東国原英夫の俳句一覧!プレバト作品をまとめて見えた特徴とは?

東国原英夫



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東国原英夫さんのプレバト俳句作品をまとめました。

コンスタントに出演されていて、特徴的な作品を作られています。

社会の暗い面に光を当てるというか。

ぶっちゃけると、くら~い作品が多いです!(笑)

添削前・夏井先生のコメント・添削を紹介しています。

たくさんあるので、目次を読んで、気に入った所から、ぜひご覧ください。

そして、あなたのお気に入りの一句を見つけてください。

 

東国原英夫の俳句一覧【プレバト】

 

初富士や北斎のプルシャンブルー 2017年1月5日

お題:新春の富士山の写真

初富士や北斎のプルシャンブルー

プルシャンブルーとは、日本語では「紺青」(こんじょう)。

紫色を帯びた暗い青色のことです。

東国原さんのコメント

「かなりチャレンジしました。渾身の一句です。」

確かに勇気の必要な一句ですね。5・7・5完全無視ですものね。

結果は、1ランク昇格。特待生2級→1級

夏井先生の添削

  1. 富士山と北斎を詠んだ句は時々見ます。
  2. 大体同じになって、つまらない。
  3. これは発想が見事。
  4. 夜明け前の富士山が見えてくる。

 

添削:なし

なるほど~。北斎と富士は、確かにありきたりと言えばありきたりですね。

そこにプルシャンブルーという聞きなれない外来語を持ってくる。

大体、何色か分からないですよね。

で、私のように調べる。すると紺青という言葉が出てくる。

ほほ~、暗い色なのか。

ということは夜明け前だな。

となるんですね。非常に優れた一句ですね!

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紅梅や1km10秒縮めたり 2017年1月19日

お題:青空の梅と飛行機

紅梅や1km10秒縮めたり

結果は、1ランク昇格 特待生1級→名人初段(昇段)

夏井先生の添削

  1. この人にしか詠めない俳句。
  2. 実体験から得た数字・情報は強い。
  3. あえて添削するとすれば・・・

添削:紅梅や1km10秒縮めた朝

中7が中8になっている。

それに合わせて、下五もあえて字余りにする。

ほほ~。これは目からウロコですね。

ふつう俳句は字余りしないようにしますからね~。

東国原さんも「朝は出てこない」とおっしゃっていました。

でも、素晴らしいですね。

「朝」と入れるだけで、梅の香りのする爽やかな朝が目に見えてくるようですね。

縮めたりだけだとその縮めたという情報しか出てきません。

朝と言う時間や情景の見えるフレーズを入れることによって、俳句としての情報がまた一つ深くなっていきますね。

梅東風(うめこち)や千年分の絵馬の鳴り 2017年2月9日

お題:菅原道真を祀る太宰府天満宮の飛梅

梅東風や千年分の絵馬の鳴り

結果は、現状維持。名人初段

夏井先生の添削

  1. 語順がもったいない
  2. 千年分の絵馬が生きていない

添削:梅東風(うめこち)に鳴らん千年分の絵馬

夏井先生:こうすれば「千年分の絵馬ってどういうことか」と読者に考えさせる余韻が出てくる。

最初の俳句だと最後に「鳴り」という動詞が入っています。

すると、1000年分の絵馬がどうなっているか?

絵馬の状態が、答えとして出てしまっているのですね。

そうではなく、千年分の絵馬って体言止めにする。

その効果によって、「たくさんの絵馬が風に揺られている」

などの情景がイメージできるというわけですね。

お見事な添削ですね!

