金田一耕助の性格と生い立ちは?映画やドラマはどの順番がおすすめ?




和服姿でボサボサ頭、やや清潔感に欠けるけれども、不思議とその人を目の前にすると、普段は人に話さないようなこともしゃべってしまう……それが名探偵、金田一 耕助(きんだいち こうすけ)です。

今回は金田一耕助について、

  • 金田一耕助の生い立ちは?
  • 金田一耕助の性格とは?
  • 金田一耕助シリーズの映画やドラマはどの順番がおすすめ?
  • まとめ 金田一耕助の性格と生い立ちは?映画やドラマはどの順番がおすすめ?

を紹介します。

こちらを読めば、金田一耕助の生い立ち・性格、映画・ドラマのおすすめの順番が分かります。

金田一耕助シリーズの作品がもっと楽しめるようになります。ぜひご覧下さい。

 

金田一耕助の生い立ちは?

金田一耕助とは、推理作家である横溝 正史(よこみぞ せいし)が生み出した、作品世界の名探偵(私立探偵)です。

金田一耕助シリーズでは、名探偵である金田一耕助が日本各地を様々な理由で訪れ、そこで起こった事件などの出来事を、金田一耕助の知り合いの探偵作家であるYや、その作品の主人公などが書き留めた物語といったスタイルになっています。

金田一耕助シリーズの始まりは、短編の『本陣殺人事件』です。

この事件で知り合った岡山県警の磯川常次郎警部は、この後の作品にもよく登場します。

もう一人、よく登場する等々力(とどろき)警部も、過去の事件で出会ったことになっています。

短編の『暗闇の中の猫』で出会ったという考え方もできますが、時系列がズレているため、どの事件で出会ったのかは不明です。

※等々力警部は金田一が登場しない『双生児は踊る』で登場していて、『暗闇の中の猫』はその作品を改稿したものです。

シリーズ最後の物語は、『病院坂の首縊りの家』

になります。

この作品は上下巻となっていて、上巻では主に20年前に起きた「生首風鈴事件」の内容を語り、下巻では新たに起こった事件の内容と、全ての謎解きとなっています。

この事件の後、ロサンゼルスへと行ってしまいます。

ただし、横溝正史によると「金田一耕助は昭和50年に帰国して、結果的に日本で余生を過ごした」という内容の発言もしており、金田一耕助の晩年は事件と同じく謎に満ちています。

金田一耕助は、1913年(大正2年)、東北地方に生まれます。

横溝正史よりも11歳年下で、運動音痴だけれども、スキーとボート漕ぎは得意です。

誕生日は不明ですが、早生まれであることが語られています。

大学入学後、1年もたたないうちに「日本の大学がつまらぬような気がした」という理由で渡米してしまいます。

渡米先でアルバイトをしたり、麻薬に手を出してしまったり、サンフランシスコで事件を解決したり、そのことがきっかけで知り合った久保銀造からの援助でカレッジに通ったりと、忙しい日々を過ごします。

 

1935年(昭和10年)

カレッジを卒業した後、日本へと戻り、東京に探偵事務所を開設します。

カレッジへ通うための援助をしてくれた久保銀造に、5千円もの無心をして開設した事務所でした。

当時の相場としては、白米10㎏が2.4円、コーヒー1杯が15銭でした。

このことからも、金田一耕助を援助してくれた久保銀造が、どれほど太っ腹だったかがわかりますね。

 

1937年(昭和12年)

『本陣殺人事件』を解決します。

 

1942年(昭和17年)

召集されて中国へと向かいます。

その後、ニューギニアなどの戦地を転々とします。

このとき、ニューギニアのウエワクというところで出会った、鬼頭 千万太(きとう ちまた)という青年との縁により、『獄門島』での事件に巻き込まれるれることになります。

また、戦争で負った心の傷により、「ずっと、どこかがなにかおかしい」感覚に、長い間悩まされ続けることになります。

 

