児童書や入門書を読んで、肌触りを確かめてみるといいですね。

本格的に勉強しようという決心がついたらぜひ重厚な専門書にトライしてみてください。

本選びの第一歩:とりあえずamazonで検索する。そして図書館でも検索してみる。

なにはともあれ、アマゾンで検索してみるのが便利です。

「関心のあるキーワードで検索→関連書籍がリストアップ」

やっぱり便利です。

そしてじつは、図書館の検索も、かなり便利です。

図書館では日本十進分類法というルールに従って、本が区別されています。

哲学思想
地理歴史
社会科学
自然科学
芸術
文学

などなど。

図書館で検索すると、同じキーワードでも「どういうジャンルから、そのキーワードを語っているのか?」
ということが、一目瞭然になるのです。

たとえば「犬」と、アホみたいな検索ワードを図書館の検索機で入力しても

犬:歴史
犬:地理
犬:生物学
犬:民俗学
犬:医学
犬:音楽
犬:言語学
犬:児童文学

みたいに、色んな観点から犬にまつわる本があるわけですよね。
図書館であれば、そういう形でテーマをつかむこともできるのです。
これはamazonにはない、図書館独自のすごい機能です。

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まとめ

本の読み方と本選びのコツを書いてみました。

本を選ぶには、「まずは何か1つ本を読んでみる」のが始まりです。
そこから果てしなく、楽しい芋づるが始まります。

本の読み方のコツ

  1. 最初から最後まで読む
  2. 難しかったらやめる
  3. 面白いところや疑問点を覚えておく
  4. 面白い点・疑問点を手掛かりに参考文献や関連書籍を手に入れる
  5. 集中的に学ぶテーマを作る

この5つです。

本選びのコツ

  1. ほんの少しの興味なら、児童書や入門書
  2. 本格的に勉強するなら、分厚い教科書1冊
  3. とりあえずAmazonでキーワード検索する
  4. おすすめ商品(リコメンド)を眺める
  5. 図書館で検索すると「〇〇学から観た〇〇」を把握できる

この5つです。

最後に読書の名言を。

「本は自分の知識や常識を確認するために読むのではない。それを吟味し、突き崩し、新たな世界を発見するために読むのだ。」

いい言葉ですね。私が考えました。
みんなで高尚な読書ライフを送りましょう!

高等遊民の有料noteの紹介

 

noteにて、哲学の勉強法を公開しています。

 

現在は1つのノートと1つのマガジン。

 

1.【高等遊民の哲学入門】哲学初心者が挫折なしに大学2年分の知識を身につける5つの手順
 
2. 【マガジン】プラトン『国家』の要約(全10冊)

 

1は「哲学に興味があって勉強したい。でも、どこから手を付ければいいのかな……」という方のために書きました。
 
5つの手順は「絶対挫折しようがない入門書」から始めて、書かれている作業をこなしていくだけ。
 
3か月ほどで誰でも哲学科2年生レベル(ゼミの購読で困らないレベル)の知識が身につきます。
 
3か月というのは、非常に長く見積もった目安です。1日1時間ほど時間が取れれば、1ヶ月くらいで十分にすべてのステップを終えることができるでしょう。
 
ちなみに15000文字ほどですが、ほとんどスマホの音声入力で書きました。

かなり難しい哲学の内容でも、音声入力で話して書けます。

音声入力を使いこなしたい方の参考にもなると思います。

 

2はプラトンの主著『国家』の要約です。
原型は10年前に作成した私の個人的なノートですが、今読んでも十分に役に立ちます。
岩波文庫で900ページ近くの浩瀚な『国家』の議論を、10分の1の分量でしっかり追うことができます
 
 

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