ハリー・ポッターシリーズの大ボスと言えばこの方!
ヴォルデモートさんでございます。
すっごい外見だし、めちゃんこ強い魔法使いですね。
映画・原作共に1作目から登場していますがその目的や理由なんかがイマイチ分かりづらい・・・
そこで!
- ヴォルデモートの目的は?
- ハリーを狙う理由と関係は?
- いつからあの姿に?ヴォルデモートの生い立ち。
- 結局のところは弱く可哀そうな人なのか?
こんな感じでヴォルデモートという人物に迫りたいと思います!!
※もちろんこちらはシリーズ通したネタバレにもなりますのでご注意下さいね~。
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ヴォルデモートの目的とハリーポッターを狙う理由や関係は?弱いしかわいそう?
ヴォルデモートの目的は?
ここでは簡潔に説明させていただきますが
ヴォルデモートの目的。
それはズバリ
「純血主義」に基づき、「マグル生まれ」を徹底的に排除する政策を実行すること!
つまり実施したい政策があったわけです。
さて、魔法界全土を巻き込む政策を進めるためには何をするべきか?
それは政権を牛耳るほどの力。
つまり魔法界の支配者にならなくてはいけません。
もちろんその為には自身の味方も必要になりますし、反対勢力と戦うことも必要。
まさに国の政治と全く一緒ですよね。
- 消費税をゼロにしたーい!って思ったら
- 同意見の味方を募り、反対する勢力と戦う。
- 政権を掌握すれば政策を有利に進めることが可能になる
ですが、ヴォルデモートの考える政策はあまりにも差別的であり
支配者へと登りつめる方法も過激なものでした。
ハリーを狙う理由と関係は?
1作目からハリーを狙い続けるヴォルデモート。
マグルの徹底排除政策の目的を達成するためにハリーを殺す??
なぜ??
ここは映画版だとカットされている部分も多いため少し分かりづらいかもしれませんね。
「ヴォルデモートがハリーを狙う理由。ハリーとの関係。」詳しくご説明致します!
目標とする政策を実行するため、魔法界の支配者になろうとしているヴォルデモート。
目的の為なら人殺しや闇の魔法も躊躇なしです。
その姿はまさに闇の帝王。
もともと魔法使いとしても優秀であり頭も良く、人を惹きつけるのが上手なタイプであったため、勢力は順調に拡大していました。
しかしある日、占い学の教師志望者であった「シビル・トレローニー」のこんな予言を耳にするのです。
「七月の末、闇の帝王に三度抗ったことのある両親の元に生まれる者は闇の帝王にない力を持つ。
この者は闇の帝王を倒す力を持つ。
闇の帝王自らがこの者を選ぶ。
一方が生きる限り他方は生きられぬ。」
この予言がそもそもヴォルデモートの耳に入った理由は手下であったスネイプが面接を盗み聞きし密告したから。
予言をしたトレローニー先生は教師になるべくダンブルドアとの面接中にこの予言をしたんです。
さて、予言の内容を振り返りましょう!
まず、闇の帝王とはヴォルデモートを指します。
- 過去に3度抗ったことのある両親のもとに七月末に生まれる子
- その子はヴォルデモートにない力を持つ
- ヴォルデモートかその生まれた子は、どちらかが死ななければいけない
つまり「その条件に当てはまる子を殺さなければヴォルデモートは死ぬ」という予言です。
これによりハリーはヴォルデモートから命を狙われることになります。
ちなみにですが、実はもう一人条件に一致する子がいたんですよね。
それはあのドジっ子の「ネビル・ロングボトム」です。
彼の両親もヴォルデモートに3度抗っていますし、7月末に生まれています。
しかし予言にもある通り「闇の帝王自らがこの者を選ぶ。」となっていますので
ヴォルデモートは「ハリーorネビル」の選択をします。
ここでヴォルデモートが注目した点は「純潔か混血か」というところ。
- ネビルは純潔名門一家
- ハリーは母がマグル生まれの魔女
ヴォルデモート自身実は混血です。
なので同じ境遇であるハリーをより脅威に感じ、予言の子はハリーであると決定しました。
これを機にポッター家を狙うヴォルデモート。
1981年10月31日未明にゴドリックの谷を襲撃し、ジェームズ・ポッターとリリー・ポッター夫妻を殺害。
そして当時1歳であったハリーに「死の呪い」を放ちます。
しかし、母リリーが死ぬ前にハリーにかけた「守りの魔法」の効果でヴォルデモートの魔法は跳ね返り肉体を亡くす結果となりました。
ここからハリーが魔法学校に入学すると同時にヴォルデモートが復活をかけ因縁の戦いとなってくるんですね~。
さて、予言の子として同条件であったもう一人ネビル。
ヴォルデモートに狙われはしなかったものの、
最終的にはラストの分霊箱ナギニをグリフィンドールの剣で破壊しましたよね。
実は隠れたヒーローの一人でもあったと言うことです。
いつからあの姿に?ヴォルデモートの生い立ち。
気になるのは「いつからあの顔と姿に?」
「偏った思想はどこから?」ってことです。
革命を起こそうとする人ってヒーローにもなりえるし、大量殺戮の犯罪者とも言えます。
しかしその過激な」思想はどのように養われてきたのか・・・
ヴォルデモートの生い立を辿りながら心と姿の変化に迫ります!!
