宗教学の入門書におすすめ!近代主教の成り立ちが分かる田川建三「近代の克服としての宗教批判」
田川建三の著作は非常におもしろいです。宗教に少しでも興味のある方は、読んで損はないかと思います。 中でも『宗教とは何か』という著作は、宗教学者の方も、宗教学入門として真っ先に勧める本です。 田川建三、『宗教批判をめぐる …
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日本や世界の古典文学のあらすじや要約を解説! 読書法や勉強法の悩みも解決!
田川建三の著作は非常におもしろいです。宗教に少しでも興味のある方は、読んで損はないかと思います。 中でも『宗教とは何か』という著作は、宗教学者の方も、宗教学入門として真っ先に勧める本です。 田川建三、『宗教批判をめぐる …
宗教に対して、ろくに考えもせずに毛嫌いするのはどうかと思う。 かといって、宗教に対して妙に理解がある素振りを装うのもどうかと思う。 宗教は近代以前には最高の知の形態であった。宗教が医学や科学を兼ねていた。人…
写生文とは、対象をあるがままに写した文章である。この説明は、正しくもあり、間違ってもいます。 目に見えるものを文章に変換する作業は、かなり難しいことです。 下記クリックで好きな項目に移動1 「あるがまま」に写すとはどうい…
漱石が、旧制中学(およそ現在の高校)の学生向け雑誌に寄稿した、「文学者たるべき青年」。 作家志望の若者が、どのように学生時代を過ごすべきかという、漱石直々のアドバイスです。 ちょっと読みにくいかもしれませんが、ぜひ読んで…
夏目漱石は特に男女平等に対する意識を持っていた人ではありませんが、「女子時事新聞」というところに、文学者としての女性について寄稿しています。 「女性が文学者になることについて」というテーマで何か書いてください、などと言わ…
夏目漱石「現代読書法」は、明治39年に雑誌に掲載。内容は、洋書の読み方であり、多読による英語勉強法の提案です。 明治39年9月は、芸術小説『草枕』を出版した年月であり、暮れには芥川龍之介らが列席した「木曜会」が結成されま…
スコセッシ監督の『沈黙』を観ました。遠藤周作の同名小説を原作とするハリウッド映画です。 『沈黙』のあらすじについては以下で書きました。ほぼ原作に忠実な映画でした。 (関連記事)遠藤周作『沈黙』の出版は日本中…
漱石の読書法の神髄がここにあります。 明治39年、『吾輩は猫である』『倫敦塔』『坊っちゃん』などを発表し、作家としてデビューしたての頃の文章です。 題名は「余が一家の読書法」。内容は、漱石が青少年向けの雑誌に書いた読書法…
夏目漱石は明治39年の雑誌「中央公論」に、「余が文章に裨益せし書籍」という談話を寄稿している。 分量はわずか2ページ。青空文庫未収録であるから、全文引用してみよう。(新字新かな) 下記クリックで好きな項目に移動1 余が文…
夏目漱石は明治39年の雑誌「中央公論」に、「予の愛読書」という談話を寄稿している。 分量はわずか2ページ。青空文庫未収録であるから、全文引用してみよう。(新字新かな) 下記クリックで好きな項目に移動1 予の愛読書2 42…
下記クリックで好きな項目に移動1 ペトラルカ『わが秘密』とは2 序文のあらすじ3 序文の解説3.1 補足:ペトラルカの公開意図について ペトラルカ『わが秘密』とは ペトラルカ『わが秘密』は対話篇である。 対…
カッシーラーとペトラルカ エルンスト・カッシーラーは、ルネサンス時代の哲学研究において、貴重な業績を残しています。 ペトラルカ『わが秘密』の魅力と、ペトラルカの無常観について、以下のように語っています。 &…