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花散るや尊徳像の撤去跡 2017年3月23日

二宮尊徳

お題:二宮金次郎と桜

花散るや尊徳像の撤去跡

東国原さんのコメント

  • 二宮尊徳の銅像が小学校から撤去されている。
  • その淋しさを、詠ってみました。

結果は、現状維持。 特待生1級

夏井先生の添削

  1. もったいない
  2. 感情が先走っている
  3. 押しつけがましいものの哀れ

添削:尊徳像撤去の跡へ散るさくら

「押しつけがましいもののあはれ」って恐ろしい批評ですね。

たしかに、「花散る」「撤去跡」

「どうだ、さみしいだろう、かなしいだろう」

と言われている感じ。

俳句の基本は、感情を直接描写せず、映像を描写することによって感情を伝えること。

東国原さんのこの句は、一見、映像描写に徹した一句に見えます。

が、内実は、感情が露骨に出てしまっているということですね。

いや~、俳句の奥深さを思い知る一句ですね。

野良犬の吠える沼尻花筏 2017年4月6日

お題:「満開の桜」

野良犬の吠える沼尻花筏

沼尻とは、地名ですね。

現在の福島県に当たる場所です。

東国原さんのコメント

  • 田舎の沼地です。
  • 野良犬が池に浮かんだ花筏に吠えている様子を詠みました

今回は、名人戦です。

結果は、1位!

特待生1級→名人初段

夏井先生の添削

  1. 本当にうまい
  2. 全体的に不穏。不穏さが良くでている

添削:なし

なるほど。

  • 「野良犬」
  • 「沼」
  • 「花いかだ」

ぜんぶなんだか心がくさくさするような、怪しいニュアンスをもったワードですね。

桜に怪しいイメージを持たせているのは、きわめて文学的な世界ですよね。

もう現代の私たちの頭の中からは、失われた価値観です。

だって、満開の桜を見て

「あやしいな~、恐ろしいな~、不穏だな~」

とは思いませんよね。

むかしの人は、さくらに美しさとともに「妖しさ」「恐ろしさ」といったイメージを持っていたのでしょうね。

野良犬っていうのが、いいですね。

もう野良犬もすっかり町から姿を消しました。(私は東京育ち)

地方では、まだ野良犬などいるのでしょうか?

ぜひコメント欄などで教えてくださいませ。

 

大拍手空舞うコスモスのブーケ 2017年4月20日

大拍手空舞うコスモスのブーケ

夏井先生の添削

  1. 語順が素晴らしい
  2. 擬人化に大成功してる
  3. 大拍手が空を舞うのかと思わせておいて、ブーケ
  4. 結婚式の華やかさがよく分かる

 添削:なし

なるほど~。「舞う」って凡人3大動詞の1つ(舞う・染める・燃える)と夏井先生つねづねおっしゃっていますが。

これはすばらしいですね。

送り梅雨船員送る千の傘 2017年6月22日

お題:学校の傘立

送り梅雨船員送る千の傘

送り梅雨とは、梅雨の終わりを表わす季語です。

結果は、ワンランク昇格(名人初段→2段)

夏井先生の添削:

  • 語の組み合わせがよい
  • 「送り」にあわせて「船」「千」という言葉とよく合っている

添削:送り梅雨船団送る千の傘

なるほど。

「送る」という言葉を2回使うのは、かなり勇気ある決断だったと思います。

傘立てから「船」を連想させる、迫力のある俳句ですね。

夏井先生によれば、「船員」ではなく「船団」とすることで、さらにスケールが大きくなるとのことです。

まとめ

東国原英夫さんの俳句をまとめました。

  1. 初富士や北斎のプルシャンブルー
  2. 紅梅や1km10秒縮めたり
  3. 梅東風(うめこち)や千年分の絵馬の鳴り
  4. 花散るや尊徳像の撤去跡
  5. 野良犬の吠える沼尻花筏
  6. 大拍手空舞うコスモスのブーケ
  7. 送り梅雨船員送る千の傘

まだまだ更新途中です。

あなたのお気に入りの一句はどれでしたか?

わたしは

  • 大拍手空舞うコスモスのブーケ」
  • 「送り梅雨船員送る千の傘」

この2つが特にお気に入りです!

東国原英夫さんの俳句は「暗い」とわたし言いましたが、

初期はまったその片鱗は見られませんね。

2017年後半から、そういった「何かを悼む」俳句を作るようになりました。

今後も素晴らしい俳句を期待したいですね。

 



東国原英夫

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