~ ヴォルデモート(トム・リドル) HISTORY ~
- 1926年12月31日、臨月の母・メローピーが飛び込んだロンドンの孤児院で産まれる。
- 母は出産直後に死亡。
孤児院に飛び込んで出産ということは「他に育てられる人がいない」ということ。
つまり父親・親族とは疎遠状態だったんです。
赤ちゃんの名は「トム・リドル」。
ヴォルデモートの本名ですね。
- 産まれる前から父に棄てられ、母にも「見捨てられた」と感じていたリドル
- 孤児院でも十分な愛情を得られず愛情を信じられないまま成長する。
- 幼いリドルは出自を知らないながらも自身に特別な「力」があると自覚。
- その「力」を他者の支配のために行使していた。
この時既に「力」と「支配」に気付き始めていますね。
ヴォルデモートの片鱗が覗き始めています。
- 1938年夏、孤児院を訪れたダンブルドアから自身が魔法使いであることを知らされる。
- ホグワーツ魔法魔術学校に入学、スリザリン寮生となる。
この時、自身が魔法使いなのは父の才能を受け継いだからと考えていたリドル。
それは、「死に屈した」母 = 普通の人間。と思いこんでいたからです。
- 在学中は優れた頭脳と才能の持ち主として知られ、ダンブルドアに「ホグワーツ始まって以来の秀才」と評される
- 5年次 (1942年) には監督生
- 7年次 (1944年) には首席
もともと人を惹きつける魅力。
表面上は成績優秀な模範生。
父親譲りの端正な容姿と不幸な境遇。
決して驕らない謙虚な態度。
などから教授陣から絶対的な信頼と同情を集めていたリドル。
まさに才色兼備と文武両道を併せ持ったような逸材!
ほんと美少年!!
だがしかし、物凄く腹黒い。
唯一リドルの本性を見抜いていたのは孤児院での悪行を知っていたダンブルドアだけでした。
そして、ダンブルドアから今後も信用を勝ち取れないと気づいたリドルは彼を恐れ嫌うように。
- この頃からリドルはスリザリンの生徒を集めて一団を結成。
- 彼らは後に死喰い人(デスイーター)と呼ばれるようになる。
- すでに「分霊箱」の存在と概要を知っていたリドルは未成年ながら殺人を犯します。
※分霊箱に関しては別記事で詳しく説明しておりますので、そちらもどうぞ!!
- そして「純血主義」にのめり込むと同時に自らの出生を探し当てる。
はじめは「父が魔法使い。」「母がマグル」と思っていたリドルでしたが、
実は
「父がマグル。」
「母が母がホグワーツ創設者サラザール・スリザリンの末裔」
であったことに気付くリドル。
しかもそんな優秀な魔法使いであった母を「凡庸なマグル」である父が棄てたことも判明!!
これに戸惑いと憤りを感じたリドル。
復讐と自分に相応しくない血筋の抹殺父と父方の祖父母を殺害します。
そしてマグルの父と同じ「トム・リドル」の名を嫌悪し、
新たな名前として「ヴォルデモート卿」を考案し、密かに使い始めます。
↑まだイケメンですが中身は完全なる悪魔と化しています。
- 純血主義
- 混血やマグル出身者の抹殺を目論む
- 目的のためなら人を利用し、殺人もする
- 力での支配
「自分は特別な存在である。」
と思っているヴォルデモートは誰にでも訪れる「死」に対しても抵抗するんですよね~。
その為、分霊箱を作り続けるんです。
その度に殺人を犯し、魂をわけていたヴォルデモート。
すると
いつの間にやらこんな姿に・・・
闇の魔法恐るべし。
徐々に変わりゆく姿にダンブルドアも「こらヤバイ奴になった。」ってことで
- ヴォルデモートが卒業後の進路として「闇の魔術に対する防衛術」の教授に志願する。
- ダンブルドアが当時の校長アーマンド・ディペットに対しリドルに職を与えないよう進言。
- 教師になれず「夜の闇横丁」にあるボージン・アンド・バークスに就職。
それでもヴォルデモートは沸々と自身の目的を果たすタイミングを伺うのであった・・・
ヴォルデモートの生い立ち・思想・姿まとめ。
長くなってしまったので超絶簡単にまとめます!
