パスカル『パンセ』要約と解説|現世否定の哲学者が語る人間の一生
パスカルは現世の生がみじめな、むなしいものであることを徹底的に検証した思想家である。 彼の思想は『パンセ』に遺されており、キリスト教護教論の草稿であるとされている。 パンセ (中公文庫) posted with ヨメレバ…
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日本や世界の古典文学のあらすじや要約を解説! 読書法や勉強法の悩みも解決!
パスカルは現世の生がみじめな、むなしいものであることを徹底的に検証した思想家である。 彼の思想は『パンセ』に遺されており、キリスト教護教論の草稿であるとされている。 パンセ (中公文庫) posted with ヨメレバ…
ソクラテスの議論不敗神話。 下記クリックで好きな項目に移動1 若者を善くする人々は誰か?2 若者を堕落させているのは意図的か 若者を善くする人々は誰か? 「メレトス君、わたしに言ってくれ。君は若い人々ができ…
ギリシア哲学といえば、ソクラテス。ソクラテスといえば、無知の知。 「無知の知」という言葉は、世界史や倫理の教科書にも登場する有名な標語です。 哲学徒ならずも、「ソクラテス=無知の知」という記憶をお持ちの方は多いと思います…
遠藤周作『沈黙』は昭和41年、新潮社より出版。出版後、たちまち文芸界の話題をかっさらった。 出版のその年のうちに、キリスト教系の雑誌から文芸誌まで、十数編の評論が発表された。また、シンポジウムや座談会も開催…
このブログは、プラトンに関する次元の低い記事ばっかり書いている。 それでももし「プラトンの入門書にふさわしい1冊としておすすめは何か?」と聞かれたら、躊躇なく勧める本がある。 納富信留『プラトン』(NHK出…
ジブリ映画の中でロマンスといえば本作。 そもそもキャッチコピーが>「好きな人ができました」でした。 近藤氏の最初で最後の作品ですが、個人的にはジブリ作品の中でも極めて優れた作品であると思います。 耳を…
古代ギリシアを学ぶための、文献ガイドを思いつくままにあげてみました。 下記クリックで好きな項目に移動1 総論・概説2 ギリシア文学3 科学・医学4 歴史・弁論5 まとめ 総論・概説 古代ギリシ…
ペトラルカの対話篇『わが秘密』は、ペトラルカ自身が書いた序文において、公開意図がないことを明記しています。 「私はこの書によって名誉を望みもしない。そうではなくただ、かつてじかの会話によって一度だけ味わった…
プラトンの作品は、対話篇という形式で書かれている。 おおざっぱにいうと、芝居の脚本のように書かれている。 このことから、プラトンの作品は哲学書にしては読みやすいと思われている。 実際、読みやすい。なぜ読みや…
宗教学入門にあたり、今すぐ読むべしと言われている田川建三『宗教とは何か』。 前回に引き続いて第1章を読んでいきます。 宗教批判をめぐる―宗教とは何か〈上〉 (洋泉社MC新書) posted with ヨメレバ 田川 建三…
プラトンの作品を読むといって、私たちは何を読んでいるのか? この記事は、「古代ギリシアで書かれた哲学書を日本語で読む」。 私たちが手に取る翻訳本は、どういうプロセスで作られるのか? というお話です。 &nb…
よき友は激怒した。かの邪知暴虐な高等遊民を必ず除かねばならぬと決意した。 よき友には文学がわからぬ。よき友は村の牧人である。笛を吹いて、歌を歌って、、、なんかそんな感じで過ごしてきた。 だが邪悪には人一倍敏感であった。 …