【目標を紙に書く書き方】夢を100個テキスト化すれば最低10%達成できる説

新生活や新年を迎えて気持ちを新たにしたいとき。

  • お正月で1年の計を元旦にたてる。
  • 4月で大学4年生、卒論と就活を両立できるよう、プランを立てる
  • 転職を考えてるから、何か自分の軸や武器を作りたい

そんなあなたは、目標を紙に書くことをお勧めします。

  • 具体的に、目標をどうやって決めたら良いのか?
  • 目標は夢はどんなことを書けばいいの?
  • いくつくらい書けばいいの?

やっぱり、1つに絞って集中するべきか?
それとも、できるだけたくさん書き出すべきか?

1つじゃ全く足りません。
100個アウトプットすることをおすすめします。

  • スマホのメモ帳でも
  • 紙ベースのノートでも
  • A 4サイズのコピー用紙でも
  • 手帳でも

媒体はなんでもokです。
まあ手帳を持つ方は、手帳がおすすめです。年末に見直せるので。

「自分のやりたいこと」が大量のテキストとなって目の前に現れる。
こんな快感・こんな楽しいこと、なかなかないです。

なぜ目標や夢を紙に書くと、現実になるのか?

頭の中で夢や目標をぼんやり思い描いていても、案外実現されません。
なぜなら、その目標や夢を、自分で忘れてしまうからです。

ときたま頭の中で思い出しても、それはあなたの頭の中の主観的で断片的な情報に過ぎません。

紙やノートやスマートフォンのメモ帳に、「文字情報(テキストデータ)」として見える化させるのがポイントです。

そして、具体的に夢の内容を書き出すというのが、すでにその目標実現の第一歩になっているのです。

「目標をペンで紙に書き込んだ」という行為が「エピソード記憶」としてあなたに残ります。

それを、お部屋の壁や、机の保護ビニールの下に貼っておきましょう。

シェイクスピアの肖像を飾って脚本家になった男の話

「なりたい人物像の写真を飾る」のもおすすめです。

私の大学時代の友人は、脚本家を目指していました。

一時は毎週のように、彼の家に遊びに行っていたものです。

日々、ドストエフスキーがどうのとか西田幾多郎がどうのとか、
世界文学や哲学の話題を話していたものです。

彼の部屋で特徴的だったのは、たくさんの岩波文庫。
そして、壁にたくさん張られた「目標を書いた紙」や「尊敬する人物の写真」

  • シェイクスピアの肖像画
  • 司馬遼太郎の写真
  • ドストエフスキーの胸像
  • ソクラテスの人形

たくさんのグッズが、ありました。

私は当時は、物集めが趣味なのかなーなんていう風にしか思ってませんでした。

でも彼は、今自らの劇団を主宰し、脚本家として活躍しています。
自分の夢を現実に叶えたわけですね。
年に2~3本、2時間ほどの演劇の脚本をコンスタントに書いています。

なりたい人物の写真を貼るということも、目標を紙に書き出すのと同じくらい大切なことだと思います。

書いてて思いましたけれども、ダイエットしたいとか綺麗になりたいと思う女性も
モデルのポスターを部屋の壁に貼ることは有効ですよね。

それと同じ効果ですね。

目標を紙に書くと実現する。書くのはタダ。

要するに、紙に書くことで、「自分を客観視」できるようになるのがポイントです。

  1. 自分は一体何を望んでいる人間なのか?
  2. 自分は一体、どうなりたいのか?
  3. 何のために生きているのか?
  4. 何をやりたくて、何をやりたくないのか?
  5. 人生で何を成し遂げたいのか?

こういうことを、自分の中で整理できるのです。
そして、いつでも確認できる状況にしておく。

こうすることで、自分という人間の存在意義を「はっきりと理解」できるのです。

どんなに大きいことを書いても構いません。

むしろ夢は大きければ大きいほど良いです。
そして具体的であればあるほど良いです。

誰かに見せる必要なんかありません。
だから、どんなにバカな目標だなと自分で考えていてもokです。

※私なんか、「全知全能の生き字引」という夢があります。バカでしょう?

すべての情報について「ああ、これは30年前に流行ったアレのリバイバルだね。違うのはココとココ」
みたいに、軽く語れるようになりたいものです。

なぜ100個書き出すのか? 目標を「抽象的」→「具体的」に変換するプロセスのため!