1946年(昭和21年)

『獄門島』を解決します。

『獄門島』での事件の後、探偵作家のYと知り合います。

このYという人物が、おそらく横溝正史ということになります。※ただし、Yという人物の名前が横溝正史であるとは、作品中には書かれていません。

探偵事務所を銀座裏の三角ビルの5階に移してみたり、そうかと思うと事務所を閉めて知人の愛人の家に転がり込んだりと、結構やりたい放題で日々を過ごします。

以下は金田一耕助が解決した事件の一部です。

 

1947年(昭和22年)

『悪魔が来たりて笛を吹く』を解決します。

 

1948年(昭和23年)

『夜歩く』、『八つ墓村』を解決します。

一度閉めていた「金田一耕助探偵事務所」も、この頃には再開しています。

 

1949年(昭和24年)

『犬神家の一族』を解決します。

 

1950年(昭和25年)

『迷路荘の惨劇』を解決します。

 

1951年(昭和26年)

『大迷宮』、『女王蜂』を解決します。

 

1953年(昭和28年)

『病院坂の首縊りの家』事件発生、この時点では未解決のままとなります。

なお、このときの事件は「生首風鈴事件」と名づけられています。

 

1955年(昭和30年)

『悪魔の手毬唄』、『三つ首塔』を解決します。

 

1956年(昭和31年)

『七つの仮面』、『トランプ台上の首』を解決します。

様々な事件を解決していき、金田一耕助の晩年の事件となります。

 

1967年(昭和42年)

『悪霊島』を解決します。

 

1973年(昭和48年)

『病院坂の首縊りの家』を解決します。

この事件の後に、金田一耕助はロサンゼルスに旅立ちます。

この事件を解決したときは、金田一耕助は60歳になっていますが、見かけは30代半ばのままという若さでした。

 

参考

https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E9%87%91%E7%94%B0%E4%B8%80%E8%80%95%E5%8A%A9

https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E7%97%85%E9%99%A2%E5%9D%82%E3%81%AE%E9%A6%96%E7%B8%8A%E3%82%8A%E3%81%AE%E5%AE%B6

https://ja.m.wikipedia.org/w/index.php?search=%E7%AD%89%E3%80%85%E5%8A%9B%E8%AD%A6%E9%83%A8&searchToken=dagqz41p3m7zkp8pe1knp66qk

http://sirakawa.b.la9.jp/Coin/J077.htm

 

金田一耕助の性格とは?

どこか飄々としていて、柔和な顔つきは、相手を油断させる効果があるらしく、みんな金田一耕助を目の前にすると、警察には言えないような情報でもペラペラと話してしまいます。

服装は、和服姿(寒いときにはその上から袖なしインバネスコートを羽織ったりもします)で、フケ症のボサボサ頭、破れかけた足袋に下駄履きと、全体的にヨレヨレの清潔感に欠けた格好をしています。

自身の体格には「貧弱である」という劣等感を抱き、興奮すると吃音が出るなどの特徴があります。

作品世界では年代がちゃんと過ぎていくのですが、金田一耕助の見かけはほとんど変わりません。

本当に若いときを除いて、ずっと30代半ばのような見かけをしています。

犯人を捕まえることよりも、謎を解く方に興味があり、ときには全ての犯人を世間に対して暴くことなく、事件を終えたこともあります。

※そのときの物語では、複数の事件が起こり、最後に起きた事件の犯人を、金田一は世間(警察にも)に公表しませんでした。金田一耕助の晩年の物語の一つに、そういったものがあります。

また、『三つ首塔』では、主人公の見た「夢」の話をバカにせず、それを信じることで真相に近づくなど、超自然的なものに対してもきちんと向き合える柔軟さを併せもっています。

戦争で負った心の傷に、長い間悩まされ続けるなど、結構繊細なところもあります。

事件が解決したとしても、金田一耕助の心が晴れ晴れとすることはなく、どこか陰鬱な気分をもち続けている人です。

また、母性本能をくすぐるタイプでもあります。

金田一耕助シリーズの映画やドラマはどの順番がおすすめ?