つまり
- 愛を知らずに育ったトム・リドル
- 自分には特別な能力があって他とは違うと思っていた
- マグルは死ぬし、優秀な魔法使いなら死なないと思っていた
- 自身が混血でありながら魔法は純潔の魔法使いが学ぶべきという思想に惹かれていく
- マグルを抹殺して純潔で優秀な奴だけ残すべし!
とにかく幼いころから頭が良すぎるのか考え方が極端で卑屈。
俺は凄い優れている。
それは「選ばれし者」だからだ。
この力は「純血主義」に基づき、「マグル生まれ」を徹底的に排除する政策に使うべき!
特別な俺は「分霊箱」で死をも支配できる!
こんな感じでしょうか。
サイコパスな考えもあり闇が深いですね・・・
結局ヴォルデモートは弱くてかわいそうな人??
恐らくですがヴォルデモートに共感して「かわいそうに」と感じる方もかなり多いかと思います。
彼は生まれてすぐにお母さんを亡くしていますし、孤児院で育っています。
そんな中、理不尽に感じることも多かったと思います。
特別な力があると気づくも「愛」を知らない幼きリドルはその使い道さえ分からず悪さや復讐に乱用していました。
うん。確かに気の毒な生い立ちではありますよね。
頭も良く、才能があるからこそ人並み以上に深く考え、
何かを教わる前に自分なりに答えを出して正当化もしていたでしょう。
人を全く信用・信頼せず残酷なヴォルデモートでしたが
ペット&分霊箱であったナギニに関しては特別な感情を持っていたようですし
愛情もほんの少しは心に宿していたのかもしれませんよね。
しかしながら!
ハリー君も負けてないぐらいの環境。
それどころかかなり厳しい生い立ちですよね?
1歳で両親が殺されダーズリー家に。
そこでは奴隷かの如く酷い扱いとイジメ。
逆にあんな環境であんなにいい子になるはずないだろ!って程に内面が出来た子です。
私はよく「環境ではなく考え方」って思っていますが、その考え方すら学べなそうにない環境でしたもんね。笑
まぁ、環境と生い立ちを比べると「明らかにヴォルデモートが不幸」とは言えません。
ましてやリドルはホグワーツに入学した後にダンブルドアから「愛」について説法を受けるんですが全く響かず。
人に優しくされても人に優しく出来ない人はもう性格的に末期です。←持論
とくに気になるのはリドルは「死」を恐れているのに殺人をバンバンします。
これはリドルが「周りの人と自分は明らかに違う。」
と思っているから。
「自分の命は特別で愛おしいが他人は物のようなもの。だから殺しても問題ない。」
って考えているんですよね。
これぞまさにサイコパス。
他人の痛みや感情が分かっていません。
俗に言うサイコパスな方って、非常に頭が良く優秀な方が多いようです。
とは言え殺人は罪になるからあえてしないだけ。
それを自分勝手にかなり強めの思想だけで実行してしまうリドル。
自分と人は違うと思うことは勝手ですが、自分の都合が悪いからと他人をバンバン殺すのは良い判断ではありません。
恐らくナギニはスリザリンの血を引く自分を表すような存在であったから少しの情が芽生えたのかもしれませんね。
結果:リドルは頭がよく才能もあるが、思想に偏り過ぎて人の痛みが分からないサイコパス。
自分の目的のためなら殺人したって良い。
と考えているやつに同情の余地は私的に1ミリもございませんです。
まとめ:ヴォルデモートの目的とハリーポッターを狙う理由や関係は?弱いしかわいそう?
ヴォルデモートの目的やハリーとの関係。その生い立ちと弱くて可哀そうなひとだったのかを調査・考察しました!
- ヴォルデモートの目的は?
- ハリーを狙う理由と関係は?
- いつからあの姿に?ヴォルデモートの生い立ち。
- 生い立ち・思想・姿まとめ。
- 結局ヴォルデモートは弱くてかわいそうな人??
若き日のトム・リドルはほんとイケメンです。
きっと「可哀そう…」って思う人の中にはこの顔ありきな意見もあるかもしれませんね(笑)
以上「ヴォルデモートの目的とハリーポッターを狙う理由や関係は?弱いしかわいそう?」でした!
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