夢や目標の書き方(Excel)

夢や目標について紙に書くって言うこと自体はみんなやってると思います。

でも、最初は10個も書けないかもしれません。
そんなに夢や目標が浮かばないから。

↑の画像のような書き方では、5個~10個が限界です。

だから、私がおすすめしたいのは、↑で書いたような断片的な目標を、さらに細分化すること。

そうすると「とんでもない数」を書き出せます

あなたの目標が大量のテキストとなって、目の前に現れ、迫ってきます。

やり方としては、

ブレインストーミングや
ノンストップライティングのように

とめどなく、書き出しまくる。

なので、100個。目標や夢は、100個書きましょう。

なんで100個なのかというと最初は抽象的な目標しか書けないからです。

最初に、数字を1~100までノートに書くといいですね。
1つ1行で、まず何も考えずに100行使って、1から100までノートに書いてください。
スマホでもいいです。
Excelでもいいです。(Excelが楽ですね)

で、たとえば

「お金持ちになりたい」と紙に書く。

頭の悪い目標ですねえ~(笑)
でもこれで1つの目標なわけです。
全然OKです。私もお金持ちになりたいです。

じゃあこれは、

  • 具体的にどういうことなのか?
  • 何をもってお金持ちになると言えるのか?
  • どうやって達成するか?
  • お金持ちになって何をしたいのか?

さらに考えていきます。
コツは、とにかく紙に書くこと。
自分でツッコミを入れない。

ノンストップです。
日本語もめちゃくちゃでいいです。

とにかく大量に書きまくります。

「月100万円くらい稼げれば金持ち」
「働かなくてもいい生活したい」
「資産運用・投資の利子だけで食っていきたい」
「物価の安い国に行けば、月50万円でも大金持ちじゃん」
「大して贅沢は必要ない。豪邸・億ションに住まなくていい」
「ミニマリスト? よく知らないけどそんな生活」
「でも衛生面はしっかりしてるキレイなところがいいな」
「資産運用だけで月20万~30万円稼げれば、食える」
「資産運用だと株式投資・FXスワップ利ざや・仮想通貨とかかな」
「物価やすい国、東南アジアかな。」
絶対に働きたくない

こんな感じで、もう10個書けました。最初とあわせて11個です。

で、なんか出てくる結論としては、

「ミニマリストとして3000万円稼いで東南アジアに海外移住して資産運用だけで逃げ切りたい」

お金持ちになりたいと言う頭が悪くて抽象的な目標も
こんな感じでどんどんブレイクダウンしていけば、

「ミニマリストとして3000万円稼いで東南アジアに海外移住して資産運用だけで逃げ切りたい」

結構具体的な目標になりました。

だから、100個書きましょう。
もっと細分化しても良いですし、ほかの抽象的で馬鹿な目標について分析してもokです。

やればやるほど、楽しいですよ。

だって、楽しいことを妄想しているんですから。

その遠い目標が、細分化によって今現実のあなたにとって、手の届く行動まで落とし込むことができれば最高です。

まとめ:目標達成する3つのポイント

書いたからと言って、直ちに叶えなきゃいけないわけではありません。
大きな目標は、時間をかける必要があります。

でも、「夢が大きすぎる」からといって、紙に書かないのはもったいない。

ポイントとにかく紙に書く!
ヴィジュアライズ(可視化)する!
画像を貼る!

新たな目標を立てる時は、この3つを意識してください。

1年以内に達成しなくてもいいんです。
数年すると不思議と夢は達成されたりします。

だから「1年前に書いた目標ノート」「3年前に書いたやつ」
保管しておけるといいですね。

もちろん、短期的な目標書いてもokです。

「内村鑑三全集、40巻を今年1年で読む!」
「1か月に3冊ペースで読んでいけば、大体達成できる」

みたいな感じでもOKです。

  • 新年のお正月
  • 新生活のスタートになる4月

「あなたの目標が大量のテキストとなって、目の前に現れ、迫ってくる」

実際やってみると、かなり快感を味わえますよ。
夢を書くのは、とっても楽しい時間ですよ。

高等遊民のnoteの紹介

 

noteにて、哲学の勉強法を公開しています。

 

現在は1つのノートと1つのマガジン。

 

1.【高等遊民の哲学入門】哲学初心者が挫折なしに大学2年分の知識を身につける5つの手順

2. 【マガジン】プラトン『国家』の要約(全10冊)

 

1は「哲学に興味があって勉強したい。でも、どこから手を付ければいいのかな……」という方のために書きました。

5つの手順は「絶対挫折しようがない入門書」から始めて、書かれている作業をこなしていくだけ。

3か月ほどで誰でも哲学科2年生レベル(ゼミの購読で困らないレベル)の知識が身につきます。

3か月というのは、非常に長く見積もった目安です。1日1時間ほど時間が取れれば、1ヶ月くらいで十分にすべてのステップを終えることができるでしょう。

ちなみに15000文字ほどですが、ほとんどスマホの音声入力で書きました。

かなり難しい哲学の内容でも、音声入力で話して書けます。

音声入力を使いこなしたい方の参考にもなると思います。

 

2はプラトンの主著『国家』の要約です。
原型は10年前に作成した私の個人的なノートですが、今読んでも十分に役に立ちます。
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