『嫌われる勇気』の岸見一郎氏はギリシア哲学研究者なので実績を調べてみた
アドラー心理学の紹介書である『嫌われる勇気』が話題になっています。 ドラマ化もされ、著者の一人である岸見一郎さんはメディアにも注目されるようになりました。 そして2017年1月、講談社現代新書より『幸福の哲学――アドラー…
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アドラー心理学の紹介書である『嫌われる勇気』が話題になっています。 ドラマ化もされ、著者の一人である岸見一郎さんはメディアにも注目されるようになりました。 そして2017年1月、講談社現代新書より『幸福の哲学――アドラー…
3世紀ころに活躍したギリシア作家ヘリオドロスの小説。 原題はAithiopika。そのまま読むと「アイティオピカ」だが、翻訳では『エティオピア物語』となっているので、「エチオピア」と表記。 厳…
他者様の運営するサイトのご紹介。 世界の古典つまみ食い その名のとおり、世界の古典・名著が、色々と紹介されている。 特筆すべきは、すべて翻訳が、運営者様自身の手によって行われているということ。…
パスカルは現世の生がみじめな、むなしいものであることを徹底的に検証した思想家である。 彼の思想は『パンセ』に遺されており、キリスト教護教論の草稿であるとされている。 パンセ (中公文庫) posted with ヨメレバ…
ソクラテスの議論不敗神話。 若者を善くする人々は誰か? 「メレトス君、わたしに言ってくれ。君は若い人々ができるだけ善くなることが一番大事だと、そう思うだろう?」 「もちろんそう思う。」 「では誰が若い人々を…
ギリシア哲学といえば、ソクラテス。ソクラテスといえば、無知の知。 「無知の知」という言葉は、世界史や倫理の教科書にも登場する有名な標語です。 哲学徒ならずも、「ソクラテス=無知の知」という記憶をお持ちの方は多いと思います…
遠藤周作『沈黙』は昭和41年、新潮社より出版。出版後、たちまち文芸界の話題をかっさらった。 出版のその年のうちに、キリスト教系の雑誌から文芸誌まで、十数編の評論が発表された。また、シンポジウムや座談会も開催…
このブログは、プラトンに関する次元の低い記事ばっかり書いている。 それでももし「プラトンの入門書にふさわしい1冊としておすすめは何か?」と聞かれたら、躊躇なく勧める本がある。 納富信留『プラトン』(NHK出…
ジブリ映画の中でロマンスといえば本作。 そもそもキャッチコピーが>「好きな人ができました」でした。 近藤氏の最初で最後の作品ですが、個人的にはジブリ作品の中でも極めて優れた作品であると思います。 耳を…
古代ギリシアを学ぶための、文献ガイドを思いつくままにあげてみました。 総論・概説 古代ギリシアの歴史 ポリスの興隆と衰退 (講談社学術文庫) posted with ヨメレバ 伊藤 貞夫 講談…
ペトラルカの対話篇『わが秘密』は、ペトラルカ自身が書いた序文において、公開意図がないことを明記しています。 「私はこの書によって名誉を望みもしない。そうではなくただ、かつてじかの会話によって一度だけ味わった…
プラトンの作品は、対話篇という形式で書かれている。 おおざっぱにいうと、芝居の脚本のように書かれている。 このことから、プラトンの作品は哲学書にしては読みやすいと思われている。 実際、読みやすい。なぜ読みや…