蘇りの石と言えば「伝説の死の秘宝」の一つですよね。
- 「ん?死の秘宝って何?」
- 「3兄弟の物語ってなんだっけ?」
と言う方は別記事で詳しく説明してますのでそちらをどうぞ!
この記事では
- 蘇りの石にはどんな力が?賢者の石と効果の違いは?
- 「蘇りの石」歴代の持ち主は?
- ハリーが蘇りの石を捨てた理由は?
- なぜ分霊箱を壊された後も蘇りの石は使えたの?
こんな感じで蘇りの石についての疑問を徹底調査!&考察したいと思います!
それでは参ります!
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【ハリーポッター死の秘宝】蘇りの石を捨てた理由はなぜ?賢者の石と効果の違いは?
蘇りの石にはどんな力が?賢者の石と効果の違いは?
同シリーズでパワーを持つ石が2つ出てくるって正直混乱します。
しかもなんだか似たような意味合いを持ってたよ~な?
おさらいします!
まずは「賢者の石」
- 作成者:錬金術師の「ニコラス・フラメル」
- 協同開発者:「アルバス・ダンブルドア」
- 効果1:あらゆる金属を黄金に変える。
- 効果2:命の水を生み出すことができ、飲んだ者の寿命をはるかに延ばす。
ヴォルデモートは自らの復活のために賢者の石を手に入れたかったんですが
ハリーとの闘いに敗れ、手にすることが出来ぬまま終わります。
その後、賢者の石はダンブルドアがフラメルと話し合った結果壊したことをハリーに告げます。
続いて「蘇りの石」
色も形も全く違いますね。
- 制作者:「カドマス・ペベレル」または「死」
- 効果:死者の魂を呼び戻す。
- 伝説:残りのふたつの秘宝、ニワトコの杖と透明マントと一緒に所持すれば死を制する者になれる。
こちらは13世紀に作られたものなので、賢者の石よりうーんと昔の石です。
寿命を延ばすことのできる命の水の材料「賢者の石」とは違い
死者の魂を呼び戻すことに使う「蘇りの石」。
死の秘宝3つを所有すれば「死を制する」と言われていたもののあくまで伝説の話。
2つを比べると全く違う別の効果を持つ石でした!
「蘇りの石」歴代の持ち主は?
こちらもさっくりご説明します。
まず歴代所有者は以下となります↓
- カドマス・ペベレル (石の誕生)
- ゴーント家
- マールヴォロ・ゴーント
- モーフィン・ゴーント
- トム・リドル (分霊箱にした)
- アルバス・ダンブルドア (分霊箱を破壊する)
- ハリー・ポッター
カドマス・ペベレルの死後、石は指輪にはめ込まれペベレル家の子孫に受け継がれていました。
そしてある時ゴーント家の手に渡ります。
この頃には石の意味もマークも知られず
マールヴォロ・ゴーントは純血の家系を誇示するのにリングを利用するように。
そして、息子モーフィンへ。
その後ゴーント家を訪れたトム・リドルに指輪を奪われます。
指輪を奪ったリドルは当時、分霊箱の存在に興味を示し作成したいと考えていたため
自分の父を殺害し指輪を分霊箱に作り変えます。
恐らくですが、この当時のリドルはこの石が「死の秘宝の一つ」であるとか「蘇りの石」であることに気付いていません。
またはあまり興味がないか。
リドルとしてはゴーント家に伝わる指輪であることに価値を見出し分霊箱にしたのでしょう。
分霊箱にしたリドルはこの石を守らなくてはいけないため
ゴーント家の屋敷に戻り、何重にも分霊箱に強力な魔法をかけて隠します。
しかしダンブルドアによって分霊箱である指輪は見つかってしまいます。
しかも石に書かれているマークを見るなり死の秘宝の一つ「蘇りの石」であることにも気づきます。
そこでうっかり、亡くなった妹会いたさに指輪をはめてしまうんですよね~。
指輪にはリドルの呪いがバッチリかけられていたためダンブルドアは瀕死状態に。
スネイプに処置してもらい何とか一命をとりとめたダンブルドア。
グリフィンドールの剣を使って分霊箱である石を破壊します。
そして死期が近づいていると悟ったダンブルドアは形見として黄金のスニッチの中に指輪を入れハリーに託すのでした。
そして最後の持ち主となったハリー。
ハリーは初めにダンブルドアのかけた呪文によりスニッチを開くことができませんでした。
がしかし、自分が死に直面しなければスニッチが開かないことに気づくと
スニッチに唇を押し当て「僕は、間もなく死ぬ」と呟きます。
すると中から石が登場。
ハリーが石を3回まわすと
- 父親と母親
- リーマス・ルーピン
- シリウス・ブラック
が現れ一時的に再会。
そしてハリーはすぐに石を捨てます。
ハリーが蘇りの石を捨てた理由は?