時系列で物語を楽しみたいのなら、

『本陣殺人事件』から見るのがおすすめですが、本格的に金田一耕助の物語が始まるのは、

『獄門島』からともいえるので、こちらを先に見てから、『本陣殺人事件』を楽しむというのもありです。

もし、本格的に時系列通りに、ドラマや映画で物語を見ていくとしたら、

  1. 『本陣殺人事件』
  2. 『獄門島』
  3. 『悪魔が来たりて笛を吹く』
  4. 『八つ墓村』
  5. 『犬神家の一族』
  6. 『迷路荘の惨劇』
  7. 『女王蜂』
  8. 『悪魔の手毬唄』
  9. 『悪霊島』
  10. 『病院坂の首縊りの家』

となります。

上記以外にもドラマ化や、映画化がされていますが、ほとんどが古い作品となるので、上にあげた作品が比較的レンタルなどでも手に入りやすいものになります。

また、金田一耕助とは直接関係ありませんが、

『金田一少年の事件簿』(原作・原案:天樹 征丸、金成 陽三郎、作画:さとう ふみや、講談社)の主人公、金田一 一(きんだいち はじめ)の祖父(じっちゃん)は、金田一耕助であり、ごくまれに金田一少年の回想シーンなどにも登場します。

金田一少年がじっちゃんにもらった、からくり箱の話や、「じっちゃんには、一度も将棋で勝てなかった」などということも明かされており、金田一耕助の物語を知った後で読むと、また別の楽しみ方ができます。

参考

https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E9%87%91%E7%94%B0%E4%B8%80%E5%B0%91%E5%B9%B4%E3%81%AE%E4%BA%8B%E4%BB%B6%E7%B0%BF

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まとめ 金田一耕助の性格と生い立ちは?映画やドラマはどの順番がおすすめ?

金田一耕助の性格・生い立ち、映画やドラマ鑑賞の順番について紹介しました。

最後にサクッとまとめておきます。

  • 金田一耕助とは、推理作家である横溝正史が生み出した、私立探偵である
  • 金田一耕助シリーズの作品は、数多くあり、作品中に金田一も年を取り、世間も移り変わっていく
  • 金田一耕助は、時代が移り変わろうとも、常に自分のスタイル(和服姿など)を貫き、また飄々とした雰囲気は、相手の話を聞き出す不思議な力があった
  • 時系列的に作品を楽しむなら、『本陣殺人事件』から見始めて、『病院坂の首縊りの家』で締めるのがおすすめ

金田一耕助シリーズは、ほとんどの作品が電子書籍でも楽しめます。

KADOKAWA/角川書店 から刊行されているものが、手に入りやすいです。

漫画版で楽しみたければ、最近のものとしては、

『金田一耕助ベスト・セレクション』(原作:金田一耕助、漫画:JET、KADOKAWA/角川書店)シリーズが、電子書籍でも手に入ります。

金田一耕助の物語は、最後の最後で意外な展開や結末を迎えるものも多く、謎が解けた後にも意外な物語が楽しめます。

また、『病院坂の首縊りの家』以外にも、過去の事件が関わってくる物語は多く、『悪魔の手毬唄』、『悪霊島』などでは、その物語に関わってくる過去の事件とは別に、なじみのある登場人物たちの意外な過去の話が分かったりもします。

登場人物たちの様々な心境や、経歴を知ることも金田一耕助シリーズを読む上での醍醐味です。

あなたもぜひ、「自分好み」と思えるような、お気に入りの金田一耕助の作品を見つけてみて下さいね。

以上、「金田一耕助の生い立ちと性格、おすすめの鑑賞作品の順番」でした。

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