ドストエフスキー『罪と罰』を読んでなくてメロス風に激怒された話
よき友は激怒した。かの邪知暴虐な高等遊民を必ず除かねばならぬと決意した。 よき友には文学がわからぬ。よき友は村の牧人である。笛を吹いて、歌を歌って、、、なんかそんな感じで過ごしてきた。 だが邪悪には人一倍敏感であった。 …
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日本や世界の古典文学のあらすじや要約を解説! 読書法や勉強法の悩みも解決!
よき友は激怒した。かの邪知暴虐な高等遊民を必ず除かねばならぬと決意した。 よき友には文学がわからぬ。よき友は村の牧人である。笛を吹いて、歌を歌って、、、なんかそんな感じで過ごしてきた。 だが邪悪には人一倍敏感であった。 …
いじめ問題についての概略を得るために、手に入りやすい新書がある。 森田洋司(2010)『いじめとは何か』中公新書 著書の森田洋司氏は、社会学を専門で博士号を取得しており、研究者としての専門的な訓練と実績を重ねてきている。…
大学で宗教学を学ぶ機会は稀である。 学べたとしても、キリスト教系の大学とか、仏教系の大学とかがほとんどだ。 そこでは建学の理念として、 カトリックなりプロテスタントなり 日蓮宗なり浄土真宗なり 講義を半年ないし一年受けて…
デカルト『省察』や『方法序説』は哲学科の初学年の学生や「何か哲学書を読んでみたい」という方に、まず最初に勧められる本の一つかと思います。 哲学入門にデカルトがおすすめされる最大の理由は、「読書にあたり前提知…
「いいのか………これで!?お前ら笑ってる場合か!?………考えろ…考えろ…この作品の弱点を!!」 島本和彦氏作、1980年が舞台のまんが家まんが『アオイホノオ』。主人公のホノオは、80年代当時のまんがをバッサ…
明治以降、日本の近代文学の世界は隆盛を極めた。 仮名垣魯文に始まり、坪内逍遥、二葉亭四迷と出てくる。が、それ以降はとても追いきれない。 だから日本の近代文学史を学ぶ入り口になる、読みやすい本をいくつか紹介してみる。 日本…
イタリアルネサンス初期の詩人フランチェスコ・ペトラルカ(1304-1374)。 俗語断片詩集『カンツォニエーレ』や音楽家リストによる『ペトラルカのソネット』で知られています。 同時代にダンテやボッカッチョがおり、ペトラル…
昭和の詩人、中原中也の処女詩集・第2詩集を紹介します。 中原中也はNHKテレビ「100分de名著」で、2017年1月に取り上げられていました。 生没年は1907~1937。夭逝した詩人であり、ほとんどの作品を青空文庫でも…
アリストテレス『ニコマコス倫理学』をあっさり紹介します。 巻物で全10巻。分量は文庫本で2冊。 ニコマコス倫理学(上) (光文社古典新訳文庫) posted with ヨメレバ アリストテレス 光文社 20…
古代ギリシャの哲学者アリストテレスの主著と入門書をまとめて紹介します。 アリストテレスの作品 アリストテレスを学ぶ入門書 この順番で、まずはアリストテレスの作品からご紹介します。 『ニコマコス倫理学』なら光文社古典新訳文…
教育学の名著 堀尾輝久『現代教育の思想と構造』の読書メモ・要点のまとめを作っています。 堀尾輝久『現代教育と思想の構造』第1部第1章を読む 堀尾輝久『現代教育の思想と構造』第1部第2章を読む 堀尾輝久『現代教育の思想と構…
教育学の名著 堀尾輝久『現代教育の思想と構造』のまとめを作っています。 堀尾輝久『現代教育と思想の構造』第1部第1章を読む 堀尾輝久『現代教育の思想と構造』第1部第2章を読む 全4回。今回は3回目で、第2部第1章です。 …