ヴォルデモートとの決戦前にハリーが会いたいと思っていた亡き人
- 父親と母親
- リーマス・ルーピン
- シリウス・ブラック
に再会します。
しかしその後に石は捨ててしまうんですよね~。
捨てる必要があったんでしょうか?
ここからは考察になりますが理由は複数考えられます。
- 石の力を使わなくても常に近くで見守ってくれていると分かったから。
- 石の魔力は死に反し人道的ではないことを知っていたから。
- 自分には必要がない上に他人にも過った幻想に囚われて欲しくないから。
ハリーは会いたいと思っていた亡き人から
「ずっと見守っていたよ。」と勇気をもらいます。
姿が見えなくても声が聞こえなくても、いつもハリーは愛され近くで見守られていたんです。
そのことを知ったハリーに死者の魂を呼び戻す「蘇りの石」の必要性はないでしょう。
最初の持ち主であったペベレルは恋人の死を受け入れたくないがあまりに石を使いましたが、結局石の限界に気付きます。
蘇りの石は決して死者を蘇らせてはくれません。
死を受け入れ、前向きに生きなきゃいけないんです。
死を覚悟したハリーはこのことを理解していました。
その為、持っておくべき石ではないと判断したのかもしれませんね。
そしてまたペベレルのような過ちを犯す者が現れないようにとの願いも込めていたのでしょう。
なぜ分霊箱を壊された後も蘇りの石は使えたの?
通常、分霊箱の役目を終らせるためには完全に破壊しなくてはいけません。
生き物であれば殺さなくてはいけないし、物であれば修復不可能なほどに破壊します。
だがしかし、蘇りの石に関してはそこまで損傷はなく石の効果も残ったままでした。
この疑問に関しては作者であるJ.K.ローリングがTwitterにて回答しています。
「石にできた亀裂は元には戻らなかったわ。
蘇りの石の魔力を残したまま、(ヴォルデモートの)魂のかけらを取りのぞけたのは世界中でダンブルドアだけよ」
さすがダンブルドア!
そして回答が思ったよりシンプルでした!
まとめ:【ハリーポッター死の秘宝】蘇りの石を捨てた理由はなぜ?賢者の石と効果の違いは?
蘇りの石を捨てた理由・賢者の石との違いなど調査&考察致しました!
- 蘇りの石にはどんな力が?賢者の石との違いは?
- 「蘇りの石」歴代の持ち主は?
- ハリーが蘇りの石を捨てた理由は?
- なぜ分霊箱を壊された後も蘇りの石は使えたの?
1作目の「賢者の石」から始まり最終話の「蘇りの石」で終わる。
人は持つべきものではないパワーを持つと自信を見失ってしまうもの。
ハリーのような覚悟を決めた時に本来の強さが得れるのかもしれませんね!
以上「【ハリーポッター死の秘宝】蘇りの石を捨てた理由はなぜ?賢者の石と効果の違いは?」でした!
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