映画オデッセイの結末って原作と一緒なの?
めっちゃネタバレしてますから、ご注意を!!
以降ネタバレです。
映画オデッセイのエピローグ。
「DAY 1」
と表示され、火星から帰還し地球で平穏な日々を送っているだろうワトニーが映ります。
そして宇宙飛行士の訓練生の前で火星の日々を振り返り、ワトニー救出ミッションに携わったクルーたちの後日談も描かれ幕を閉じます。
アレス3に乗っていたマルティネスはアレス5にも乗るんですよね~!
これって原作と同じラストなんでしょうか?
あと個人的に気になったのが映画版の最後に表示された一文です。
なんて書いてあってどんな意味が込められているんでしょうか?
今回は映画オデッセイの結末。
そして最後の一文について調査と考察をしていこうと思います!
- 映画と原作ラストは同じ?
- 原作との違いは他にもある?
- 最後に表示された一文は何?
ちなみに映画と原作の違いは物語ラストに集中しています!
最後のメッセージに関しては製作会社の願いが込められていました。
ご覧ください!
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【オデッセイのネタバレ】結末は原作と一緒?違いや最後の一文の意味を考察!
ネタバレしてます!
オデッセイ原作はワトニー救出で幕を閉じる!
そうなんです。
映画オデッセイのラストは映画独自のエピローグだったんです。
原作にはアレス5の打ち上げも描かれていません。
ちなみに原作のラストは
「ワトニーの救出劇も束の間、長旅による彼の体臭の酷さにアレス3のクルーから鼻つまみ扱いされるも上機嫌のワトニー」で話は終わります。
映画でもこのシーンありましたね。
ちなみに原作小説はほぼ全文がマーク・ワトニーのログで成り立っているんです。
つまり日記小説のようなもの。
映画のように客観的にワトニーを見るわけではなく、ワトニーの書いた日記を読むって感じですね。
なのでよりワトニー目線であり、読者もワトニーの一部になった気がします。
映画版のラストも非常に良いのですが、原作ならではの視点で描かれるラストはまたぐっと感動を呼ぶのでお勧めです!
オデッセイ映画と原作との違いと比較のまとめ!
基本的には原作をほぼ忠実に再現しています。
人気小説の映画化となると
- 原作と話が全然違う物語になってしまった。
- 原作通りだけど世界観が再現されてない。
- キャストがイメージと違う。
なんて低評価によりコケることも多いんですが、オデッセイは当たりでしたね~!
原作小説と映画ともに高い評価を受けています。
しかしながら映画化するにあたって変更点であったり違いはあります。
以下まとめてみました!
1 原作では科学的根拠の詳細が説明されている。
なんでハブが吹っ飛んだのか。
どうやったら水ができるのか。
長距離移動のためにローバー(探査車)に何をしたのか。
なんて難しすぎるシーンですが、原作では事細かに説明されています。
2 原作では水を作り出すのに20ソルかかっている。
映画では一度失敗した次の日には成功していましたね。
3 地球とのチャット内容が原作は露骨
火星から脱出したクルーたちにワトニーが生きていることを知らされていないと知りチャットに怒りをぶつけます。
映画でもなかなか悪い言葉を使っていたワトニーですが、最後に送った一文については表示されずNASAの職員がため息をつくシーンがありましたね。
これを「消えたおっぱいジョーク」と呼ぶらしいのですが、どうやら
“ワトニー:見て見て!おっぱい! -> (.Y.) ”
って打ってたみたいです(笑)
倫理的な問題からか映画では伏せられていたようですね。
4 ワトニー救出のクライマックスシーンが脚色
ここはかなり違います!
原作ではルイス船長が船外に出てワトニー救出を行うことはしません。
本来の役目で会ったクリス・ベックが行います。
そしてデザーの長さが足りずワトニーがアイアンマンになることもありません。
(映画では手の部分に穴を開けて空気の勢いを使ってルイス船長まで飛んでいきましたよね。)
原作ではアイアンマン提案はするものの(デザーの長さも足りるため)実行せず救出されます。
そして前述した通りエピローグが映画オリジナルとなっています。
エンドロール最後に表示される英語メッセージの意味は?
最後に表示される英文。
「日本語訳も書いてなかったけど何か強いメッセージ性があるんじゃないのか?」
そう勘ぐって検索した方も多いかもしれません。
確かに強いメッセージであったことは間違いありませんでしたが、作品の内容とは全く関係ないみたい。
そのメッセージは20世紀FOXが出しているもので
「どれだけの人数と時間の雇用創出ができたか」と書いてあるそうです。
つまり何が言いたいかって言うと
「多くの人が多大なる時間を使ってこの作品を作ってるんだ!だから不正コピーなんてすんなや!」
ってことですね。
飲酒運転撲滅運動のスローガンに「乗るなら飲むな。飲むなら乗るな。」と書くようなもの。
とくに20世紀FOXはこの問題にはシビアなようでコピー対策にはかなり力を入れているようです。
余談ですがジブリのブルーレイディスクとかもかなり厳重なガードらしい・・・
映画オデッセイの最後のメッセージには製作会社の切なる想いが込められていたんですね~。
まとめ:原作のラストはワトニー救出まで!最後の一文は不正コピー防止メッセージ!
【オデッセイのネタバレ】結末は原作と一緒?違いや最後の一文の意味を考察!
- 原作はワトニー救出で幕を閉じる。
- その他、原作との違いまとめ!
- 最後に表示される一文は不正コピー防止メッセージだった!
つまりは映画のコピー。ダメ!絶対!
ってことですね。
原作小説も映画も健全な方法で楽しみましょう!